豪ドル円に上昇余地?オーストラリアのCPIが上昇、RBAの利上げサイクル早まるか!?【ひろぴーの 実践!FXトレードストラテジー】

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豪ドル円に上昇余地?オーストラリアのCPIが上昇、RBAの利上げサイクル早まるか!?【ひろぴーの 実践!FXトレードストラテジー】

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個人投資家として活躍するひろぴー氏が、独自の最新マーケット分析を毎週公開します。現在のFXマーケットを取り巻く情報の整理をする際、また短期間の FXトレード戦略を考える際に、お役立てください。

作成日時:2023年1月25日14時
執筆:CXRエンジニアリング株式会社 代表取締役 ひろぴー

今朝発表されたオーストラリアの10-12月期消費者物価指数(CPI)ですが、事前予想(+7.5%)を大きく上回る+7.8%となりました。
さらに12月単月でみてみましても、+7.7%予想のところが、なんと+8.4%という大幅に上回る結果となりました。

ここ数ヶ月、欧米ではCPIが明確に減少傾向にあったものの、オーストラリアのCPIは逆に加速傾向にあります。
ロシアのウクライナ侵攻により、石炭価格や小麦価格の上昇の恩恵を受けて、この1年、オーストラリア経済は好調でした。その影響もあり、好景気のインフレになっているものと思われます。
12月時点で、直近、最も大きな数字が出てしまったことでRBAも金融政策の姿勢を変えてくる可能性があります
好景気とはいえ、さすがに8%台は高いです
現状の政策金利は3.1%ですが、2月7日に行われる金利引き上げ幅は0.25%が確実でしょうし、もしかしたら0.50%引き上げの可能性も出てきます
それでも3.6%ですから、このインフレを抑え込むには米国と同様に4%以上の政策金利が必要だと考えます。
よって、豪ドルが中期的にも上昇余地が大きくあるように感じ始めました

 

目次

▼豪ドル/円は95円方向か?
▼ドル/円は米GDP待ち

豪ドル/円は95円方向か?

AUD/JPY 4時間足出所:TradingView

豪ドル/円4時間足です。
先日の日銀金融政策決定会合後、急騰急落となり、全戻しという酷い値動きを演じましたが、その後、順調に上昇を開始。
なんと、あっというまに日銀後の高値を本日抜けてきました。
実は、筆者もこの上昇を狙っており、ロングポジションを持っていたのですが、日銀後の急落で全て切らされました(苦笑)

しかしながら、やはりオーストラリア経済の好調と高インフレには通貨高はつきものです。
しばらく上昇トレンドが継続するものと思われます
豪ドル/円や豪ドル/米ドル、どちらもロングポジションで対応すると良いように感じます。

浅い押し目で入るならば92円付近に引けるサポートラインからでしょう。
並行チャネルレンジの下限ラインまで引きつける場合は89円台ミドルから。
チャネルレンジ中央線からエントリーを狙う場合は、91円台前半からミドルにかけてでしょうか?4時間足ですので、週後半に移行すればするほど、この押し目買い水準は少しずつ切り上がってきますが、その付近からエントリーを入れていく感じでしょうか?

ドル/円は米GDP待ち

USD/JPY 4時間足出所:TradingView

続いて、ドル/円4時間足チャート分析に移ります。
こちらは11月から引ける下降トレンドラインに差し掛かっておりまして、昨日つけた131円台前半の高値に本日はやや反落気味となっております。
上値抵抗線となった感じですが、いずれに上方向に抜けてくると考えております。
海外の機関投資家からもイールドカーブコントロール(YCC)撤廃論や日銀の政策金利引き上げ論が数多く出ておりますが、すでに織り込み済みと考えます
しばらく128-132円のレンジで推移しておりましたので、一旦の反発があるように個人的には考えております
上がったところは再び売りであるとも考えているのですが、チャート上に記載した131.50円のレジスタンスラインを引っ掛けてショートカバーを誘発したところから再度戻り売りでしょうか?
現状、短期的には買い目線ですが、132.50-135円にかけては戻り売りを意識している状況です。

また明日は米GDPの発表があります。市場予想は+2.6%となり、2期連続のプラスになるかが焦点となります。
仮に市場予想を上回る展開になりますと、ドル利上げ打ち止め論が後退しますので、従来の既定路線通り、ターミナルレートが5.25%も意識されてくる可能性があります。
その場合は、ドル買い調整は少々強めに入ると考えております。
この状況になった場合、ドル/円はもう一段高が望めるでしょう。
これらをイメージし、135円ぐらいまでは上限を意識しておくべきだと個人的には考えます。
円高もそろそろマーケット的に飽きがきている頃だと思いますので、個人的には一旦強めの調整が入るように思えます

【ひろぴー氏出演動画】

【インタビュー】

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「初心者から上級者まで相場観が一致したときが一番危険」(前編)

