ドル/円 今日の見通し「円安けん制で下落するもすぐ再上昇…今夜は米8月ISM非製造業景況指数に注目集まる」2023/9/6

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ドル/円 今日の見通し「円安けん制で下落するもすぐ再上昇…今夜は米8月ISM非製造業景況指数に注目集まる」2023/9/6

「ドル/円」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 宇栄原 宗平
X(Twitter) : https://twitter.com/gaitamesk_ueha

目次

 

今日のドル円 トレードシナリオ

テクニカル分析で環境認識

①日足:上昇基調継続・・・10・20・80日移動平均線が上向きで上昇基調が継続する中、一時147.81円前後まで上伸し年初来高値を更新しました。しかし、その後は失速したことでRSIが下向きとなり調整下落が強まっています。ただ、10日線を下抜けるまでは上昇基調に変化はなさそうです。

②4時間足:10本移動平均線が支持となるか・・・10・20・80本移動平均線が上向きで乖離幅を拡大しており上昇の勢いが強まっています。そうした中で、10本移動平均線を下値支持として下げ止まっており再び148円に向けて上伸できるか注目です。

ドル/円 日足 ネオチャート

トレード方針:押し目買い方針

③相場展開の予想・・・介入警戒感などから東京市場では弱含む展開となりましたが、ドル高・円安基調に変わりはなく、欧米市場では再び上値余地を探る展開となる可能性があります。そのため、トレード方針は買い目線で行きたいところです。

④トレードタイミング・・・以下の60分足を見た際の押し目買いポイントは147.00円程度と見ます。再び147.00円台から反発すればダブルボトムとなり底堅さから上値を模索の展開となりそうです。

ドル/円 60分足 ネオチャート(図1)

ドル/円 外為注文情報(図2)
https://www.gaitame.com/markets/order/

注目経済指標・イベント

⑤ポイント解説・・・米8月ISM非製造業景況指数について、市場予想は52.5と前回(52.7)からやや低下する見通しとなっています。ドル高基調の中で予想を上振れる結果となれば、ドル/円は再び148円台への上昇を試すことも考えられます。

9/6(水)
18:00 ユーロ圏7月小売売上高
21:30 カナダ4-6月期労働生産性指数
21:30 カナダ7月貿易収支
21:30☆米7月貿易収支
22:00 コリンズ米ボストン連銀総裁講演
22:15☆ベイリーBOE総裁講演
22:45 米8月サービス業PMI・改定値
22:45 米8月総合PMI・改定値
23:00☆カナダ中銀政策金利
23:00☆米8月ISM非製造業景況指数
27:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
28:00 ローガン米ダラス連銀総裁講演
※☆は特に注目の材料

動画で注目ポイントを解説

経済指標・イベントの結果について

主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。

経済指標カレンダー

 
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外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。

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次に ドル円を取引するのに最適なFX会社を紹介します

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続いて、現時点での状況から2023年後半に予想される米ドル円のシナリオを見ていきます。

当時アメリカではまだまだ景気が悪い状況が続くなか、ブッシュ減税や金融緩和が継続されており、これがドル安の後押しとなっていました。

米景気指標の強さが継続、米景気がマイナス成長を回避し、ソフトラン ディング成功が確定的となれば、原油価格の上昇・高止まりも予想され、年内のドル 円は145-150円程度の高水準でのレンジ相場が定着、昨年の高値である151円95銭を 試す展開も否定できない。145円超の円安スピード及び幅を見極める上では、本邦当 局による口先介入の強さと実弾での円買い介入に踏み切るタイミングが重要となる。 介入警戒感から円安スピードは緩やかなものとなりやすいだろうが、じりじりとした円 安が長期化する可能性が残る。

一方、今日の米国市場でも米金利の上昇や株高が続く場合は、ドル円(USD/JPY)の上昇を想定しておきたい。

逆に言えば、追加利上げが米経済を悪化させる見方になれば、先々の利下げ予想が連想されて、為替相場の流れはドル安に転じるだろう。8月26日のジャクソンホール会議では、パウエル議長がたとえ痛みを伴ってでも追加利上げの手綱を緩めないとメッセージを送った。そのことは、2023年内にも利下げに転じるという見方を否定するものだった。

同じように、米経済がかなり悪化すれば、現在のFRBのスタントは変わっていき、2023年内の利下げは現実味を帯びてくる。そのときは、ドル安に転換していくだろう。

本日のドル円は140円50銭〜142円30銭程度を予想します。

この結果、ドル円は2021年初は103円でしたが、金利の上昇に伴い、2021年3月末には110円まで急速に上昇しています。

ドル円が半値戻しの水準(140.97レベル)を完全に下方ブレイクした後、この水準がレジスタンスへ転換する場合は、明日以降、節目の140.00を視野に下落幅が拡大する可能性が出てくる。

タイミングを考えると、11月にFOMCが終了してからしばらくすると、ドル高基調は天井を打つだろう。米長期金利も、そこでは低下するだろう。

2021年10月28日には一時1ドル=114.25円を記録し、2年半ぶりの円安・ドル高水準となっています。

また、Invest Naviの公式LINEでは米ドル円の最新情報を無料で配信しています。

一日の値幅が20銭と、昨日のNY市場でのドル円は久しぶりに小動きでした。本日からFOMC会合が開催されることから、ポジション調整も終わり、ようやく「様子見」となったようです。経済指標でも7月の製造業PMIはコンポジットとサービス業では市場予想を下回り、製造業では予想を上回ったものの、依然として活動の拡大と縮小の境目である「50」を下回っていました。この指標発表による市場への影響はほとんどなく、景気抑制政策の表れと受け止め、株式市場では好感されたようです。特に話題になっているのが「NYダウ工業株30種平均」でした。

今日以降、米国債の入札が米金利の変動要因となる可能性がある。今日は3年債の入札が控えている(日本時間9日午前2時、420億ドルで前回から20億ドルの増額)。ゆえに今日のドル円は、NY時間で上下に振れる展開を想定しておきたい。

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