[ユーロ円]ECB 0.5%利上げ決定
(ユーロ円日足)

昨日のECB理事会では政策金利を3.0%から3.5%まで0.5%引き上げを決定。市場は金融システム不安が燻る中で利上げ幅を縮小するとの見方もあり売り買いが交錯。一時139円13銭まで下落。声明では「市場の緊張を注意深く監視する」としたもののインフレ抑制を優先する姿勢を示したことでユーロの下値は限られた。
その後破綻が懸念されていたファーストリパブリックバンクへの大手米銀による支援が決まると市場の不安は後退。リスクオンの円安が進みユーロ円はこの日の高値142円を付けて引けている。
ECBは今回0.5%の利上げを断行したが、これは物価抑制と同時に金融機関の破綻を招く可能性もある両刃の剣でもある。今後も積極的な利上げが継続されるかは今後の経過を見ることになる。
目先買い戻しが入ったものの、今後金融危機に陥るようなら金融機関の名前が挙がる可能性があるなかでユーロの上値は限られる。
ユーロ円予想レンジ:142円70銭(61.8%)~141円00銭
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