豪ドル/円見通し 「 豪失業率50年ぶりの低水準」見通しズバリ!3分テクニカル分析 ロンドン市場の見通し 2023年3月16日

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豪ドル/円見通し 「 豪失業率50年ぶりの低水準」見通しズバリ!3分テクニカル分析 ロンドン市場の見通し 2023年3月16日

 

外為どっとコム総研のTEAMハロンズがお送りする「見通しズバリ!!3分テクニカル分析動画」。この番組は、TEAMハロンズ黒川が注目通貨ペアのテクニカル分析を3分でわかりやすく解説する番組です。

3月16日豪ドル円ロンドン市場動画概要

テクニカル分析

2時間足ボリンジャーバンド(BB):下落トレンド進行中
2時間足一目均衡表:下落トレンド進行中
2時間足ストキャスティクス:買いシグナル点灯中

ロンドン市場の予想レンジ

87.50~88.50

ロンドン市場の見通し

2月豪雇用統計は、就業者数が前月比で大幅に増加し、失業率も約50年ぶりの低水準となり雇用市場が依然逼迫している可能性が示され豪ドル円は買いで反応した。2時間足BB一目は下落トレンド進行中、2時間足ストキャスは買いシグナルが点灯中。ロンドン時間は、上値の重い展開が予想される。

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Teamハロンズ
円卓で有名だった旧・上田ハーローの元ディーラー・ストラテジスト・アナリストの所属のチーム。マネ育chに「3分テクニカル分析」(動画)、週刊為替レポート「ハロンズ」、米雇用統計レポート「米国雇用統計の予想と戦略」等執筆。TwitterアカウントTEAMハロンズ(@TeamHallons)では、マーケット雑感、経済指標のヘッドラインを呟いている。平日21:00からはLIVE番組【実践リアルトレード】も担当し、テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せするなど、FX個人投資家の皆様のお取引に有効な情報を日々、配信している。
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それでは最後に豪ドル円の長期の月足チャートです

そもそも豪ドル/円は一時100円の大台に迫るまで上昇したが、それは5年MA(かい離率)で見ると、かなり豪ドルの高値限界懸念の強い動きだった(図表5参照)。以上のことから、豪ドル/円は2023年も100円を超えるのは難しく、むしろ米ドル安・円高に連れる形でどこまで下がるかが焦点になりそうだ。

次に戦略の前提としては・RBAは、2023年に金融正常化を終了する一方、日銀は金融正常化をスタートする可能性があり、豪日金利は縮小に向かう。・原油価格は、更に上昇するというより、保合気味となると想定して、豪ドル円も底堅い動きが続く。・ただ、豪ドル円やドル円の月足のスロー・ストキャスティクスが、デッド・クロスとなっていることで、上値は重く一定の下値トライが発生する。・ 注意点としては、やはりウクライナ情勢です。もし、プーチン大統領が核の使用などに走った場合、リスクオフの動きに注意ですが、一方で早期に停戦合意となった場合は、リスクオンの動きが強まるので、このようなケースは、相場に動きに逆らわないことが重要となりそうです。

ところが、午後に入るとドルは再び132円後半へじりじりと下落。豪ドルの上昇が米ドルの押し下げにつながったほか、「(各国で)金融引締めが続く中、金融システムに別のほころびが出る可能性は十分にある」(オックスフォード・エコノミクス)として、金融システム不安に対する懸念が、円安に歯止めをかけたという。

ただ、2023年も当面は米利上げが続く見通しとなっており、利下げに転じても小幅にとどまるとの見方が基本となっている。そんな中では、今のところ米ドル安・円高の動きも限られる可能性が高いと思われ、それに連れた豪ドル安・円高の動きにも自ずと限界があると考えている。2023年の予想レンジは85~98円中心で想定したい。

豪州債は発表を受け売られ、3年債利回りは一時19ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し、3.06%を付けた。豪ドルはシドニー時間午前11時49分(日本時間午前10時49分)時点で 0.1%安の1豪ドル=0. 6754米ドル。

それでは以上を踏まえて、豪ドル円相場の来年の戦略についてお話します。 一応来年は、過去の新型コロナウィルスの感染拡大やウクライナの情勢が更に悪化しないとの前提でお話させて頂きます。

