【最新号】
目次
▼ドル/円 今夜の相場見通し
▼ドル/円の予想 まとめ
▼ドル/円見通し動画
ドル/円 今夜の相場見通し
こちらがドル円の60分足となっています。
ドル/円は、131.71円前後まで下落するもすぐに切り返して133.80円台まで上昇し、再び下落するなどと不安定な値動きとなっています。
その中で本日のポイントは、
上値は、133.80円-134.00円前後はレジスタンスと意識されそうで、同水準から反落すれば戻り売りのポイントに。
下値は、132.50円前後、もしくは132.00円前後をサポートに反発すれば押し目買いのポイントとなりそうです。
現在は、133円を挟んだ値動きとなっています。
上値を切り下げ、下値は132.50円前後がサポートと三角保ち合いを形成していますので、上下どちらかにブレイクして新たな動きが出てきた方向に順張りをするという取引を行っていきましょう。
<本日の環境認識>
日足:上昇トレンド 上値重い
・10、20SMAがデットクロス
・80SMAが上値を抑える
・MACDとシグナル線が下向き
・RSIは50ラインを割り下向き
4時間足:上値重いがやや底堅い
・10、20、80SMAが下向き
・MACDは0ライン下で横向き
・RSIが50ライン下で横向き
ドル/円の予想 まとめ
ドル/円は、上値が重いが132円台で底堅さがあるようにも見えます。
132円~134円のレンジと見ていますが、レンジを抜けると新たな動きが出てくる可能性があります。不安定な値動きが続いている中だからこそ、しっかり方向性を見極めることが重要です。
番組紹介
外為どっとコム総合研究所の研究員、宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)が、動画でチャート分析を行います。FX初心者の方にも分かりやすいよう、予想の値動きを示し、FX為替予想を行います。
動画配信期間:2023/3/17~
💬宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい):Twitter
https://twitter.com/gaitamesk_ueha
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外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。その中で、今後の相場動向を予測するため価格変動の分析能力が必要だと感じ、国際テクニカルアナリスト連盟
認定テクニカルアナリスト(CFTe)を取得。その後、24時間変動し続ける外国為替市場の魅力を伝えるべく2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。現在はこれまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。
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ドル円予想 どっちつかずの三角保ち合い続く132円台で押し目買い ビシッとわかる今日のドル
こちらがドル円の60分足となっています。
その後は、徐々にドル買い・円売りの動きが優勢となり、ドル円は4月24日に112円40銭水準をつけました。しかしながら、5月以降、貿易問題を巡る米中の対立が激化すると、相場はドル安・円高の流れに転じ、ドル円は8月26日に104円46銭水準に達しました。直近では、米中両国が農産品などの特定分野で部分的に暫定合意したことなどから、ドル円は108円台後半で推移しています。
2019年のドル円の値幅は、1月1日から10月17日までで、7円94銭程度です。2018年は9円99銭程度と、過去46年間で最小でしたが(図表1)、2019年はこれを更新する可能性があります。値幅が小さい理由は、基軸通貨である米ドルと世界一の対外純債権国である日本の円が、リスクオフ(回避)の局面ではともに買われ、リスクオン(選好)の局面ではともに売られるなど、同方向に動く傾向があるためです。
このような傾向のある通貨ペアが示唆する為替レートの方向性は「レンジ推移」です。ドル円は2015年から2016年にかけて、テクニカル分析上、「三角保ち合い」という形を形成しました(図表2)。一般に、三角保ち合いを上抜けると相場は大きく上昇し、下抜けると大きく下落すると解釈されます。ドル円は2018年の年初に一度、この三角保ち合いを下抜けましたが、すぐに戻ってしまい、結局、三角保ち合いは2018年中に終了しました。その後は、おおむね105円から115円のレンジ推移が、現在まで続いています。
仲値公示を経てドルはじり安。前週末安値を下抜け、一時132.07円と1カ月半ぶり安値を付けた。市場では「米金利の上昇が頭打ちとなり、これまでのドルの上昇基調が変化しつつあるとの見方が増えてきた」(FX関係者)との声が出ていた。
前週末のドルは月末の持ち高調整に絡むと見られる突発的な売買が目立ち、海外市場にかけて上下に荒い値動きが続いた。月末特有のそうした動きは一巡するため、きょうは「激しい動きがいったん落ち着きそう」(証券)との声が出ている。
ドルは133円ちょうど付近と、前週末ニューヨーク市場終盤の水準から小幅に下落している。
一方、米中貿易問題が進展していけば、ドル円はレンジの上半分、すなわち110円から115円のレンジに移行すると思われます。米中ともに更なる合意に向けた協議が続くなか、米国経済の底堅さが経済指標などで確認されれば、米利下げ期待が後退し、米長期金利が上昇しても、株式市場が大きく動揺することはないと考えます。このような状況となれば、ドル円は明確に110円台を回復し、更なるドル高・円安の余地を探る動きが見込まれます。
この先を展望した場合、米中貿易問題が相場の重しとなっている間は、ドル円はレンジの下半分、すなわち105円から110円での推移が予想されます。例えば、米中部分合意が白紙撤回されるような状況になれば、世界的に製造業の生産回復時期が遅れ、米連邦準備制度理事会(FRB)による連続利下げ期待から、米長期金利が低下し、ドル円は再び105円方向に向かう恐れがあります。
ドル円相場について、年初から足元までの動きを振り返ってみると、1月1日は1ドル=109円69銭水準で取引が始まりました。その後、1月3日の日本時間午前7時半過ぎ、108円台後半で推移していたドル円は、わずか数分で104円87銭水準までドル安・円高が進みました。市場参加者が極めて少ない時間帯であったことから、いわゆる「フラッシュ・クラッシュ(相場の瞬時の急変動)」が発生しました。
きょうの予想レンジはドル/円が132.50―134.20円、ユーロ/ドルが1.0150─1.0260ドル、ユーロ/円が135.50―136.60円付近。
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