ドル/円 先だし!午前の為替予想 2023/1/6

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ドル/円 先だし!午前の為替予想 2023/1/6

午前の為替予想は… ドル/円、134.50円を超えられるか 雇用統計への期待高まる

作成日時 :2023年1月6日8時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

ドル円予想レンジ

131.800-134.900円

前日の振り返りとドル円予想

昨日のドル/円は終値ベースで約0.6%続伸。131.68円前後まで売りが先行したものの、その後は上昇に転じた。米12月ADP全国雇用者数が予想を上回ると、米連邦準備制度理事会(FRB)が政策金利を当面、高水準に維持するとの見方が広がり米債利回りが上昇。133円台前半のストップロスを巻き込んで上げ足を速めると、一時134.04円前後までドル高・円安が進んだ。昨年12月28日の戻り高値134.50円前後を前に利食い売りが出て133円台に押し戻されたが、本日発表される米12月雇用統計の結果次第で高値を更新するチャンスを残したと言えそうだ。

ただし、昨日の米12月ADP全国雇用者数などから雇用統計にも上振れ期待が高まっている点には注意が必要だろう。仮に期待外れの雇用統計となれば52週移動平均線が通る131.82円前後まで急反落する可能性もある。

なお、米12月雇用統計の主な項目の市場予想は、非農業部門雇用者数が20.2万人増(前回26.3万人増)、失業率は前回と同じ3.7%、平均時給は前月比+0.4%、前年比+5.0%(前回+0.6%、+5.1%)などとなっている。

今朝 最新のドル/円チャート

ドル円チャート 30分足

ドル円 最新の為替チャート・FXチャート

 
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株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。

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[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル ドル/円 先だし!午前の為替予想 2023/1/6

昨日のドル/円は ほぼ横ばいの132円台前半で取引を終えた

この先の経済指標によって、再びFRBの利上げ姿勢に対する金融市場の見方は変化し、ドル高円安方向に振れる余地は残されているように思われる。ドル高円安の流れが転換するには、FRBの利上げ幅が0.5%ではなく0.25%まで縮小する、との観測が高まることが必要なのではないか。0.25%がいわゆるマジックナンバーである。

この発言が引き金となって円安が1ドル=146円寸前まで進んだとの指摘もある。

通期のドル/円の想定為替レートは81円で、足元の77─78円台は想定より円高だが、すでに通期の50%の為替を81円レベルで予約している。吉永社長は「円高になっても多少は手の打ちようがある。とにかく300億円は出したい」と述べた。

しかし、0.5%はなお大幅な利上げである。FRBの利上げ姿勢が従来と比べて明確に後退し、それを受けて米国の長期金利が明確にピークをつけるまでドル高円安の流れが転換したとは言えないだろう。

それが生じるタイミングは最短で12月のFOMC後、遅くとも来年1-3月期とみておきたい。それまでの間にドル円が再び150円台に突入する可能性は残されているだろう。しかし、もはや160円台に入る可能性はかなり低下したと言えるのではないか。

昨日のドル/円は、ほぼ横ばいの132円台前半で取引を終えた。オセアニア通貨に対するドル売りなどが重しとなり131.64円前後まで軟化したものの、米経済指標の好結果などを受けたドル買いで132.71円前後まで反発。その後132.30円台に押し戻されてクローズするなど、結局は売り買いともに続かなかった。

政府と日銀が円買いドル売りの為替介入に踏み切った。実に24年ぶりである。

一方、日銀は早期の追加政策変更は否定しており、りそなホールディングスの石田武氏は「当面は1ドル=130円近辺が続く」との見通しを示す。

日本銀行の金融政策姿勢が変わらないのであれば、金利差要因で決まる傾向が強いドル円の当面の行方は、FRBの金融政策姿勢で決まることになる。

本日は、日米で11月の物価統計が発表される。日銀が重視する11月消費者物価指数(CPI、除生鮮食)は前年比+3.9%へ伸びが加速すると予想されている(前回+3.7%)。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)が注目する11月個人消費支出物価指数(PCEデフレーター)は前年比+5.5%へと鈍化する見通しだ(前回+6.0%)。日銀の緩和修正観測とFRBの引き締め減速観測が同時に広がれば円高・ドル安に振れる可能性もあろう。もっとも、欧米市場は週末のクリスマスを前にすでに休暇入りしている投資家が多いと見られる。ドル/円は本日も、一方向に偏った値動きは限られる公算が大きい。仮に日米の物価統計を受けて下落しても131円台半ばでは下げ渋りそうだ。

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