FX「夏の円高でペソ円下落も郷里送金でペソを支える。最強通貨維持。来週は政策金利決定」メキシコペソ見通し

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FX「夏の円高でペソ円下落も郷里送金でペソを支える。最強通貨維持。来週は政策金利決定」メキシコペソ見通し

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総括

FX「夏の円高でペソ円下落も郷里送金でペソを支える。最強通貨維持。来週は政策金利決定」メキシコペソ見通し

予想レンジ 6.3-6.8

 (ポイント)
*ペソ円下落も年初来最強通貨維持
*海外(米国)からのメキシコへの仕送りは絶好調
*2Q・GDPは予想を上回ったが、信頼感指数や製造業PMIは悪化
*8月11日も利上げ観測あるが大統領はこれ以上の利上げに懸念
*政策金利は前回で9会合連続利上げで7.75%(0.75%引き上げ)
*来年のメキシコの成長見通しを下方修正する機関あり
*ムーディーズは格下げ、S&Pは見通し引き上げ
*USMCAでメキシコ産業国営化が訴えられる
*7月のペソ円は6か月ぶり陰線
*自動車生産、鉱工業生産、小売売上は改善
*7月前半消費者物価上昇
*7月のペソ安は、IMFの債務危機警告から始まった

(夏の季節的需給での円買いが続き、ペソ円は下落)
 夏の季節的需給での円買いが続き、ペソ円は下落、ただ年初来では最強通貨維持(年初来16.58%高)。

(2Q・GDPは予想を上回るも、他の指標は悪化)
 2Q・GDPは前期比1.0%増と予想を上回る伸びとなった。予想は0.8%増。プラス成長は3四半期連続。前年同期比では2.1%増だった。サービス業を含む第3次産業が、前期比1%増加した。観光業が回復を主導した。農業、漁業、林業などの第1次産業と、製造業などの第2次産業はともに0.9%増だった。米国の外需がメキシコ製造業に追い風になっている。しかし、米国の景気後退の可能性が高まっていることが、メキシコの成長見通しへの重要なリスクと指摘されている。世界的な不確実性の高まりも、企業の景況感を悪化させ、投資は今後も経済成長の足を引っ張るだろう。

*悪化した指標
・7月企業信頼感指数51.2(前月51.7)
・7月製造業PMI 48.5(前月52.2)
・7月消費者信頼感指数 41.3(前月439

(仕送り好調)
 6月のメキシコへの送金額が前年同月比15.6%増の51億5300万ドルになった。主な出稼ぎ先である米国の雇用環境は堅調さを維持しており、母国のメキシコに住む家族への送金が増えた。
前年同月を上回るのは26カ月連続だった。1~6月の送金額は275億6500万ドルと前年同期比で16.6%増加し、半期として過去最高を更新した。
米国の低失業率を背景にメキシコへの送金は増え続けてきた。ただ米国の2Q・GDPが2四半期連続のマイナスとなり、米経済の先行きは不透明さを増している。メキシコへの送金額はすでに歴史的な高水準で推移しており、今後の伸びは停滞する可能性がある。来週は7月消費者物価と政策金利の決定がある。高インフレ懸念で政策金利は0.75%引き上げの予想だ。

(来年は悲観的、BOA)
 ムーディーズに続きBOAも、メキシコ経済の2023年の成長率見通しを、米国の景気後退の可能性を考慮して1%から0%に引き下げた。パンデミックによる制限が緩和されて以来、メキシコ経済はペースを取り戻すのに苦労しており、将来の成長見通しは金利の上昇とインフレの急上昇によって打撃を受けている。
 また、エネルギー関連の違反でメキシコを非難する米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)をめぐる現在の論争に、下振れの国内リスクとした。 ただ、2022 年の成長率は 1.7% から 1.9% に引き上げると予測している。

メキシコ中銀の最近の世論調査では、2023 年の成長予測は 1.9% から 1.6% に低下しした。

テクニカル分析

ボリバン3σ下限から反発も8月4日の上ヒゲ長い。まだボリバン下位

 日足、ボリバン3σ下限、雲の下から反発。ただ8月4日の上ヒゲが長い。8月2日-3日の上昇ラインがサポート。7月27日-8月4日の下降ラインが上値抵抗。5日線、20日線下向き。ボリバン下位。
 週足、 7月18日週-25日週の下降ラインが上値抵抗。3月7日週-8月1日週の上昇ラインがサポート。ボリバン中位を下抜くが戻す。
 月足、7月は6か月ぶり陰線。6月-7月の上昇ラインを下抜く。21年11月-22年3月の上昇ラインがサポート。6月-7月の下降ラインが上値抵抗。ボリバン2σ上限下抜く。
 年足、2021年は陽転。20年-21年の下降ラインが上値抵抗だが上抜く。20年-21年の上昇ラインがサポート。

