異例の大雨 農地復旧遅れる北東北

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異例の大雨 農地復旧遅れる北東北
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異例の大雨 農地復旧遅れる北東北

一連の大雨で秋田県では19日現在、水稲だけで1223ヘクタールが浸水・冠水などした。中でもJA秋田たかのす管内の被害は水稲、大豆など668ヘクタールに及び、被害額は約2億円としている。 JA管内の北秋田市で水稲72ヘクタール、大豆12ヘクタールなどを経営する坊沢営農組合では、3、10、14日と3度にわたって冠水。被害は水稲と大豆計20ヘクタールに及んだ。 田畑には今も流木が横たわる。同組合の戸嶋延廣総務部長は「被災農地の収量は水稲が6割、大豆は3割程度ではないか」とみる。 同組合では、雨が続いたためカメムシやいもち病の防除が十分にできていない。日照時間も短いため県病害虫防除所は、いもち病への警戒を呼びかける。 戸嶋部長は資材高騰下で大幅な収量減少が見込まれることから、「泣きっ面に蜂だ」と肩を落とす。

今夏は、連日全国どこかで大雨が降る異例の天候が続く。特に北東北では8月に入ってから大雨が頻発。リンゴや水稲、大豆などの冠水被害が相次いだ。雨が続いていることで片付けや復旧が遅れている。防除作業もままならず、日照不足なども相まって、今後の病害発生も懸念されている。 日本一のリンゴ産地、青森県弘前市。水木太大さん(69)のリンゴ園では、川沿いの2ヘクタールが8月に入ってから2度水没した。泥水に漬かったリンゴが腐り落果を始めている。今年この園地からの収量は皆無だという。 ようやく晴れ間がのぞいた19日は腐敗リンゴや木に付いたごみを取り除く作業に追われた。今後、木の洗浄や薬剤散布に着手する。妻の弦子さんは「来年の花芽のためにもできることをやっておかないと」と作業を急ぐ。 気象庁によると、1~18日の弘前の雨量は平年の6倍に当たる451ミリ。30ミリを超えた日も7日間あった。県りんご協会は被害面積を調査中としながらも「9年前の水害を上回る500ヘクタール超の規模になるのでは」とみる。 同市の吉崎真武さん(36)の園地では19日、JAつがる弘前の職員や地域住民らが後片付けを手伝った。JAの對馬郁夫参事は「現場で可能な限り生産者に寄り添うことで、生産意欲が失われないようにしたい」と強調。吉崎さんは「天気には勝てない。しっかりしたリンゴを作ることで、恩返しとしたい」と語った。 県によると、冠水していなくても、雨により黒星病などの防除が遅れている園地もある。県は可能なタイミングでの防除を呼びかける。

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