<もくじ>
・幼稚園児 投資に目覚める
・どこか引っかかる感じを大切に
・個人投資家におすすめ書籍と読む時期

 

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「低勝率型こそ1憶円への近道」(中編)
<もくじ>
・勝率は低いほうがいい
・その失敗が糧となる!?
・他の金融商品も考え方は一緒
・日銀緩和のときに活きた投資の勉強
・決済はむずかしい
・低レバレッジでリスクを抑える

 

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「はじめて話す 外為注文情報 活用法」(後編)
<もくじ>
・損切り注文の功罪
・シグナル、逆シグナル
・検証の果てに
・ローソク足は基本どおり見る
・外為注文情報の活用
・レポートの勧め

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ひろぴー
FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や仮想通貨取引所のコラムニストとして活動の場は多岐に渡る。自らのトレーディングノウハウから、ユーザビリティの高いインターフェース総監督を担う。FX会社や金融プラットフォーム開発エンジニアリング企業、仮想通貨取引所へのコンサルティング業が主。Twitterのフォロワーは3万人程。
2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director に就任。
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豪ドル円に上昇余地オーストラリアのCPIが上昇 RBAの利上げサイクル早まるか ひろぴーの

両中銀とも0.50%の利上げがほぼ織り込み済みで注目度は低かったのですが、サプライズだったのがRBAです。

一方、このRBAのハト派の影響は一時的だとする見方もあります。

個人投資家として活躍するひろぴー氏が、独自の最新マーケット分析を毎週公開します。現在のFXマーケットを取り巻く情報の整理をする際、また短期間の FXトレード戦略を考える際に、お役立てください。

豪ドル/円4時間足です。先日の日銀金融政策決定会合後、急騰急落となり、全戻しという酷い値動きを演じましたが、その後、順調に上昇を開始。なんと、あっというまに日銀後の高値を本日抜けてきました。実は、筆者もこの上昇を狙っており、ロングポジションを持っていたのですが、日銀後の急落で全て切らされました(苦笑)しかしながら、やはりオーストラリア経済の好調と高インフレには通貨高はつきものです。しばらく上昇トレンドが継続するものと思われます。豪ドル/円や豪ドル/米ドル、どちらもロングポジションで対応すると良いように感じます。浅い押し目で入るならば92円付近に引けるサポートラインからでしょう。並行チャネルレンジの下限ラインまで引きつける場合は89円台ミドルから。チャネルレンジ中央線からエントリーを狙う場合は、91円台前半からミドルにかけてでしょうか?4時間足ですので、週後半に移行すればするほど、この押し目買い水準は少しずつ切り上がってきますが、その付近からエントリーを入れていく感じでしょうか?

0.50%の予想に反し、0.25%の小刻みな利上げという結果になり、一時、オーストラリア国債利回りは急低下し、豪ドルは反落。

このRBAのハト派な決定がマーケットに注目されるのは、RBAの決定が他の中央銀行の利上げペースに影響を及ぼすのではないかという思惑が働くためです。

RBAは4日、政策金利であるオフィシャル・キャッシュレートの誘導目標を2.35%から2.60%に引き上げることを決定しました。

利上げペースが失速するという思惑が拡大しているのは、「国連がFRB(米連邦準備制度理事会)と各国中銀へ利上げ停止を要請した」との報道も影響しているようです。

そしてこのRBAの発表は少なくとも2021年終盤から、グローバルな債券市場の先行指標となっているとブルームバーグなどが指摘しています。

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しかし、過去2週に渡っての英ポンド危機や今週初のクレディ・スイスの破産危機などの噂があっても週明け市場で株が崩れず、RBAの発表をきっかけに上昇していることも確か。

そのため、このRBAの0.25%の利上げというサプライズの発表は、今年、グローバルな株を圧迫してきた積極的な利上げの波が終わりに近づいている兆候とするコメントが多数あるわけです。

ここ数ヶ月、欧米ではCPIが明確に減少傾向にあったものの、オーストラリアのCPIは逆に加速傾向にあります。ロシアのウクライナ侵攻により、石炭価格や小麦価格の上昇の恩恵を受けて、この1年、オーストラリア経済は好調でした。その影響もあり、好景気のインフレになっているものと思われます。12月時点で、直近、最も大きな数字が出てしまったことでRBAも金融政策の姿勢を変えてくる可能性があります。好景気とはいえ、さすがに8%台は高いです。現状の政策金利は3.1%ですが、2月7日に行われる金利引き上げ幅は0.25%が確実でしょうし、もしかしたら0.50%引き上げの可能性も出てきます。それでも3.6%ですから、このインフレを抑え込むには米国と同様に4%以上の政策金利が必要だと考えます。よって、豪ドルが中期的にも上昇余地が大きくあるように感じ始めました。

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