FX/為替「FRB利上げドルは上昇!?一筋縄ではいかない政策金利発表」まんが!週刊FX 2022年6月17日号

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FX/為替「FRB利上げドルは上昇!?一筋縄ではいかない政策金利発表」まんが!週刊FX 2022年6月17日号

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と~っても忙しい人に、まんがでお届けするFX。
今回おさえておきたいネタはこれだ!

制作・編集:外為どっとコム総合研究所

目次

金融政策発表で当該通貨は大きく動くことも
金融政策発表で見るべきものとは?
声明文や記者会見から未来を推測する!
今回のまとめ

 

金融政策発表で当該通貨は大きく動くことも

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(書き書き…)
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ピザちゃん、新しいピザのトッピングでも考えているのかい?
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それもいいですね!でも、それはあとにします!!
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ではなにをしているのだ?
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じゃーん!先週、今週と各国の政策金利発表があったので、この前作ったカレンダーに結果を書き込んでいるのです!!

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結果を書き留めるなんて…偉いのだ!!
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でも、気になることがあるんです。たとえば6月7日のオーストラリア準備銀行(RBA)は政策金利を引き上げた(利上げ)ので、豪ドルが買われるのはわかるんです

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?(とりあえず聞いてみるのだ…)
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でも、6月9日の欧州中央銀行(ECB)の会合では利上げされなかったのに、ユーロが買われているんです!

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これおかしくないですか!?
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結果だけを見ているとそうなるのだ
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???結果を見て判断しちゃいけないんですか?
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もちろん結果を見ることは大切なのだ
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ですよね

金融政策発表で見るべきものとは?

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各中央銀行の金融政策発表の際には、他にも注目する点があるのだ!
特に気にすべきものはこの2つなのだ!

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①の「市場予想と結果の差」というのは、予想と結果が大きく違っていると、為替相場も大きく動く傾向があるってことですよね?
それは、経済指標でも同じことが言えるのでわかるのですが、
②の「今後の金融政策の方針」というのはどういうことですか?
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まず、一つずつ説明するのだ
①の「市場予想と結果の差」これはさっきピザちゃんが言っていたRBAの政策金利発表後の豪ドル/円の値動きがまさにそれなのだ
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利上げしたから、豪ドルが買われたんですよね?
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市場の予想を大きく上回る利上げだったのだ!
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そ、そうだったんですか?
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(結果だけしか気にしていなかったな…)
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では②の「今後の金融政策の方針」というのは?
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「今後、金融政策をどうするつもりなのか?」といったヒントを政策金利と一緒に公表される声明文や、中央銀行の総裁(議長)の記者会見の内容から推測するのだ
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す、推測するのは難しそうですね…

声明文や記者会見から未来を推測する!

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そうでもないのだ。例えば、これはRBAの2022年3月と4月の声明文なのだ

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3月の声明文まであった「忍耐強く」の一文が、4月の声明文には「利上げをするための、雇用とインフレ目標を達成できるようにデータを注視する」に変わったのだ。そして、5月からRBAは利上げを始めたのだ!
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それってどういうことですか?
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要するに、これまで頑なに「我慢する」と言っていたのが、「データを見て判断する」と軟化したのだ
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「絶対やらない」から、「やるかもね」に変わったということですね
それは分かりやすいヒントですね!
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たとえば、さっきピザちゃんが疑問に感じていた、ECBの政策金利発表後のユーロ/円の値動き。その時の声明文も見てみるのだ!
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政策金利は市場予想通りに0.00%に据え置きとなったのに、ユーロが買われたときですね!

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あ!7月と9月に利上げするって書いてあります!!
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そうなのだ。さらに、「今後のインフレ次第では利上げ幅を大きくすることもある」とも言っているのだ
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だから、金利が高くなることを見越してユーロが買われたんですね!
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正解なのだ!!
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でも、「予定」とか、「予測」とか、「あり得る」とか、はっきりしない言い回しが多いですね…
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それは、今後の経済活動の状況次第では政策方針が変わることもあるから、断定しないことが多いのだ
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たしかに、未来のことはわからないですね。政策金利発表と声明文の関係が、少しずつ理解出来てきた気がします!!
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では、このチャートはどうかな?

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こ、これは…6月15日のNY時間に発表されたばかりのFOMC前後のドル/円のチャートですね!
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そうなのだ!
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政策金利を発表した直後にはドル/円は上昇(ドル買い)していますが、その後大きく下げていますね
ということは、記者会見で予想外のことがあったということでしょうか?
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鋭い読みなのだ!
パウエルFRB議長の記者会見の内容を抜粋したのだ

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たいしてネガティブな内容には見えませんが…
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「来月は0.5%か0.75%の利上げになる可能性が高い」と言っているのだ
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0.5%でも0.75%でも大きな利上げだと思いますが、それでは足りませんか?
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市場では来月も0.75%利上げを既に織り込んでいたのだ。そこに「0.5%の可能性」と言われると…
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確かに!「思っていたほど強気(タカ派)じゃない」って思います!
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パウエルFRB議長の記者会見を受けてドル円は、「予想が強気すぎて、実(じつ)が付いてこなかった際の典型的な動き」となったのだ
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結果だけではなく、「市場がどう予想しているか?」も見ておかないとダメなんですね。勉強になりました!

