ポンド/円 ユーロ/円 週間為替見通し「短期反発したところを戻り売り狙いか」ハロンズ 2022/11/13

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ポンド/円 ユーロ/円 週間為替見通し「短期反発したところを戻り売り狙いか」ハロンズ 2022/11/13

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執筆:外為どっとコム総合研究所 小野 直人

目次

執筆日時 2022年11月11日 15時00分

短期反発したところを戻り売り狙いか

11月7日週の欧州通貨は後半失速

米ドルの持ち高調整が優勢となり、ユーロやポンドは買い戻しが先行しました。ポンドは、英本土と北アイルランドの物流規則に関し、EU側との進展が期待されたことも下支えとなりました。しかし、米国のインフレ鈍化観測から米ドル/円が140円台へ急落すると、ユーロ/円は147.100円近辺から143.194円、週前半に169.090円付近まで上昇していたポンド/円も164.363円までそれぞれ下落幅を広げました。(各レート水準は執筆時点のもの)

※相場動向については、外為どっとコム総研のTEAMハロンズが配信している番組でも解説しています。

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外為どっとコム総合研究所のTEAMハロンズ(@TeamHallons) が、平日21時より配信するFXライブ番組

FX、米CPI Live、ドル円155円到達の条件、FTX:為替市場に与える影響(2022年11月10日)- YouTube

欧州エネルギー問題、難所は乗り越え

見通しに対する不透明感がなかなか払しょくされづらいユーロ圏ですが、懸念されていた今年、冬のエネルギー問題は辛くも回避しそうな雰囲気です。欧州各国の天然ガス備蓄が能力近くに達し、余程の寒波襲来でもなければ、最悪シナリオに陥らずに済むとの見通しが広がっています。オランダの天然ガス先物市場もこれを受けて下落しており、ユーロに対する下押し圧力は少し和らいでいます。もっとも、インフレが高水準で推移する中、利上げによる需要鈍化懸念から成長への逆風は続く見込みで、ユーロの本格的な反発はまだ先になりそうです。欧州経済研究センター(ZEW)が発表する景況感指数が二番底を試す格好のほか、暗号資産(仮想通貨)交換業者FTXの破綻から金融市場が混乱すれば、下げ幅を広げる危険もあります。ユーロ/円は上値が抑制された状態が続きそうです。

来週のポンドも神経質な展開

ハント英財務相は17日に議会で、中期財政計画に関する声明を発表する予定です。6日付の英紙によれば「最大350億ポンドの歳出削減と250億ポンドの増税が提案される」とのことです。また、別な報道でも330億ポンドの歳出削減と210億ポンドの増税と伝えられており、大幅な歳出削減と増税は待ったなしのようです。すでにこの話題は織込みが進んでいますが、英経済にとってかなりのダメージとなることでしょう。17日に提出される財政計画案が想定以上に厳しいものとなれば、財政健全化を優先する煽りをくらう形で国民生活が圧迫され、スナク政権への支持率低下が進み政治が混乱する危険はあります。先行きが見通しづらい中で、積極的にポンドは買いづらい様子です。

ユーロ/円の短期反発、146円台までがせいぜいか

ユーロ/円は、9月26日安値(137.345円)-10月21日高値(148.403円)の半値押しレベルである142.874円を割り込まず持ち直しているため、目先は自律反発の流れが期待されます。もっとも、10月後半から上値をじりじりと切り下げ、下降チャネルを形成しつつあり流れは良くありません。仮に戻したとしても、下降チャネルの上限が通過する146.500円付近がいいところではないでしょうか。下方向は、142.874円を割り込んでくれば、来週後半に142.000円付近へ上昇してくる日足一目均衡表・雲上限のサポート力を試しに行くことになりそうです。

【ユーロ/円チャート 日足】

EUR/JPY日足チャート
出所:外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
予想レンジ:EUR/JPY:141.500-146.500

ポンド/円、三角保ち合い下放れ警戒

163.90円台の90日線、162.10円台の200日線が下値支持線となって下落幅は限定的に見えるものの、ローソク足は弱気の三角保合い形成を想起させる並びとなっており、まだ、下値警戒感はくすぶっています。下降ラインが通過する167.200-167.500円までの戻りがあるようなら、打診的に戻り売りで参入して90日線割れを期待するのも一案と考えます。

    【ポンド/円チャート 日足】

    GBP/JPY日足チャート
    出所:外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
    予想レンジ:GBP/JPY:162.000-167.500

