指値・ストップ注文のレート水準と数量がわかる「外為注文情報」から今後のポイントを探ります。
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也
ドル/円
2023/3/16 16:00
ドル/円(15分足)
ポイント
売り買いともにボリュームは控えめ。
本日のドル/円相場は、133円台半ばから132円台半ばまで下落。その後は下落前の水準まで反発するも再び押し戻されるなど、方向感が出ない展開。
連日、相場が大きく動いていることから、指値を置かずに対応する投資家が多いようだ。
【情報提供:外為どっとコム】
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「為替チャート|米ドル/円(USDJPY)|60分足」はこちら

株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。
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本日のドル/円相場は 139円台で上値の重い値動き
ユーロドル(EURUSD)は、地合いの強さが戻りつつある。この点は、MACDの動きも示唆している。日足ローソク足の実体ベースで21日MA(1.0660レベル)の突破に成功している状況も考えるならば、1.08を視野に上昇幅が拡大する可能性が出てきた。
ポイント 売り買いともにボリューム控えめ。 本日のドル/円相場は、139円台を割り込み、一時138.10円台まで軟化する展開。 多くはないが138.00円に売りストップ注文、買い指値注文があり、節目の138.00円をポイントとして見ている個人投資家もいるようだ。
ポイント 売り買いともにボリューム控えめ。 本日のドル/円相場は、一時140.29円台まで上昇するも上値は重く、139円台後半へと押し戻される展開。 新しい材料が出ない中、方向感が出るまで様子見を決め込む個人投資家が多いようだ。
ポイント 売り買いともにボリューム控えめ。 本日のドル/円相場は、139円台で上値の重い値動き。 新たな材料が少ない中、個人投資家は方向感を見極めようと様子見姿勢のようだ。
パウエル証言後に米金利の低下幅が拡大し、ドル円が135.00の水準を難なく下方にブレイクする場合は、21日MA(134.37レベル)の攻防が焦点として浮上しよう。この移動平均線の下方ブレイクは、134.00トライのシグナルと想定しておきたい。
ユーロドルが38.2%の水準を難なく突破する場合は、直近高安の半値戻し1.0783レベルのトライおよびブレイクが次の焦点となろう。この水準は2月上旬から中旬にかけて、1.08とともに相場の上昇と止めた経緯がある。
ポイント 139.80円に大きめの売り指値が確認できる。 本日のドル/円相場は、140円台を回復したものの伸び悩み、欧州勢参入後には139.20円前後まで急落する展開。 急落後とあり注文は少ないが、戻りは限定的と見ている個人投資家もいるようだ。
ポイント 売り買いともにボリュームは控えめ。 本日のドル/円相場は、147円台半ばへと強含む展開。 前週末の米10月雇用統計後の下落と本日の反発を受けて、147円台では個人投資家の売買意欲が薄いようだ。
ユーロドルがこの移動平均線(89日MA)を難なく下方ブレイクする場合は、1.05を視野に下落幅の拡大を警戒しておきたい。
ポイント 売り買いともにボリューム控えめ。 本日のドル/円相場は、146円台前半でじり安の展開。 市場の関心は今夜発表される米10月消費者物価指数(CPI)に移っており、発表まで様子見ムードが漂っているようだ。
直近のドル円は、135.30台で反発する状況が確認されている。よって、135.30の下方ブレイクは、135.00トライのシグナルと想定しておきたい。
一方、パウエル証言に対して米金利が上昇で反応場合は、米独利回り格差の拡大とそれに伴うユーロドルの反落を予想する。このケースでは、サポートラインとして意識されている89日MA(1.0587レベル)の攻防が焦点となろう。
今日のドル円(USDJPY)は、パウエルFRB議長の証言に対する米金利の反応で上下に振れる展開が予想される。
売り買いともにボリュームは控えめ。 本日のドル/円相場は、前日からのドル売り、円買いの流れを引き継ぎ138円台半ばまで下落する展開。 米国市場が感謝祭で祝日休場となっており市場参加者の減少が予想されるため、様子を見る投資家が多いようだ。
ポイント 売り買いともにボリューム控えめ。 本日のドル/円相場は、139円台を回復したものの伸び悩む展開。 先週後半の急落を受けて、様子見を決め込む個人投資家が多いようだ。
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