マック意識しすぎた? ロッテリア

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マック意識しすぎた? ロッテリア
[紹介元] Yahoo!ニュース・トピックス – 経済 マック意識しすぎた? ロッテリア

マック意識しすぎた ロッテリア

ロッテリアの看板商品のエビバーガーのパティをご家庭で!

ロッテリアの最近の動向は?

韓国ロッテは、流通・化学・建設業を中核事業とする巨大コングロマリット(複合企業)だ。韓国第5位の財閥でもある。売上高は5兆円超(21年度)とされている。これは日本のロッテ(ロッテ+ロッテリア)の売上合計の約20倍にあたる。韓国ロッテがロッテ全体に及ぼす影響は極めて大きい。

にもかかわらず、ロッテリアを売却するのはなぜか。理由は3つ。1つ目は、ロッテ本体の収益が悪化したこと。2つ目は、菓子ニーズが変化したこと。そして3つ目は、競合が多様であることだ。1つ目の「ロッテ本体の収益悪化」から見ていく。

「勢いが無く、衰退している企業」。ロッテリアの決算情報からは、そんな印象を受ける。

久しぶりにロッテリアで食べる。「絶品チーズバーガー」は相変わらず濃厚だった。「半熟タマてりバーガー」の卵のゆで加減は絶妙だった。あくまで筆者の主観だが、マクドナルドと比べても、味は見劣りしないと思う。あとは、価格とプロモーションだ。どちらもゼンショーの得意とするところ。新生ロッテリアには、安価で美味しいハンバーガーを期待したい。

挽回の可能性はある。「シェーキが人気」と先に述べた。これは、ある意味、当たり前だ。親会社ロッテHDは「モナ王」「雪見だいふく」「レディボーデン」などを製造・販売する冷菓事業を抱えている。

ロッテリア自体の赤字と相まって、ロッテ全体の収益が悪化したこと。それが今回の売却の理由の一つである。

私たちになじみのある「『お口の恋人』ロッテ」は、ロッテのほんの一部に過ぎない。ロッテHDは、「メリーチョコレート」や「銀座コージーコーナー」などの国内企業、そして「韓国ロッテグループ」(韓国ロッテ)を傘下に抱えている。

この韓国ロッテが、苦境に陥っている。21年3月期には1012億円の純損失(赤字)を計上。2022年3月期に2期ぶりに黒字化したものの、成長戦略の見直しは必至だ。

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