来週の為替予想(ポンド/円 ユーロ/円) 「英国の追加利上げの行方は!」ハロンズ FX 2023/11/12

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来週の為替予想(ポンド/円 ユーロ/円) 「英国の追加利上げの行方は!」ハロンズ FX 2023/11/12

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執筆:外為どっとコム総合研究所 小野 直人

目次

執筆日時 2023年11月10日 16時30分

英国の追加利上げの行方は!

11月6日週のユーロ/円、ポンド/円は小幅高

米ドル上昇の勢いが薄れる中で、相対的に円売りの流れが強まる格好になり、ユーロ/円は161.799円、ポンド/円は185.954円まで各々、レンジ上限を広げました。もっとも、株式市場が不安定なほか、本邦の円買い介入観測など、一気に円を売りこむような外部環境にもなかったため、ユーロ/円、ポンド/円の上値は限定されました。(各レート水準は執筆時点のもの)

FX ライブ配信、明日の笑顔のため、介入に備える (2023年11月9日)

※相場動向については、外為どっとコム総研のTEAMハロンズが配信している番組でも解説しています。

ユーロ/円、次は163円前半?

ユーロはインフレ期待と景気悪化観測が交錯する中で不安定な値動きとなる危険がありそうです。ECBが公表した消費者期待調査では、1年先のインフレ期待が4.0%と前月の3.5%から上昇し、インフレ期待が落ち着いていない状況を示しました。こうした結果を受けてか、ECB高官からは早期の利下げ期待に踊らされないよう、けん制発言が相次いでいます。タカ派観測の根強さは、ユーロの下値が限定されると考える動機になります。しかし、長引くウクライナ戦争、中東の地政学リスク、中国経済の成長鈍化など、ユーロ圏経済が浮揚する原動力も限られており、正直ユーロは買いづらい通貨と考えます。ユーロ/円はユーロ以上に円が弱いため上昇していますが、ユーロ/米ドルは夏からの下落の反動の域を出ていないと思われ、ユーロ/円の上昇が本物かどうか自信が持てません。

ユーロ/円は各種トレンドラインが上を向き、目先は日足一目転換線がサポートラインとなって、一段、上方向を試しそうな雰囲気はあります。その場合、10月3日安値(154.393円)から10月24日高値(159.916円)までの上昇幅を、10月30日安値(157.697円)へスライドさせた163.22円付近が上値の目途として意識されそうです。

【ユーロ/円チャート 日足】

EUR/JPY日足チャート
出所:外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
予想レンジ:EUR/JPY:159.500-163.500

ポンド/円、英インフレデータに着目

来週は14日に賃金を含めた雇用データ、15日に消費者物価指数CPIと、重要指標が並んでいます。賃金データでは、伸びがピークアウトしてインフレ圧力の緩和が感じられるのかどうかが注目されます。また、昨年、公共料金の引き上げによる影響が薄れると期待されるCPIがどこまで低下してくるのかもポイントです。これらのインフレデータが想定以上に弱ければ、利上げ観測が修正されてポンド売りが強まる可能性がある一方、予想以上に強ければインフレ長期からか追加利上げが意識されて、ポンドは強含みそうです。もっとも、英国の成長見通しが不確実なため、仮に上向きに進んだとしてもポンドの上昇幅は限られるのではないでしょうか。

ポンド/円のチャート形状的には、今年、8月に付けた186.765円が意識されるレベルで、ここを超えてきたときは、2015年11月高値の188.812円が次のターゲットになります。歴史的に見てかなり割高感が強まっているように見受けられるため、上値追いは慎重に行きたいです。個人的には、186円台乗せでは軽く、売りで勝負したいと考えています。

【ポンド/円チャート 日足】

GBP/JPY日足チャート
出所:外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
予想レンジ:GBP/JPY:182.000-187.000

11/13 週のイベント

11/14(火) 16:00 イギリス 10月失業保険申請件数
11/14(火) 16:00 イギリス 10月失業率
11/14(火) 16:00 イギリス 9月失業率(ILO方式)
11/14(火) 19:00 ドイツ 11月ZEW景況感調査
11/14(火) 19:00 ユーロ 11月ZEW景況感調査
11/14(火) 19:00 ユーロ 7-9月期四半期域内総生産(GDP、改定値)
11/15(水) 16:00 イギリス 10月消費者物価指数(CPI)
11/15(水) 16:45 フランス 10月消費者物価指数(CPI、改定値)
11/15(水) 19:00 ユーロ 9月鉱工業生産
11/15(水) 19:00 ユーロ 9月貿易収支
11/16(木) 20:30 ユーロ ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、発言
11/17(金) 16:00 イギリス 10月小売売上高
11/17(金) 17:00 ユーロ ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、発言
11/17(金) 19:00 ユーロ 10月消費者物価指数(HICP、改定値)

