ドル・円は主に151円台で推移か、米FOMC会合の結果判明を待つ状況

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ドル・円は主に151円台で推移か、米FOMC会合の結果判明を待つ状況

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東京市場オープニングコメント

「ドル・円は主に151円台で推移か、米FOMC会合の結果判明を待つ状況」
 10月31日のドル・円は、東京市場では149円03銭まで下げた後、150円31銭まで上昇。欧米市場では150円09銭から151円72銭まで一段高となり、151円70銭で取引終了。本日11月1日のドル・円は主に151円台で推移か。米連邦公開市場委員会(FOMC)会合の結果判明を待つ状況だが、リスク選好的なドル買い・円売りがただちに縮小する可能性は低いとみられる。
 日本銀行の植田総裁は10月31日に行われた会見で、「経済情勢の変化に応じて、円滑な金利が形成されるよう運用の柔軟性を高めておくことが適当と判断した」との見方を伝えた。また、物価動向について、「原材料高を背景とした価格転嫁の動きと原油高が影響している」、「賃金物価の好循環が強まっていく必要があり、持続的に物価が上昇する目標は十分な確度を持って見通せる段階にはない」と述べた。市場参加者の間からは「日本銀行は長期金利の上限のめどを1.0%まで引き上げたが、金融緩和策を維持する姿勢は変わっていない」、「米国は日本の円買い介入を容認していない」などの声が聞かれいる。日銀の金融政策は結果的に円安進行の一因となっており、日本政府・日銀の対応が注目されそうだ。

《午前8時現在》 ドル・円: 150.80円-152.00円 150円台後半でドル買い興味
        ユーロ・円: 159.50円-161.00円 159円台半ば近辺でユーロ買い興味
        豪ドル・円: 95.30円-96.60円 95円台前半で豪ドル買い興味  

通貨別分析

 

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[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル ドル・円は主に151円台で推移か、米FOMC会合の結果判明を待つ状況

本日31日のドル・円は主に149円台で推移か

来週のドル・円は底堅い動きが予想される。日本銀行の金融政策決定会合と米連邦公開市場委員会(FOMC)はいずれも現状維持との見方が大勢。日銀については一部で政策修正観測があるものの、緩和的な姿勢は変わらず、円安基調が続く公算は大きい。米雇用統計で堅調な労働市場が確認されれば、151円台へ上昇する可能性がある。

30日のドル・円は、東京市場では149円82銭から149円29銭まで下落。欧米市場では149円85銭まで買われた後、一時148円81銭まで反落し、149円09銭で取引終了。本日31日のドル・円は主に149円台で推移か。日本銀行金融政策決定会合の結果判明を待つ状況だが、金融政策の現状維持が決まった場合、ドル買い・円売りが強まる可能性がある。読売新聞(電子版)などの報道によると、日本銀行は10月31日開催の金融政策決定会合で、長期金利の上昇を一定程度容認する方向で議論するもようだ。10年国債金利が1.0%程度まで上昇することを容認する可能性がある。市場参加者の間からは「日銀が長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)政策をさらに柔軟化することによって長期金利の上昇は正当化される」との声が聞かれている。中東情勢がさらに悪化し、原油供給が大幅に減少した場合、インフレ率は急上昇するとみられており、そのような場合、各国中央銀行による金融政策の運営は困難を極めると予想される。そのため、想定外の物価高に対応するために何らかの措置を早急に導入する必要があるとの声が聞かれている。

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