指値・ストップ注文のレート水準と数量がわかる「外為注文情報」から今後のポイントを探ります。
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也
ドル/円
2023/3/17 16:00
ドル/円(15分足)
ポイント
132.75円に大きめの買い指値注文が確認できる。
本日のドル/円相場は、米長期金利の小幅な低下や週末を控えた持ち高調整などで132円台後半へと弱含み。
買い指値のある水準は日足一目均衡表の先行指標もあることから底堅いと見ている個人投資家がいるようだ。
【情報提供:外為どっとコム】
- ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
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「為替チャート|米ドル/円(USDJPY)|60分足」はこちら

株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。
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本日のドル/円相場は 147円台前半へと弱含む展開
ポイント 売り買いともにボリュームは控えめ。 本日のドル/円相場は、148.828円前後まで上昇するも147.50円前後まで反落する展開。 明日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、様子見姿勢を強める投資家が多いようだ。
ポイント 139.80円に大きめの売り指値が確認できる。 本日のドル/円相場は、140円台を回復したものの伸び悩み、欧州勢参入後には139.20円前後まで急落する展開。 急落後とあり注文は少ないが、戻りは限定的と見ている個人投資家もいるようだ。
直近のドル円は、135.30台で反発する状況が確認されている。よって、135.30の下方ブレイクは、135.00トライのシグナルと想定しておきたい。
しかし、このトレンドが続くかどうか?は、パウエル証言と米金利の反応次第となろう。パウエル証言に対して米金利が上昇しない場合、または低下で反応する場合はユーロドルの1.07台の上昇を予想する。テクニカルの面では、フィボナッチ・リトレースメント38.2%の水準1.0724レベルの攻防となるか?この点に注目したい。
ポイント 売り買いともにボリュームは控えめ。 本日のドル/円相場は、一時147.66円前後まで下落するなど不安定な展開。 今夜は注目の米10月雇用統計が予定されており、個人投資家は様子見姿勢のようだ。
今日のドル円(USDJPY)は、パウエルFRB議長の証言に対する米金利の反応で上下に振れる展開が予想される。
ポイント 売り買いともにボリューム控えめ。 本日のドル/円相場は、139円台を割り込み、一時138.10円台まで軟化する展開。 多くはないが138.00円に売りストップ注文、買い指値注文があり、節目の138.00円をポイントとして見ている個人投資家もいるようだ。
ユーロドル(EURUSD)は、地合いの強さが戻りつつある。この点は、MACDの動きも示唆している。日足ローソク足の実体ベースで21日MA(1.0660レベル)の突破に成功している状況も考えるならば、1.08を視野に上昇幅が拡大する可能性が出てきた。
ポイント 売り買いともにボリュームは控えめ。 本日のドル/円相場は、147円台前半へと弱含む展開。 節目の147.00円に小規模の買い指値注文が見られるものの、多くの投資家は米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え様子見姿勢を強めているようだ。
上で指摘したとおりパウエル証言に対して米金利が上昇で反応しない可能性がある。このケースでは、ドル円の下落を想定しておきたい。実際にそのような展開となれば、今後の上昇局面で200日MA(137.40レベル)がレジスタンスラインとして意識される可能性を高めるだろう。
ポイント 売り買いともにボリュームは控えめ。 本日のドル/円相場は、一時148.41円前後まで上昇したもの、その後は147.48円前後まで反落した。 一時、昨日の安値(147.51円前後)を下抜けたこともあって、様子見姿勢に傾いているようだ。
ポイント 売り買いともにボリューム控えめ。 本日のドル/円相場は、139円台で上値の重い値動き。 新たな材料が少ない中、個人投資家は方向感を見極めようと様子見姿勢のようだ。
ポイント 売り買いともにボリューム控えめ。 本日のドル/円相場は、140.88円前後まで上昇する展開。 新たな材料が少なく今夜も重要なイベントがない中、個人投資家は方向感を見出すまで様子見姿勢のようだ。
売り買いともにボリュームは控えめ。 本日のドル/円相場は、前日からのドル売り、円買いの流れを引き継ぎ138円台半ばまで下落する展開。 米国市場が感謝祭で祝日休場となっており市場参加者の減少が予想されるため、様子を見る投資家が多いようだ。
ポイント 売り買いともにボリューム控えめ。 本日のドル/円相場は、146円台前半でじり安の展開。 市場の関心は今夜発表される米10月消費者物価指数(CPI)に移っており、発表まで様子見ムードが漂っているようだ。
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