豪ドル/米ドルの年間値幅は、ここ数年1000~1500ポイント(0.1~0.15米ドル)が基本なので、それを踏まえると2023年の予想レンジは0.6~0.75米ドル程度と考えられる。

[東京 16日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤の水準からドル安/円高の132円後半。オーストラリアの雇用統計が予想以上の伸びを見せて豪ドルが買われた一方、スイス金融大手クレディ・スイス(CS)の経営不安が逃避的な円高につながった。

豪ドル/米ドルの下落トレンドが展開する中では、基本的に豪ドルは52週MA(移動平均線)に上値を抑えられてきた。その52週MAは、足元で0.7米ドル程度なので、この52週MAの位置する0.7米ドルを本格的にブレークしてくるようなら、経験的には豪ドル高・米ドル安へトレンド転換した可能性が高まりそうだ(図表3参照)。

それでは最後に豪ドル円の長期の月足チャートです。 豪ドル円相場は、以前から指摘していましたが、「C」をトップとして「B」と「D」をショルダーとした超長期のH&Sを形成していましたが、これが「E」の59.91の下ヒゲで、アームを形成してこのH&Sを完成。その後反発が、過去の「BD」のネック・ラインを越えて反発しましたが、現状は「F」でトピッシュな形となっています。

豪ドル/円は、2021年は80~85円中心に方向感の乏しい展開に終始したものの、2022年は大きく上昇し、一時は100円の大台に迫る豪ドル高・円安となった(図表4参照)。これは、米ドル高・円安が一時150円を超えるなど、1990年以来約32年ぶりとなった歴史的な動きに引っ張られた面が大きかった。

2022年の豪ドル円は堅調な展開となりました。 年初は、NY株が史上高値を更新するなどリスクオン・ムードでスタートしましたが、突然ともいえるロシアのウクライナ侵攻が、大きなショックを巻き起こし、西側先進諸国がロシアに対する経済制裁を次々と実施。大口の資源供給国であるロシアからの供給が滞るとの見方で原油や天然ガス価格が高騰、他の天然資源や穀物価格の上昇にもつながり、各国のインフレ率が押し上げられて、世界的に中央銀行が金融引き締め政策を開始、一方で唯一日銀は強力な金融緩和政策に固執したこともあって、円の独歩安が豪ドル円相場を支えました。

豪ドル円は、年初の80.37を安値として、RBAがそれまでの緩和政策として実施していた債券購入プログラムを終了。ドル円相場もFRBが利上げ政策に転換したことで、2015年6月以来の高値となる125.85を越えて上昇を強め、豪ドル円も96.75まで上昇しました。ただ、5月3日にRBAが2010年以来となる0.25%の利上げに踏み切ったが、株価が大きく調整したことで、リスクオフの動きに87.31まで一時調整しましたが、その後RBAが利上げ幅を0.50%に拡大、6月FOMCでも過去に例をみない単一会合での0.75%の利上げが実施されたことで、ドル円相場が139.39まで高値を更新、豪ドル円も96.89まで上値を拡大しました。しかしながら夏場は、安倍総理の襲撃事件などリスクオフの動きもあって、揉み合い気味の展開に留まりましたが、再び9月にドル円相場が1998年の高値となる146.66に迫る動きとなり、豪ドル円は、第2四半期のCPIが前年同期比で6.1%の上昇、豪失業率が48年ぶりの低水準まで低下したことなどもあり、98.55の今年の高値まで上値を拡大しました。

その意味では、豪ドル/円は当面米ドル/円の影響を受けやすいと考えられる。米ドル高・円安トレンドがすでに終わり、米ドル安・円高トレンドへの転換が始まっているなら、豪ドル/円も豪ドル高・円安から豪ドル安・円高へのトレンド転換が始まっている可能性が高いのではないか。

ただ、豪ドル安・米ドル高トレンドが終了したとしても、一方で豪米2年債利回り差豪ドル劣位が急ピッチで縮小することで、豪ドル高・米ドル安への大幅な動きを正当化するかと言えば、今のところは懐疑的だ。

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