VAMOS MEXICO

ニエト前大統領をマネーロンダリングの疑いで逮捕

 メキシコの司法長官室は8月2日、エンリケ・ペーニャ・ニエト前大統領に不当利得やマネーロンダリングの疑いがあると発表した。「今後数か月以内に起訴される可能性がある」という調査が開始され。財務省によると、ニエト前大統領は 100 万ドルを超える国際不正送金の疑いがある。現在スペインのマドリッドに拠点を置くニエト氏は、2012 年から 2018 年まで大統領を務め、違法行為を否定している。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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FX「夏の円高でペソ円下落も郷里送金でペソを支える

FX「夏の円高でペソ円下落も郷里送金でペソを支える。最強通貨維持。来週は政策金利決定」メキシコペソ見通し 予想レンジ 6.3-6.8 (ポイント)*ペソ円下落も年初来最強通貨維持*海外(米国)からのメキシコへの仕送りは絶好調*2Q・GDPは予想を上回ったが、信頼感指数や製造業PMIは悪化*8月11日も利上げ観測あるが大統領はこれ以上の利上げに懸念*政策金利は前回で9会合連続利上げで7.75%(0.75%引き上げ)*来年のメキシコの成長見通しを下方修正する機関あり*ムーディーズは格下げ、S&Pは見通し引き上げ*USMCAでメキシコ産業国営化が訴えられる*7月のペソ円は6か月ぶり陰線*自動車生産、鉱工業生産、小売売上は改善*7月前半消費者物価上昇*7月のペソ安は、IMFの債務危機警告から始まった(夏の季節的需給での円買いが続き、ペソ円は下落) 夏の季節的需給での円買いが続き、ペソ円は下落、ただ年初来では最強通貨維持(年初来16.58%高)。(2Q・GDPは予想を上回るも、他の指標は悪化) 2Q・GDPは前期比1.0%増と予想を上回る伸びとなった。予想は0.8%増。プラス成長は3四半期連続。前年同期比では2.1%増だった。サービス業を含む第3次産業が、前期比1%増加した。観光業が回復を主導した。農業、漁業、林業などの第1次産業と、製造業などの第2次産業はともに0.9%増だった。米国の外需がメキシコ製造業に追い風になっている。しかし、米国の景気後退の可能性が高まっていることが、メキシコの成長見通しへの重要なリスクと指摘されている。世界的な不確実性の高まりも、企業の景況感を悪化させ、投資は今後も経済成長の足を引っ張るだろう。*悪化した指標・7月企業信頼感指数51.2(前月51.7)・7月製造業PMI 48.5(前月52.2)・7月消費者信頼感指数 41.3(前月439(仕送り好調) 6月のメキシコへの送金額が前年同月比15.6%増の51億5300万ドルになった。主な出稼ぎ先である米国の雇用環境は堅調さを維持しており、母国のメキシコに住む家族への送金が増えた。前年同月を上回るのは26カ月連続だった。1~6月の送金額は275億6500万ドルと前年同期比で16.6%増加し、半期として過去最高を更新した。米国の低失業率を背景にメキシコへの送金は増え続けてきた。ただ米国の2Q・GDPが2四半期連続のマイナスとなり、米経済の先行きは不透明さを増している。メキシコへの送金額はすでに歴史的な高水準で推移しており、今後の伸びは停滞する可能性がある。来週は7月消費者物価と政策金利の決定がある。高インフレ懸念で政策金利は0.75%引き上げの予想だ。(来年は悲観的、BOA) ムーディーズに続きBOAも、メキシコ経済の2023年の成長率見通しを、米国の景気後退の可能性を考慮して1%から0%に引き下げた。パンデミックによる制限が緩和されて以来、メキシコ経済はペースを取り戻すのに苦労しており、将来の成長見通しは金利の上昇とインフレの急上昇によって打撃を受けている。 また、エネルギー関連の違反でメキシコを非難する米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)をめぐる現在の論争に、下振れの国内リスクとした。 ただ、2022 年の成長率は 1.7% から 1.9% に引き上げると予測している。メキシコ中銀の最近の世論調査では、2023 年の成長予測は 1.9% から 1.6% に低下しした。

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