[全般]ドル全面安
米CPIが前月比前年比共に予想を下回ったことでドルは全面安。FRBの利下げ時期が早まるとの見方が広がった。
昨日は注目の米CPIの発表を控え相場全般に様子見姿勢が続いた。ドル円は151円ミドルから後半の狭いレンジ内でのもみ合いが続いた。市場は今年最高値を更新するとの見方が多く、上値を試すチャンスを狙っているように見えた。
注目の米10月CPIは前月比で0.0%(予想0.1%)、前年比3.2%(予想3.3%)。
CPIコア指数も前月比0.2%(予想0.3%)、前年比4.0%(予想4.1%)とそれぞれ予想を下回り、物価上昇鈍化を示すものとなったことでドルは全面安。
ドル円は150円20銭付近に1円50銭余り下落。他通貨に対してもドルは全面安となった。
ただ他通貨のドルに対する上昇幅がドル円を上回るなど結果的にクロス円の買いも見られたことでドル円の下げも抑えられた。
しかし、物価の鈍化は示されたものの依然として高い水準であり、ここまでドル売りが進むのはサプライズでもあった。それだけドル先高を見ていたということだろう。
この結果を受けFRBのスタンスが大きく変わるということはないとみるが、まだドル安の勢いは残る。つなぎ予算期限が迫る中で一段の下げ幅拡大が予想される。
また、金利低下で株価上昇によるリスクオンの円安の流れも継続。
※上記の内容は、利益の保証をするものではございませんので、ご自身で判断して取引を行ってください。
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[紹介元] かざみどり [全般]ドル全面安
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