前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。
FX投資家フローと市況
前日オープンから本日15時までのUSDJPYの値動き(ローソク足)と個人投資家動向です。(画面下のグラフは各時間帯ごとの個人投資家の売買を表しており、青いバーが売数量、赤いバーが買数量です。)
10日、米11月ミシガン大消費者信態度指数/速報値が市場予想を下回り、5月来で最低となったが、1年先・5年先期待インフレ率が市場予想を上回ったほか、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁やボスティック米アトランタ連銀総裁のタカ派発言を受けて、ドル円はNY時間終盤に151.599円まで上昇した。また、NY時間終盤、格付け会社ムーディーズが米国の格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げた。
本日アジア時間、実需フローや米10年債利回りの底堅い推移を受けてドル円は151.80円レベルまで上昇、年初来高値を更新している。
取引金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」の取引を円換算した取引金額です。
市場シェア上位
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」取り扱い通貨30通貨ペアの内、取引量が多かった上位10位です。
ポジション金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」ポジションの円換算金額です。(青いバーが売建玉、赤いバーが買建玉です。)
ポジション増減
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」主要通貨ペアのポジション増減(前日比)です。
外為どっとコムの取引サービス「外貨ネクストネオ」での取引データを元に作成しています。
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FX個人投資家動向 ドル円 年初来高値更新
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さらに、現在のFFレートの水準である5%まで米2年債利回りが上昇するなら、米ドル/円は145円を目指す、それが米金利との関係からの大まかな目安になるのではないでしょうか。
前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。
ドル円(USD/JPY)の上昇局面では、上で述べた151.73レベルのトライおよびブレイクアウトが目先の焦点となろう。先週の高値151.60レベルの突破は、151.73をトライするシグナルと想定しておきたい。
ドル円が151.73レベルの突破に成功する場合、次の焦点は152.00レベルの攻防となろう。152.06レベルは、フィボナッチ・エクステンション100%の水準にあたる。
こういったなかで、早期の大幅な利下げを先取りして大きく低下した米2年債利回りは、早期利下げ予想の「間違い」を是正するなかで上昇、それに連れる形で米ドル/円も年初来の米ドル高値更新となったのでしょう。
米金利には根強い上昇の圧力がかかり続けている。この状況を考えるならば、特にタカ派よりの発言が続く場合、外為市場では先週と同じく米ドル高優勢の展開が予想される。
今週のドル円(USD/JPY)は、新たな上値の水準の見極めが焦点となろう。
10日、米11月ミシガン大消費者信態度指数/速報値が市場予想を下回り、5月来で最低となったが、1年先・5年先期待インフレ率が市場予想を上回ったほか、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁やボスティック米アトランタ連銀総裁のタカ派発言を受けて、ドル円はNY時間終盤に151.599円まで上昇した。また、NY時間終盤、格付け会社ムーディーズが米国の格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げた。本日アジア時間、実需フローや米10年債利回りの底堅い推移を受けてドル円は151.80円レベルまで上昇、年初来高値を更新している。
よって、ドル円が152円台へ上昇し、かつその幅がさらに拡大する局面では、反落のリスクとその後の押し目買いを意識しておきたい。
一方、今週の物価指標でインフレの鈍化傾向があらためて確認される場合は、米金利の低下要因となろう。外為市場では米ドル安優勢の展開が予想される。
FRBの各高官からインフレ、金融政策そして景気の動向について言及がある場合は、米債市場の変動要因となろう。米債市場の動きに米ドル相場のトレンドが左右されるだろう。
この日のFX市場のドル/円は139円台で小動きだった。米5月雇用統計ではNFP(非農業部門雇用者数)が大幅に増えたが、失業率は上昇して賃金の伸びも鈍化した。FRBの政策効果が発揮されているとして、6月FOMC(米連邦公開市場委員会)での利上げは見送りとの予想が広がっている。
ドル円(USD/JPY)は先週、5日線連続で陽線引けとなった。
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」取り扱い通貨30通貨ペアの内、取引量が多かった上位10位です。
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