FX/為替予想「利上げで政策金利は9%台に!?景気に悪影響を与えかねない水準に・・・」2022/9/23 知っトク!メキシコペソ

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FX/為替予想「利上げで政策金利は9%台に!?景気に悪影響を与えかねない水準に・・・」2022/9/23 知っトク!メキシコペソ

執筆:外為どっとコム総合研究所 神田 卓也

メキシコ中銀は来週29日に追加利上げを発表する可能性が高い。米連邦公開市場委員会(FOMC)の75bp利上げに追随すると見られ、メキシコの政策金利は8.50%から9.25%へと引き上げられる見通しだ。予想通りに利上げすれば政策金利がインフレ率(8月:8.7%)を上回り、実質金利はプラス圏に浮上することになる。

米国やユーロ圏など、インフレ抑制に向けて利上げを続けている国・地域は多いが、足元で実質金利のプラス回帰が見込めるのはメキシコだけだろう。この点はメキシコペソの強みになると考えて良さそうだ。

ただ、メキシコの2022年の経済成長率は中銀予測で2.2%、2023年は1.6%にとどまる。利上げによる景気への悪影響が気になり始める金利水準でもあろう。今後発表されるメキシコの経済統計に景気後退の兆候が現れないか警戒しておく必要がありそうだ

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株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。

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FX 為替予想 利上げで政策金利は9台に景気に悪影響を与えかねない水準に

ただ、金融市場では景気後退リスクへの意識が高まっており、経済指標の結果に一喜一憂する動きが強まっています。この状況下で、FOMC参加者(投票権あり)の中で、ハト派的と言われるアトランタ連銀のボスティック総裁は、6・7月に50bpの利上げを実施した後、9月は金利上昇による影響を見極めるために金利を据え置く可能性があると発言(5月24日)したことは注目されます。経済統計に加え、FRB要人の9月以降の政策金利見通しに関わる発言を当面、注視する必要があります。

日銀は2022年(令和4年)4月の金融政策決定会合で、金融緩和の効果を維持するために長期金利上昇を抑制する姿勢を明確にしました。現在の物価上昇は日銀の目指す安定的な物価上昇とは違うとし、円安についても「全体としてプラス」と評価したのです。

利上げは、基本的には景気の強さを示し、金利面での投資魅力拡大につながりやすくなるため、一般的に為替市場では「利上げ=通貨高」のシナリオが意識されやすくなります。ドル円相場では円安・ドル高が進みやすいと言えます。

次に利上げと為替の関係を考えてみましょう。

前回の利上げでは、景気後退を招かない形のソフトランディングが実現できた。しかし、それよりも実質金利が高くなる今回の利上げ局面は、緩やかな景気後退を招く可能性がより高いのではないか。

9/12の8円19銭から取引を開始し、9/13の米CPIの下振れ予想によるドル安に加え、南アの主要産品である金やプラチナの市況高を受けた対ドルでの上昇とともに8円35銭へ上昇。さらに、米CPIを受けたドル円の上昇に支援され、8円42銭まで一段高となったものの、対ドルでの下落に押され、8円27銭へ反落。さらに、9/14には7月の小売売上高が市場予想を上回った一方、欧米中銀による引締め強化による新興国通貨安や日銀のレートチェックの観測を受けたドル円の下落とともに8円16銭まで下落。さらに、9/15には対ドルで2020年8月以来の安値まで下落下ほか、中国経済の減速リスクも聞かれ、9/16には8円08銭へ下落し、8円11銭で取引を終えました。日足・転換線及び基準線、さらに週足・転換線を下抜けたまま先週末の取引を終えたことから、9/5の安値であり、9/19の日足・雲の下限(8円05銭)を下抜けるか、下値メドとして注目。また、9/21の南ア8月CPIを受けて9/22の南ア中銀政策委員会で0.5%もしくは0.75%の利上げ幅に影響。大幅利上げに対する南ア経済の下振れリスクが高まる可能性のほか、FOMCを受けた対ドルでの下振れが対円での上値を抑制。一方、日銀政策会合を受けたドル円の反応が下値支援につながるか注目。

