[米ドル円]150円台再度トライ
(米ドル円日足)

先週発表された米CPIが予想を上回りドル円は149円82銭まで上昇したが150円には届かなかった。介入警戒感もあるが、米長期金利低下によるドル自体の上値の重さがドル円の上値を抑えている。中東戦争による地政学的リスクの高まりから安全資産の米国債に資金が流れ込んだとされる。また、複数のFRBメンバーのハト派姿勢もドルの上値を抑える要因となっている。
今週もこの流れが継続するなかで日本の貿易収支やCPIが発表される。先週日銀が23年度の物価上昇率を3%近くに上方修正するとの一部報道もあり、物価上昇が確認されるようなら円買いで反応しそうだ。ただ、日銀の大規模緩和政策は変わらないとの見方は根強く、円買いも一時的とみる。
一方でフィラデルフィア連銀製造業景気指数や小売などが予想を上回る強い結果を示すようなら150円の大台を再度試しに行く可能性もあるが介入警戒感は強いことから乗せたとしても直ぐに押し戻されるとみる。
結局、月末のFOMC会合までは方向感の掴みにくい相場展開が続きそうだ。

先週発表された米CPIが予想を上回りドル円は149円82銭まで上昇したが150円には届かなかった。介入警戒感もあるが、米長期金利低下によるドル自体の上値の重さがドル円の上値を抑えている。中東戦争による地政学的リスクの高まりから安全資産の米国債に資金が流れ込んだとされる。また、複数のFRBメンバーのハト派姿勢もドルの上値を抑える要因となっている。
今週もこの流れが継続するなかで日本の貿易収支やCPIが発表される。先週日銀が23年度の物価上昇率を3%近くに上方修正するとの一部報道もあり、物価上昇が確認されるようなら円買いで反応しそうだ。ただ、日銀の大規模緩和政策は変わらないとの見方は根強く、円買いも一時的とみる。
一方でフィラデルフィア連銀製造業景気指数や小売などが予想を上回る強い結果を示すようなら150円の大台を再度試しに行く可能性もあるが介入警戒感は強いことから乗せたとしても直ぐに押し戻されるとみる。
結局、月末のFOMC会合までは方向感の掴みにくい相場展開が続きそうだ。
本日のドル円予想レンジ:150円30銭(BB上限)~149円20銭
今週のドル円予想レンジ:150円30銭(BB上限)~147円30銭(50%、BB下限)
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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[紹介元] かざみどり [米ドル円]150円台再度トライ
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