[全般]NY市場休場で様子見姿勢
昨日はNY市場が休場ということもあり相場全般に小動きとなった。
週明け東京市場ではユーロ売りが先行。週末に行われたフランスの国民議会決選投票でマクロン大統領率いる与党連合が議席を大きく減らしたことによりユーロドルは1.0473まで下落。ドル全般に買いが強まりドル円は135円43銭まで買われた。しかし、日経平均株価が急落するとリスクオフの円買いが強まり134円68銭まで下落した。ドル売りの動きが活発となる中でユーロも反発。欧州市場に入ったところでポルトガル中銀総裁やカザークス・ラトビア中銀総裁のタカ派発言を受けユーロは1.0545まで上昇。
また、ラガルドECB総裁が「7月会合で0.25%の利上げを予定」「インフレ見通し次第では9月により大きな利上げが適切になる」などと発言。しかし、NY市場が休場の中でポジション調整の売りが強まると1.0498まで押し戻されている。
ドル円も欧州市場で134円54銭を付けた後はドル買い戻しの動きが強まり135円付近で引けるなど、相場全般に方向感の乏しい動きとなった。
今日の連休明けNY市場では米長期金利や株式市場の動向が注目される。
先週末に米長期金利は3.2%台で一先ず落ち着きを取り戻したが、再び積極的な引き締めを背景に3.5%近くまで上昇が始まればドル買いが先行する可能性は高い。
一方、NY株式市場は引き締めへの警戒感により再び下落幅を拡大するようならリスクオフの円買いが強まることになる。
反対に、金利が低下傾向になればその真逆の動きが予想される。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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