その場合、長らく低金利環境に慣れていた金融市場の前提が崩れ、金融市場が大きく動揺する可能性が高まるのではないか。金融市場が混乱すれば、それが経済に与える悪影響を見越して、予想物価上昇率は再び低下する可能性が考えられる。さらに、景気を犠牲にしても物価の安定回復を優先する姿勢であるFRBも、金融市場あるいは金融システムの安定までは犠牲にできないことから、再び利上げ姿勢を慎重化する、場合によっては利下げを検討するだろう。

RIAアドバイザーズのチーフ投資ストラテジスト兼エコノミスト、ランス・ロバーツ氏は「金利上昇により消費者と企業の借り入れが共に減速し、23年の経済成長に大きな影響を与えるだろう」と指摘した。

この点から、9月のFOMC以降は、FRBの利上げ姿勢は今までよりも慎重となり、利上げ幅も小さくなってくることが予想される。そうなれば、先行きの短期金利の見通しで決まる米国長期金利の上昇も一巡し、それと連動する傾向が強い円安にも歯止めがかかってくるだろう(コラム「円安はどこまで進む?: 1ドル140円は通過点か」、2022年7月20日)。

同期間は米利上げ開始後、16年初めに世界的な景気減速が意識されました。また、16年6月に英国民投票で英国の欧州連合(EU)離脱(=ブレグジット)が決まったほか、17年には米国でトランプ大統領が就任し、米中貿易摩擦が勃発するなど複数の政治リスクも顕在化し、米利上げが景気下押しにつながりかねないとの警戒感が円高・ドル安を招いた一因とみられています。

金融市場は、来年3月にFF金利は3.25%~3.5%程度まで引き上げられ、そこで今回の利上げ局面のピークになると現時点では予想している。その場合、FF金利のピークは、前回の利上げ局面のピークよりも1%高い水準に達することになる。

みずほフィナンシャルグループにて企画業務、法人営業などを経験した後、2019年8月より現職。外国為替市場の調査・分析業務、中でも主にユーロなどの欧州通貨に関するレポートを担当している。また、新型コロナウイルスの感染状況と金融市場の関連に特化したレポートを執筆するなど、幅広い観点から金融市場の分析を行っている。

今回0.75%の利上げが実施されると、政策金利であるFF金利の誘導目標は現在の1.5%~1.75%から2.25%~2.5%にまで引き上げられる。これは、2018年の前回の利上げのピークの水準である。この水準は、今回の利上げの局面で一つの節目となるだろう。前回の利上げのピークの水準であるだけではなく、FOMCの参加者が経済に中立的と考えている水準であるためだ。

メキシコ中銀は来週29日に追加利上げを発表する可能性が高い。米連邦公開市場委員会(FOMC)の75bp利上げに追随すると見られ、メキシコの政策金利は8.50%から9.25%へと引き上げられる見通しだ。予想通りに利上げすれば政策金利がインフレ率(8月:8.7%)を上回り、実質金利はプラス圏に浮上することになる。米国やユーロ圏など、インフレ抑制に向けて利上げを続けている国・地域は多いが、足元で実質金利のプラス回帰が見込めるのはメキシコだけだろう。この点はメキシコペソの強みになると考えて良さそうだ。ただ、メキシコの2022年の経済成長率は中銀予測で2.2%、2023年は1.6%にとどまる。利上げによる景気への悪影響が気になり始める金利水準でもあろう。今後発表されるメキシコの経済統計に景気後退の兆候が現れないか警戒しておく必要がありそうだ。

急激な円安により物価は上昇を続けており、国民の生活は今後ますます圧迫される心配があります。ここからは、為替相場の今後の見通しについて考えてみます。

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