FX/為替予想「ドル円はお盆までは『夏の円高』、その後は貿易収支がカギ。米中緊張で株安となる場合はリパトリのドル買いも」8月3日(水)野村雅道

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FX/為替予想「ドル円はお盆までは『夏の円高』、その後は貿易収支がカギ。米中緊張で株安となる場合はリパトリのドル買いも」8月3日(水)野村雅道

【外為マーケットビュー】

動画配信期間:2022/8/3~2022/8/17

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nomura.jpg野村雅道
FX湘南投資グループ代表 1979年東京大学教養学部を卒業後、東京銀行(現三菱UFJ銀行)入行。82年ニューヨーク支店にて国際投資業務(主に中南米融資)、外貨資金業務に従事。85年プラザ合意時には本店為替資金部でチーフディーラーを務める。 87年米系銀行へ転出。外資系銀行を経て欧州系銀行外国為替部市場部長。外国為替トレーディング業務ヴァイスプレジデントチーフディーラーとして活躍。 財務省、日銀および日銀政策委員会などの金融当局との関係が深く、テレビ・ラジオ・新聞などの国際経済のコメンテイターとして活躍中。為替を中心とした国際経済、日本経済の実践的な捉え方の講演会を全国的に行っている。現在、FX湘南投資グループ代表。
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そのほか、地政学リスクや各国の貿易政策なども重要な要素となる。たとえば、世界のどこかでテロや戦争が起きたとき、世界貿易摩擦が高まった時などでリスクオフ時には円高になるなど為替が動くことが多い。

サンフランシスコ連銀のデーリー総裁はリンクトインのインタビューで、「われわれは良いスタートを切った。これまでに達成してきたことに非常に満足している」としつつ、「インフレははるかに高すぎる。われわれは物価安定の達成をなお強く決意しており、完全に団結している。物価安定は9.1%のインフレではなく、2%に近いインフレを意味する。従って、道のりはまだ長い」と述べ、引き続きインフレの抑制に全力で取り組む姿勢を見せています。また、シカゴ連銀のエバンス総裁も2日記者団に、9月のFOMC会合で決定する利上げ幅について、「50ベーシスポイントが妥当な判断となり得るまでに十分な時間があると思われるが、75bpでも問題ないかもしれない」と述べました。この2名の発言が、ハト派寄りの観測を強めていた市場に大きなインパクトを与えました。特に債券市場では債券が大きく売られ、長期金利は一時2.77%台と、前日比20ベーシスも上昇する場面がありました。株式市場でもダウは400ドルを超える下げとなり、ドル円はNY時間だけも2円50銭以上もドル高に振れています。これまでも述べてきましたが、FRBはインフレがピークアウトしたという「明確で、説得力のあるエビデンス」を手にするまでは金融引き締めの手綱を緩めることはないということです。今後も雇用統計を始め、インフレ関連指標の発表には十分注意が必要です。

2日の東京市場でユーロドルは上昇後反落。

為替相場は、投機筋と実需筋が存在するマーケットである。実際に外貨両替が必要で為替取引を行う必要がある実需筋の動向を知ることが為替変動を予想する手助けとなる。実需筋の動きがあるからこそ為替には季節要因があると言われている。

各国の通貨政策や金利動向も大切だ。グローバルな投資資金は少しでも利回りの高いところに集まりやすい。米国の金利が日本より高ければ、資金は日本円から米ドルに向かい、ドル高・円安になりやすい。特に、米国の政策金利や通貨政策を決める米連邦準備制度理事会 (FRB) の米連邦公開市場委員会 (FOMC) や日銀の金融政策決定会合における発言や内容が為替相場で重要なイベントとなる。

FRBや日銀などは金利水準を判断するにあたり、雇用統計や賃金、物価統計などを重視している。米国の雇用統計や物価統計といった経済指標の発表には為替関係者の注目が集まる。雇用統計後に為替が大きく動くことが多いのはそのためだ。

3月上旬まで1ドル115円前後で推移していた為替相場は、その後円安方向へ大きく変動しました。4月下旬には、一時1ドル131円台と約20年ぶりの水準を記録したのです。5月には円安にややブレーキがかかりましたが、6月初旬でも1ドル129円台と円安が続いています。

為替相場が円高ドル安方向に転じるのは、早くても2022年(令和4年)秋以降と見られています。FRBは、数回にわたる金利引き上げを検討しています。2022年(令和4年)秋頃には、景気に対して中立的な「中立金利」の水準に達する見込みです。その後は利上げも緩やかになり、徐々に円安に歯止めがかかるでしょう。

外貨預金では海外の高金利を享受できるほか、円安になれば為替差益が得られます。長期的な運用をすれば、為替リスクを抑えながら資産を増やすことも可能です。

日米の金利差が拡大すれば、円を売ってドルを買う動きが強まります。投資家は金利の高いドルで資金を運用して、利益を得ようと考えるからです。こうして円安が進みました。

上でも述べたように、本日は台湾に関する情報と中国の動きに関心が集まります。このままドル円が元の鞘に戻る可能性は、「130円割れは簡単ではない」ことが確認されたものの、現時点は低いでしょう。ペロシ訪台が無事終われば、やや落ち着きを取り戻すとみられますが、寝苦しい夏はまだ半分です。今後も熱い相場展開は続くと覚悟すべきです。

本日のドル円は132円50銭〜134円30銭といったところでしょうか。

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