総合商社5社 業績予想を上方修正

大手総合商社5社の今年度の中間決算が出そろい、円安などを背景に業績予想の上方修正が相次ぎました。

三井物産も三菱商事同様に、昨年大幅な減損をしたことおよび資源価格が上昇したことから、年間の見通しを2000億円から2200億円に上方修正を行いました。一方で、年間の見通しでも非資源分野の純利益合計が1100億円と総合商社5社の中で最も低いなど、これまで資源分野に偏ったポートフォリオを築いてきた影響が響き、三菱商事および伊藤忠商事とは1000億円以上純利益で差がつく見通しとなっています。

大手総合商社5社 円安背景に通期の最終利益の上方修正相次ぐ 三菱商事・中西社長「想像以上に円安に振れている」