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[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル FX/為替「FRB利上げドルは上昇!?一筋縄ではいかない政策金利発表」まんが!週刊FX 2022年6月17日号

FX 為替 FRB利上げドルは上昇一筋縄ではいかない政策金利発表

そのためパウエルFRB議長は、0.50ポイントの利上げを継続することが妥当との考えを示している。一方で、0.75ポイント利上げについては「前向きに検討していない」。

6月4日 メスター・クリーブランド連銀総裁 「インフレ低下しなければ9月会合でも0.5%の利上げを支持、低下の証拠あれば0.25%の利上げ支持」6月2日 ブレイナードFRB副議長「一番の課題はインフレ低下」「時間経過とともに経済がある程度冷えると予想」6月2日 デイリー・SF連銀総裁 「政策金利を中立にする必要ある」「年末までに2.5%に引き上げたい」6月2日 ブラード・セントルイス連銀総裁「現在の米国マクロ状況はインフレを巡り、FRBの信頼性を圧迫」6月1日 ボスティック・アトランタ連銀総裁 「今年、インフレが大幅に低下する可能性」「利上げに対する市場の反応は歴史的にも大きかったので、一時停止も良いアイディア」

FOMC(米連邦公開市場委員会)は今夜(日本時間明日未明)、政策金利を発表する。0.5ポイント以上の利上げはほぼ確実で、来月以降の利上げ幅について、パウエルFRB議長の記者会見とFOMC(米連邦公開市場委員会)メンバーの予想を反映するドットチャートに注目。

利上げは、基本的には景気の強さを示し、金利面での投資魅力拡大につながりやすくなるため、一般的に為替市場では「利上げ=通貨高」のシナリオが意識されやすくなります。ドル円相場では円安・ドル高が進みやすいと言えます。

米国の利上げは為替のみならず世界の株式市場や他国の金利、さらには原油や金といった商品市況にも影響を与えます。今回の利上げの狙いは景気の過熱感や金融資産のバブル的な兆候に対する先手と言うより、過度な物価上昇を抑制し景気の大幅な落ち込みを避けることにあります。長きにわたって先進国の物価上昇は緩やかなペースでした。日本にいたってはマイナスに沈んでいくデフレ経済です。これらが一気に反転したことで世界のあらゆる金融市場に動揺が走り、経済指標や中央銀行や政治家と言った要人発言に一喜一憂する展開が続いています。価格変動が大きく先行きの見極めも難しい状況です。

FF金先市場では来年1-3月期に政策金利が4%に達するとの予想が織り込まれている。他方、国債市場では3年債から10年債までが逆イールドとなり、市場が注目する2年債と10年債の利回りが再び逆転している。これらは、FRBの急速な利上げによって、歴史的な物価上昇は抑えられるとの期待を反映しているとともに、景気が悪化するとの懸念も織り込まれているのではないか。

こうした点を踏まえると、現状では、FRBは今回のFOMCでは0.5%の利上げにとどめる可能性の方がやや大きいとみておきたい。しかし、15日のFOMC当日までに金融市場が0.75%の利上げを完全に織り込むことになれば、市場の期待に引きずられる形でFRBは0.75%の利上げを決める可能性が高まるだろう。市場の期待が自己実現的に、FRBを0.75%の利上げへと導くのである。

NY時間6月15日14時(水曜日)にFOMC会合の記者発表要旨が公表され、その後パウエルFRB議長の定例記者会見が予定(同14時半)されています。

パウエルFRB議長は「米国のインフレは極めて高い」と警戒感を強めている。労働市場が「非常にタイトな状態が続いている」ため、労働参加率が回復しないなかで、賃金上昇圧力が増し、インフレ上昇につながっているとの認識を示した。

しかし、今回は景気拡大の持続性に一抹の不安もある中で、インフレ退治を理由に大胆な米利上げが実施されるようだと、米景気への先行き懸念が台頭する可能性も否定できず、それがドル円相場の波乱要因になるかもしれません。米利上げの幅やペースがどのように進むかが、為替(ドル円)相場の行方を決定付けるポイントの1つになりそうです。

次に利上げと為替の関係を考えてみましょう。

こうした点から、政策金利の水準で見れば、現状は利上げ局面の序盤戦であるが、予想ベースで考えれば、つまり、金融市場がFRBのさらなる先行きの利上げ加速を予想し、それが米国長期金利の上昇と対ドルでの急速な円安を促す局面は、既に後半戦には入ってきたのではないか。

5月31日 ウォラー・FRB理事「今後数回の会合で0.50%利上げを支持」5月24日 ジョージ・カンザスシティ連銀総裁「政策金利は8月までに2%前後になると予想」5月20日 カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁「もし長期的を見ればFRBは積極的になる必要ある。」「ソフトランディングを成功させる確率は分からない」5月19日 ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁 「6月と7月に0.50%の利上げを望む」「今年のGDP成長率は3%前後を予想」5月18日 エバンス・シカゴ連銀総裁 「年末までに金利を中立水準まで引き上げたい」「2〜2.5%の範囲が中立と見られる」5月18日 パウエル・FRB議長「必要であれば中立以上に金利引き上げを躊躇しない」「多数のメンバーが今後2回の会合で0.50%の利上げ支持」

FRBは強気だ。中立金利(以上)まで利上げしてインフレ率を目標値内に封じ込めながらも、経済成長はトレンドより高く、完全雇用も維持できると考えている。しかし、その見通しには、経済成長率は徐々に減速していくなかで物価は大幅に上昇していくという「スタグフレーション」のサインが現れているのだ。

この期間のドル円相場(月末終値ベース)は2004年6月の1ドル=108円台から一時は102円台まで円高・ドル安が進みましたが、その後は緩やかにドル買いが優勢となり、05年11月には120円近辺まで円安・ドル高が進む場面もありました。利上げが打ち止めとなった06年6月は114円台でした。この期間は一般的な為替のセオリーとされる「利上げ=通貨高」の関係が成り立ったと言えます。

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