[ユーロ米ドル]ECBのタカ派政策とそのリスク
(ユーロ米ドル日足)

週明け東京市場でユーロドルは1.0473まで下落。週末に行われたフランスの国民議会決選投票でマクロン大統領率いる与党連合が議席を大きく減らしたことにより売りが先行。しかし、その後は買い戻しが入り1.0542まで反発。欧州勢は売りから入ったものの、ポルトガル中銀総裁やカザークス・ラトビア中銀総裁のタカ派発言を受け東京の高値を上回る1.0545まで上昇。しかしNY市場が休場ということもあり買いは続かず失速。その後ラガルド総裁が「7月会合で0.25%の利上げを予定」「インフレ見通し次第では9月により大きな利上げが適切になる」などと発言したが既に市場は織り込んでいたこともあり、寧ろ利食い売りなどが入ると1.0498まで押し戻されて引けている。
積極的な利上げはユーロ買いに繋がるものの南欧諸国にとっては厳しい状況となることからリスクへの警戒感がユーロの上値を抑える。
ユーロドル予想レンジ:1.0550~1.0450(50%)
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