FX「政策金利は据え置き予想だが、大統領の意向次第。NATOのトルコがSCOに加盟表明で対米緊張強まる」トルコリラ見通し

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FX「政策金利は据え置き予想だが、大統領の意向次第。NATOのトルコがSCOに加盟表明で対米緊張強まる」トルコリラ見通し

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総括

FX「政策金利は据え置き予想だが、大統領の意向次第。NATOのトルコがSCOに加盟表明で対米緊張強まる」トルコリラ見通し

(通貨最下位、株価首位)   
予想レンジ トルコリラ/円7.3-8.3

(ポイント)
*今週は政策金利の発表、13%に据え置きか
*7月鉱工業生産と小売売上は減速
*中期経済計画が打ち立てられた
*対米関係の緊張は続く
*SCO加盟を宣言
*7月失業率は10.1%へ改善
*7月経常収支は赤字が継続
*米国からミサイル購入が暗礁に
*8月自動車生産は縮小
*2Q・GDPは7.6%と高成長
*7月の製造業PMIは悪化
*トルコの預金はリラよりも外貨が多いがその差はリラ化政策で縮小
*来年は大統領選挙、エルドアン大統領の支持率は低下
*トルコは西側のロシア制裁に加わらず
*フィッチとS&Pが格下げ
*観光収入は増える
*トルコ実業界はリラの対ドルレートを9から14の間で推移することを望む

(トルコリラは若干、底堅い)
先週は12通貨中3位、今月はここまで4位と、いつになく底堅い。株価指数(イタンブール100)は72.24%高。2Q・GDPは前年比7.6%増。ただインフレは8月で80.21%上昇。10年国債は11.66%。

(7月鉱工業生産、小売売上は、強くはない)
7月鉱工業生産は前年比2.4%増で6月の8.8%から減速。小売売上も前年比2%増であったが6月の5.4%から減速した。経済指標は全体では強くはない。

(今週は政策金利の発表)
 その中で、今週は政策金利の発表だが13%に据え置くとの見方が大勢だ。中銀はインフレ高進にもかかわらず、景気減速を理由に先月に市場の意表を突いて利下げし、幅も1%ポイントと大幅だった。ただ、経済指標が弱含んでいることや、大統領の指示で利下げも視野に入れたい。

(2023~2025年の経済中期計画)
トルコ政府は9月5日、2023~2025年の経済についての「中期計画」を発表した。ネバティ財務相は、同計画は「トルコの経済モデル」を中核に据えたもので、高付加価値生産、生産性、輸出増加によって経常赤字の改善を確実にすることを目的とし、財政規律を損なわないものだと述べた。
 「トルコの経済モデル」とは、低金利政策によって投資、生産、雇用、輸出を優先し、経済成長を促進させるというエルドアン大統領の考えによるものだ。

 2022年末のGDP成長率を5.0%と予測、2025年までの年平均成長率の目標を5.3%とした。また、1人当たり所得は2023年に1万ドルを超えることを目標とした。インフレ率に関しては、2022年末時点の見込みを前年比655とし、2025年には1桁台へ抑えることを目標とした。失業率も2024年には1桁台に改善することを目標としている。

経常収支の赤字は、2022年には473億ドル(GDP比5.9%)の水準に達するが、2023年に220億ドル(同2.55)へ減少させることを目標としている。一方、財政赤字については、 2022年末予測の4,612億リラから、2023年には6,590億リラに膨れ上がる見込みだ。

(トルコへのガス供給、25%がルーブルで支払いへ=プーチン大統領)
ロシアのプーチン大統領は、トルコへのロシア産ガス供給の25%がルーブルで支払われることになると述べた。

テクニカル分析(トルコリラ/円)

ボリバン3σ上限まで上昇後、小反落、5日線下向き

 日足、ボリバン3σ下限からゆっくり反発し3σ上限に達する。雲の上に出た。ただ達成感もあり反落。9月15日-19日の上昇ラインがサポート。9月16日-19日の下降ラインが上値抵抗。5日線下向き、20日線上向き。
 週足、小幅ながらも5週連続陽線。ただまだボリバン中位。8月29日週-9月5日週の上昇ラインがサポート。6月27日週-9月5日週の下降ラインが上値抵抗。
 月足、22年5月-7月の下降ラインが上値抵抗を上抜く。21年12月-22年8月の上昇ラインがサポート。21年3月-9月の下降ラインが上値抵抗。
年足、7年連続陰線。22年は一時寄り引き同時に近づいたが、また円に引き離される。18年-21年の下降ラインが上値抵抗。