    11/14 週のイベント

    11/14(月) 19:00 ユーロ 9月鉱工業生産
    11/15(火) 16:00 イギリス 10月失業率
    11/15(火) 16:00 イギリス 9月失業率(ILO方式)
    11/15(火) 19:00 ドイツ 11月ZEW景況感調査
    11/15(火) 19:00 ユーロ 7-9月期四半期域内総生産(GDP、改定値)
    11/16(水)    -   ユーロ ECB金融安定報告、予定
    11/16(水) 16:00 イギリス 10月消費者物価指数(CPI)
    11/16(水) 24:00 ユーロ ラガルドECB総裁、発言
    11/17(木)    -    イギリス 秋季財政報告
    11/17(木) 19:00 ユーロ 10月消費者物価指数(HICP、改定値)
    11/18(金)   9:01 イギリス 11月GFK消費者信頼感調査
    11/18(金) 16:00 イギリス 10月小売売上高
    11/18(金) 17:30 ユーロ ラガルドECB総裁、発言

    一言コメント

    外為どっとコム総合研究所のTEAMハロンズ(@TeamHallons) が平日毎日21時よりライブ配信しています。番組では、注目材料の紹介、テクニカル分析でエントリーポイントや利食い・損切りポイントを解説し、実際にリアルトレードも行っています。ご興味のある方は、一度、こちらにアクセスしてみてください。

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    ポンド円の変動幅が大きい理由は大きく分けて2つあります

    常に二つの通貨ペアで逆相関が見られるわけではありませんが、ポンド/円で取引する場合には一緒にユーロ/ポンドも確認してみるのが良いかもしれません。

    二つある取引コースのうち、パートナーズFXnanoなら100通貨単位の少額投資が可能で、スプレッドはポンド/円が0.0銭(5000通貨まで)、米ドル/円は0.0銭(1万通貨まで)になっています。米ドル/円は取引コストを全く気にすることなくトレードができますし、ポンド/円など主要通貨ペアであっても業界最低水準なので安心して低コスト取引ができます。

    ポンドが含まれる通貨ペアは、もちろんポンド/円だけではありません。相手が変わればファンダメンタルズも違ってきて、チャートの形も別のものになります。

    ここではポンド/円に対する誤解を解こうと思います。

    そして、ポンド/円のレートは、米ドル/円とポンド/米ドルのレートを掛け合わせて生成されています。

    また、既に述べた通りポンド円の取引では情報収集が特に大事になってきますので、スプレッドだけでなく情報収集力という観点でFX会社を比較することも重要です。

    ポンド円の変動幅が大きい理由は大きく分けて2つあります。

    ポンド/円といえば「殺人通貨」とすら呼ばれることもあり、値動きが激しく、ギャンブル性が高い危険な存在とイメージしている方も多いのではないでしょうか。

    上の表を見て分かるように、ポンド円はドル円や豪ドル円と比較してスプレッドが大きくなっています。豪ドルやトルコリラなどの、新興国通貨でもないポンドにおいて、なぜスプレッドが大きいのでしょうか。

    英国は2016年の国民投票の結果、EU(欧州連合)を離脱するいわゆるブレグジットを選択します。そこから2020年1月31日にEUを正式に離脱するまでは、EUとの交渉難航や政権交代などでポンドの価格が大きく動き話題となりました。

    ポンド円のトレードで為替差益を得るには、イギリス国内の情勢や経済情勢、イベントや突発的にポンドに影響を与える経済指標を判断材料として、しっかり情報収集することが重要です。また地政学的にアメリカやヨーロッパの影響も受けやすいので、そうした情報の収集も重要です。

    テクニカル面で見ると長期チャート上でのポンド/米ドルは、2021年以降一貫した下降トレンドの継続が見られるのが特徴です。このことからも売り目線を基本として、上昇が見られたとしても抵抗帯となりやすい直近の1.219ドル付近や1.265ドル付近、1.300ドル台などの水準は押さえておきたいところです。

    12月には1年7か月振りに政策金利を変更し、0.15%の利上げに踏み切ります。コロナショック以降の主要先進国の中では初めて利上げを行い、しかも利上げが事前に予測されていなかったことも相まって市場も大きく反応し、ポンド/円も2022年初には157.7円台まで回復します。

    価格変動が激しい通貨として知られているため、初心者には「リスクが大きい」という印象を持たれるかもしれません。しかし中級者以上のトレーダーには、1日の価格変動が大きい分、人気があるともいわれています。ニュースなどの情報をしっかりと収集し、見通しを立てられるかが、ポンドの取引においては重要になります。

    ポンド円のスプレッドも0.68銭~と、外為どっとコムに次ぐ業界最狭水準で提供されており、ポンド円狙いの方にもおすすめです。

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