ドル・円は底堅い値動きか、米引き締め期待継続で上昇基調を維持

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ドル・円は底堅い値動きか、米引き締め期待継続で上昇基調を維持

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欧米市場オープニングコメント

「ドル・円は底堅い値動きか、米引き締め期待継続で上昇基調を維持」
 19日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。足元の上昇ピッチが速く、利益確定売りが予想される。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)による引き締め期待は継続し、長期金利の先高観からドルは上昇基調を維持しそうだ。
 18日発表された米フィラデルフィア連銀製造業景気指数は予想外に強く、減速懸念は一服した。また、ブラード米セントルイス連銀総裁が利上げ幅縮小に否定的な見解を述べ、米金利を押し上げた。さらに欧州通貨売りが強まり、ユーロ・ドルは1.01ドルを割り込み、ドル・円は136円を目指す展開となった。本日アジア市場で米金利高を背景にドル買いが続き、ドル・円は節目の136円を上抜けた。
 この後の海外市場は米金融引き締め期待が続く。ユーロ圏や英国の先行き不透明感で欧州通貨は引き続き売られやすく、ドル選好地合いが見込まれる。また、バーキン米リッチモンド連銀総裁からタカ派的な姿勢が示されれば、金利高を手がかりとしたドル買いが強まる可能性があろう。ドル・円は前週から133円台で停滞していたが、今週に入り心理的節目の135円を突破。上昇ピッチは速いものの弾みがつき、137円が視野に入りそうだ。

通貨別分析

 

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[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル ドル・円は底堅い値動きか、米引き締め期待継続で上昇基調を維持

従って ドル円はしばらく横ばい圏に留まると見込まれる

為替市場では、RBAのガイダンス修正を受けて早期利上げ観測が浮上し、豪ドルの対米ドル相場は2021年6月以来の高値水準である1豪ドル=0.76米ドル近辺へ上昇しました(図3)。加えて、主要通貨に対する円安基調が強まっていることもあり、豪ドルの対円相場は2015年7月以来となる1豪ドル=93円台へ上昇が進んでいます(図6)。

こうした市場参加者の豪ドル相場への強気見通しの背景には、上述のRBAの利上げ期待に加えて、上昇基調を強める資源価格の要因があると考えられます。

「ドル・円は底堅い値動きか、米引き締め期待継続で上昇基調を維持」 19日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。足元の上昇ピッチが速く、利益確定売りが予想される。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)による引き締め期待は継続し、長期金利の先高観からドルは上昇基調を維持しそうだ。 18日発表された米フィラデルフィア連銀製造業景気指数は予想外に強く、減速懸念は一服した。また、ブラード米セントルイス連銀総裁が利上げ幅縮小に否定的な見解を述べ、米金利を押し上げた。さらに欧州通貨売りが強まり、ユーロ・ドルは1.01ドルを割り込み、ドル・円は136円を目指す展開となった。本日アジア市場で米金利高を背景にドル買いが続き、ドル・円は節目の136円を上抜けた。 この後の海外市場は米金融引き締め期待が続く。ユーロ圏や英国の先行き不透明感で欧州通貨は引き続き売られやすく、ドル選好地合いが見込まれる。また、バーキン米リッチモンド連銀総裁からタカ派的な姿勢が示されれば、金利高を手がかりとしたドル買いが強まる可能性があろう。ドル・円は前週から133円台で停滞していたが、今週に入り心理的節目の135円を突破。上昇ピッチは速いものの弾みがつき、137円が視野に入りそうだ。

しかし、今回は景気拡大の持続性に一抹の不安もある中で、インフレ退治を理由に大胆な米利上げが実施されるようだと、米景気への先行き懸念が台頭する可能性も否定できず、それがドル円相場の波乱要因になるかもしれません。米利上げの幅やペースがどのように進むかが、為替(ドル円)相場の行方を決定付けるポイントの1つになりそうです。

最後に、過去の直近2度の米利上げ局面(2004年6月~06年6月と15年12月~18年12月)におけるドル円相場はどうなったのか見ておきましょう。

この期間(15年12月~18年12月)のドル円相場(月末終値ベース)は、1ドル=120円台から円高・ドル安が進行し16年には100円前後まで円高が進む場面もありました。利上げを停止した時点でも109円台で開始時点よりも円高水準になりました。

従って、ドル円はしばらく横ばい圏に留まると見込まれる。その後はウクライナ情勢が鎮静化すれば、米景気・物価の不透明感が次第に緩和、金融引き締めの予見性が高まり、米景気回復期待が持ち直すことで夏場頃から円安ドル高基調が再開すると見ている。ただし、その後も米景気減速懸念がたびたび台頭することなどから、円安ドル高は緩やかなペースに留まると見ている。

利上げは、基本的には景気の強さを示し、金利面での投資魅力拡大につながりやすくなるため、一般的に為替市場では「利上げ=通貨高」のシナリオが意識されやすくなります。ドル円相場では円安・ドル高が進みやすいと言えます。

また、今回のRBA理事会の声明文の中でも、「豪ドル相場は貿易加重ベースでは1年前近辺の水準にある」との現状追認の言及に留まるなど、豪ドル高に対するRBAの警戒感は依然として高まっていない模様です。

本来であれば、日米金利差の拡大はドル投資の相対的な妙味向上を意味するため、ドル円に対しては円安ドル高に働く。また、市場でも一般的に「日米金利差拡大=円安ドル高要因」と見なされている。しかしながら、今回はこの公式が当てはまっておらず、ドルの上値は重い。

ここで市場参加者の為替見通しを確認してみると、2022年末の豪ドル相場(対米ドル)は概ね0.73~0.80米ドルのレンジ(中央値は0.76米ドル、最頻値は0.78米ドル)で予想されており、年後半に向けて豪ドル相場の底堅い値動きを見込む見方が少なくありません(図7)。

足元では、欧米によるSWIFT(国際決済ネットワーク)からのロシア排除もあって流動性への懸念が燻っているとみられ、流動性確保のためのドル買いがやや入りやすくなっている模様だ。実際、円を元手にドルを調達する際の上乗せ金利を示す「ドル円ベーシススワップ」は2月以降やや上昇している。

なお、今後仮にウクライナ情勢がさらに悪化して、市場の流動性低下への懸念がさらに高まる場合にも、流動性確保の動きによってドル高が進むと考えられるが、あまりに事態が悪化すれば、FRBの金融引き締め観測の低下がドル売り材料になってくるため、ドル高の持続性は期待できない。

この期間のドル円相場(月末終値ベース)は2004年6月の1ドル=108円台から一時は102円台まで円高・ドル安が進みましたが、その後は緩やかにドル買いが優勢となり、05年11月には120円近辺まで円安・ドル高が進む場面もありました。利上げが打ち止めとなった06年6月は114円台でした。この期間は一般的な為替のセオリーとされる「利上げ=通貨高」の関係が成り立ったと言えます。

このようにみていくと、利上げに動くことはその国の通貨高を誘う要因が相対的に多くなり、ドル円相場では相対的に円安・ドル高への圧力が強まりそうにもみえます。しかし、今回の米利上げは供給制約も一因と言われるインフレの退治に向けた利上げの側面の強さも見え隠れします。拙速な利上げが米景気に悪影響を及ぼすようだと、「利上げ=通貨高」という教科書的なシナリオが簡単には進まない展開も想定されそうです。

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