奨学金650万円 返済終わりは50代
前提条件として、変動金利0.375%と想定。借入期間中も同率と仮定し、ボーナス返済額なしとします。本来の形よりは便宜上、不確定要素を排除した事例を想定していることに留意してください。
住宅ローン控除後1~10年目の控除額は「年末の住宅ローン残高×1%」(最大40万円)となりますから、この事例だと夫41万円、妻17万円が所得税や住民税から控除される計算です。住宅ローン控除は所得額から差し引く「所得控除」ではなく、納税する税額から差し引く「税額控除」の対象なので、控除されたお金をそのまま住宅ローンの返済に回すことも可能です。ペアローンも基本的には同様の計算になります。
返済負担率での評価では、20~25%という数値が家計を圧迫しない、無理のない範囲とされています。返済負担率が25%を超えると返済負担が徐々に重くなってくるので、できれば30%を超えないように計画を立てることが重要です。
繰り上げ返済とは、毎月の返済とは別に、借入額の一部を返済することを言います。
金融機関から借りられるだけ借りてしまうと、余裕のある老後は送れなくなる可能性があります。なぜなら、返済するのに精一杯なので2,000万円を準備する余裕がないからです。
本記事には、チェックリストを掲載しています。家を買おうと思ったら、まずは「無理なく返せる額」と「返済額を抑えるコツ」をチェックしてみてください。
もし、計画的に繰り上げ返済を続けていくなら、手数料のかからない金融機関への借り換えも考えるべきでしょう。ネット銀行は手数料のかからないところが多いのでお勧めです。
今後の学費は奨学金や自宅の売却益でまかなえる見込みであることから、相続人全員の同意を得て、自宅に担保設定した上で融資実行となった。 自宅売却時に、当方の残債務を一括返済していただく。
ただし変動金利を選んでも、見直された金利がすぐに月々の返済額に反映されるという仕組みではなく、5年に1回、月々の返済額を見直す「5年ルール」が適用されます。また、5年ルールでは、それまでの返済額より1.25倍以上にしてはならないという「125%ルール」がありますので、返済額が一気に跳ね上がるということはありません。しかし、6000万円は高額な借入金額のため、金利の上昇による利息負担の影響も大きく、「未払利息」を生み出してしまう可能性もあります。
たとえば、年収1000万円で返済負担率を20%程度と仮定すると、年間の返済額は200万円程度に収める必要があります。年間200万円の返済となると、ボーナス払いなしの場合は毎月17万円弱の返済額となります。
金融機関は、住宅ローン審査の際に返済比率をチェックします。各金融機関ごとに比率基準があり、返済比率が基準を越えると返済が滞る可能性があるので、融資減額や融資をしない対応をとります。
返済比率とは、「年収に占める年間返済額の割合」のことです。一般的に「額面年収」をもとにしています。
2回の離婚を経て、生活費や子どもの学費のために借金が膨らみ、2年前に任意整理し分割返済中。昨年、同居の父が亡くなり葬儀代等で長女の奨学金を流用したため、学費の支払いが間に合わないと相談に来所。 父名義の自宅は、相談者の兄弟とで遺産分割協議書を作成し、売りに出している。
<注意点2> 金融機関によっては、繰り上げ返済に手数料が必要になります。せっかく繰り上げ返済して利息を軽減しても、その手数料が大きかったら効果も薄れます。
よって、手元に残るのは、39万(手取り)-約27万(生活費用)-10万(ローン返済費用)=「月2万円」だけです。
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