メルハバ

トルコは上海協力機構=SCOへの加盟を求めている

 エルドアン大統領はSCOに加盟することが目標だと表明した。NATO に対抗と見なされているSCO は、これまでも共同軍事演習を行ってきた。しかしSCOは、NATO 同盟に似た正式な防衛同盟でも、EU に似た公式の経済同盟でもないと大統領は発言した。 また大統領は、トルコとロシアは、トルコ南部で建設中のアックユ原子力発電所をめぐる論争を解決する合意に達したと語った。
 この話が本格化すれば、また米国やNATOとの軋轢が強まりそうだ。

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FX「政策金利は据え置き予想だが 大統領の意向次第

FX「政策金利は据え置き予想だが、大統領の意向次第。NATOのトルコがSCOに加盟表明で対米緊張強まる」トルコリラ見通し (通貨最下位、株価首位)予想レンジ トルコリラ/円7.3-8.3(ポイント)*今週は政策金利の発表、13%に据え置きか*7月鉱工業生産と小売売上は減速*中期経済計画が打ち立てられた*対米関係の緊張は続く*SCO加盟を宣言*7月失業率は10.1%へ改善*7月経常収支は赤字が継続*米国からミサイル購入が暗礁に*8月自動車生産は縮小*2Q・GDPは7.6%と高成長*7月の製造業PMIは悪化*トルコの預金はリラよりも外貨が多いがその差はリラ化政策で縮小*来年は大統領選挙、エルドアン大統領の支持率は低下*トルコは西側のロシア制裁に加わらず*フィッチとS&Pが格下げ*観光収入は増える*トルコ実業界はリラの対ドルレートを9から14の間で推移することを望む(トルコリラは若干、底堅い)先週は12通貨中3位、今月はここまで4位と、いつになく底堅い。株価指数(イタンブール100)は72.24%高。2Q・GDPは前年比7.6%増。ただインフレは8月で80.21%上昇。10年国債は11.66%。(7月鉱工業生産、小売売上は、強くはない)7月鉱工業生産は前年比2.4%増で6月の8.8%から減速。小売売上も前年比2%増であったが6月の5.4%から減速した。経済指標は全体では強くはない。(今週は政策金利の発表) その中で、今週は政策金利の発表だが13%に据え置くとの見方が大勢だ。中銀はインフレ高進にもかかわらず、景気減速を理由に先月に市場の意表を突いて利下げし、幅も1%ポイントと大幅だった。ただ、経済指標が弱含んでいることや、大統領の指示で利下げも視野に入れたい。(2023~2025年の経済中期計画)トルコ政府は9月5日、2023~2025年の経済についての「中期計画」を発表した。ネバティ財務相は、同計画は「トルコの経済モデル」を中核に据えたもので、高付加価値生産、生産性、輸出増加によって経常赤字の改善を確実にすることを目的とし、財政規律を損なわないものだと述べた。 「トルコの経済モデル」とは、低金利政策によって投資、生産、雇用、輸出を優先し、経済成長を促進させるというエルドアン大統領の考えによるものだ。 2022年末のGDP成長率を5.0%と予測、2025年までの年平均成長率の目標を5.3%とした。また、1人当たり所得は2023年に1万ドルを超えることを目標とした。インフレ率に関しては、2022年末時点の見込みを前年比655とし、2025年には1桁台へ抑えることを目標とした。失業率も2024年には1桁台に改善することを目標としている。経常収支の赤字は、2022年には473億ドル(GDP比5.9%)の水準に達するが、2023年に220億ドル(同2.55)へ減少させることを目標としている。一方、財政赤字については、 2022年末予測の4,612億リラから、2023年には6,590億リラに膨れ上がる見込みだ。(トルコへのガス供給、25%がルーブルで支払いへ=プーチン大統領)ロシアのプーチン大統領は、トルコへのロシア産ガス供給の25%がルーブルで支払われることになると述べた。

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