一言コメント

先日まで夏日だったのが、週末から冬型の天候と一気に風景が変わりそうな感じです。体調管理にはお気を付けください。

 
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来週の為替予想 ポンド 円

2025年7月のポンド円見通し。当月始値 203.32、最低 203.32、当月最高 210.52。平均 206.14。月末 207.41。変更 2.0%。

来週は14日に賃金を含めた雇用データ、15日に消費者物価指数CPIと、重要指標が並んでいます。賃金データでは、伸びがピークアウトしてインフレ圧力の緩和が感じられるのかどうかが注目されます。また、昨年、公共料金の引き上げによる影響が薄れると期待されるCPIがどこまで低下してくるのかもポイントです。これらのインフレデータが想定以上に弱ければ、利上げ観測が修正されてポンド売りが強まる可能性がある一方、予想以上に強ければインフレ長期からか追加利上げが意識されて、ポンドは強含みそうです。もっとも、英国の成長見通しが不確実なため、仮に上向きに進んだとしてもポンドの上昇幅は限られるのではないでしょうか。ポンド/円のチャート形状的には、今年、8月に付けた186.765円が意識されるレベルで、ここを超えてきたときは、2015年11月高値の188.812円が次のターゲットになります。歴史的に見てかなり割高感が強まっているように見受けられるため、上値追いは慎重に行きたいです。個人的には、186円台乗せでは軽く、売りで勝負したいと考えています。

2021年10月までは順調に価格を伸ばして一時158円台の高値に突入しました。

最新のポンド円為替レート 185.16円。日の範囲の 184.30 - 185.53円。前日 185.02円。前日比 +0.08%。

また英国でも住宅市場や賃金の回復が見られ、BOEの利上げ期待からポンド円は2015年中ごろの190円台まで回復しました。

2025年6月のポンド円予想。当月始値 206.73、最低 200.27、当月最高 206.73。平均 204.26。月末 203.32。変更 -1.6%。

テクニカル面からまず、ポンド円を構成するポンドドル相場の月足をチェックしておきましょう。

一応このネック・ラインが維持されるなら、再度「J」を目指す可能性も残っていますが、ネック・ラインを割れて来ると特に過去の動きでは急激な円高となっており、スピードが加速する可能性に注意しましょう。

来年のポンド円の想定レンジを、150.00から170.00(175.00)としました。

それでは、ポンドドルとドル円の想定レンジから作成したマトリックス・チャート(価格帯によるクロス円の位置)を見てみましょう。 ポンドドルの想定レンジを1.1300~1.2800、ドル円を126.00~140.00としましたので、これから算出されたポンド円相場の最大想定レンジは144.64から176.64となります。ただ、少し広すぎることもあって、150.61から170.22が適当水準とします。

以上を踏まえてポンド円相場の来年の見通しと戦略についてお話します。 一応来年は、過去の新型コロナウィルスの感染拡大やウクライナの情勢が更に悪化しないとの前提でお話させて頂きます。

2026年7月のポンド円見通し。当月始値 216.24、最低 210.87、当月最高 217.29。平均 214.62。月末 214.08。変更 -1.0%。

ポンド円のノックアウトオプション取引ならIG証券が最適です。

リポートの作成時点では、情報量が少ないのは残念ですが、2022年は、米国の中間選挙を始め、欧州や日本の選挙、中国の共産党大会など大きなイベントがありましたが、2023年は材料の少ない年となりそうです。ウクライナ情勢を除くと、英国に関しては、特別なことはありませんが、今年は政治で相場が荒れたこともあって、スナク政権の景気対策と英中銀のインフレ退治が功を奏すのかが大きな焦点となります。また、スタージョ・ン・スコットランド首相が、2023年10月に、スコットランド独立を問う2度目の住民投票を実施すると表明していましたが、イギリスの最高裁判所が、「北部スコットランドの自治政府がイギリス政府の同意を得ずに独立の是非を問う住民投票は実施できない」との判断を下しており、実施は難しくなっています。ただ、スタージョン首相は「スコットランドの人々が意思を表明できる民主的な別の手段を見つけなければならない」と述べていて、引き続き独立の道を模索する考えを示しています。2023年は難しいとしても、一応この問題が度々市場の話題となる可能性は残っていることは注意しておきましょう。 その他これは余談ですが、一部に年後半に、「ブレグジットの再投票」が実施されるとの噂が出ているようです。信憑性は薄いと思いますが、EUに復帰を望む声が残っているようで、もしこれが実現身を帯びて来るようなことがあれば、またポンド相場が大波乱となることは、留意しておきましょう。

2025年8月のポンド円予想。当月始値 207.41、最低 207.41、当月最高 216.83。平均 211.32。月末 213.63。変更 3.0%。

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