【ドル/円】:押し目買い。上値抵抗にも注意。

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【ドル/円】:押し目買い。上値抵抗にも注意。

 

2023年11月16日

【ドル/円】:押し目買い。上値抵抗にも注意。

ドル/円は陽線で切り返しており、上値余地を探る動きに繋げています。日足の下値抵抗にも跳ね返されており押し目買い方針継続としますが、151.60-70,151.90-00に強い抵抗があり、これらをしっかり上抜けて終えるまでは上値余地も拡がり難いでしょう。また、150円を割り込んで終えた場合は日足の形状が悪化、149.40-50の抵抗を下抜けて終えた場合は下値リスクが点灯します。 ドル買いは150.50-60の押し目待ちとします。損切りは149.90で撤退です。売りは様子見か152.10に損切りを置くなら151.60-70超えで軽く売り向かい。 日足の上値抵抗は151.60-70,151.90-00,152.30-40に、下値抵抗は150.40-50,150.00-10,149.40-50にあります。

【ユーロ/円】:押し目買い方針継続。

ユーロ/円は続伸。下ヒゲがやや長く下値トライに失敗しており、この反動で上値トライの動きが先行すると見られます。トレンドが強い状態を維持しており、押し目買い方針継続です。買いは163.60-70で押し目買い。損切りは162.90で一旦撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は164.60-70,165.30-40,166.00-10,166.60-70に、下値抵抗は163.60-70,163.30-40,163.00-10,162.60-70にあります。162.00以下で終えた場合は下値リスクが点灯します。167~168円台に長期的な上値抵抗が控えています。

【ユーロ/ドル】:押し目買い方針継続。

ユーロ/ドルは小反落。下げエネルギーの強いものではありませんが、1.0750~1.0800ゾーンの足元の不安定さを残しており、足元を固め直す動きが強まってもおかしくありません。買いは1日様子見か1.0810-20の押し目を拾って1.0780で浅めに一旦撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は1.0880-90,1.0930-40に、下値抵抗は1.0810-20,1.0760-70,1.0740-50,1.0720-30にあります。短期トレンドは1.0600を割り込んで終えない限り変化しません。

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ドル円(USD/JPY)は先週 5日線連続で陽線引けとなった

ドル円が152円台へ上昇する場合は、円買い介入やそれに対する市場の警戒感から不意打ちのような反落相場が発生する可能性がある。しかし、今のトレンドを転換させるほどのインパクトは無いだろう。

米ミシガン大学が発表した6月消費者態度指数(速報値)が63.9と予想の60.0を上回ったことや、米連邦準備理事会(FRB)高官のタカ派的な発言を手掛かりにドル買いも進み、5時30分過ぎには一時141.92円と昨年11月以来7カ月ぶりの高値を更新した。

ユーロ/ドルは小反落。下げエネルギーの強いものではありませんが、1.0750~1.0800ゾーンの足元の不安定さを残しており、足元を固め直す動きが強まってもおかしくありません。買いは1日様子見か1.0810-20の押し目を拾って1.0780で浅めに一旦撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は1.0880-90,1.0930-40に、下値抵抗は1.0810-20,1.0760-70,1.0740-50,1.0720-30にあります。短期トレンドは1.0600を割り込んで終えない限り変化しません。

今週のドル円(USD/JPY)は、新たな上値の水準の見極めが焦点となろう。

・60分足だと、ボリンジャーバント度移動平均線が横ばいでレンジの状況、朝の時点だと上昇してもいいかなというチャートの状況ですが上値の重さが気になるのと、ドル円との連動性を考えると目先は一旦は下げるのかなとみて押し目買いは様子見しています。

一方、ドル円の反落局面で10日線が相場をサポートする場合は、地合いの強さを市場参加者に印象付けよう。このケースでは、上で述べた151.73レベルと152.00(152.06)レベルをトライするシグナルの一つと想定しておきたい。

・日足だと、昨日は経済指標の結果を受けてドル買い、結局は切り返しの陽線が確定しています。本日は「横ばいから上目線」よりにはなりますが、151円40付近には抵抗線のトレンドラインがあるため上値が重そうなので目先は垂れる展開で、どこで下げ渋って反発してくるか注目しています。ドル買い優勢は変わらず!?

一方、今週の物価指標でインフレの鈍化傾向があらためて確認される場合は、米金利の低下要因となろう。外為市場では米ドル安優勢の展開が予想される。

もっとも、引けにかけては下げ渋った。ユーロ円の上昇につれた買いなどが入り、1.0946ドル付近まで下げ幅を縮める場面があった。ユーロ円は5日続伸。終値は155.22円と前営業日NY終値(153.55円)と比べて1円67銭程度のユーロ高水準。ECBは利上げを継続するとの見方が強まる一方、日銀は大規模な金融緩和策を維持しており、日欧金融政策の方向性の違いに着目した円売り・ユーロ買いが進んだ。取引終了間際に一時155.26円と2008年9月以来15年ぶりの高値を付けた。

しかし、本邦通貨当局は、昨年の円安局面で、ボラティリティー(過度な変動)を抑制するという名目で、ドル売り・円買い介入を断行しており、その水準は、ボラティリティーが上昇していたボリンジャー・バンド+2σ付近だった。現状の+2σは、141.30円付近に位置しており、円買い介入の可能性には警戒しておきたい。

ドル買いは151.40-50で押し目買い。損切りは150.90で撤退です。売りは様子見か152.30に損切りを置くなら152.00-10まで引きつけて軽く売り向かい。

小陰線引け。転換線は基準線を上回り、遅行スパンは実線を上回り、雲の中で引けているものの、買いシグナルが優勢な展開となっている。雲の上限を上回った後、上抜けに失敗して孕み線で反落したものの、転換線を上回って引けており反発の可能性が示唆されている。本日は、雲の上限1.0966ドルを念頭に置き、転換線を支持に押し目買いスタンスで臨み、同線を下抜けた場合は手仕舞い。

先週末、米財務省は半期に一度の「外国為替報告書」を公表したが、日本は「監視リスト(Monitoring List)」の対象から除外されていた。為替操作国・監視対象国の3つの判断基準の内の1つは、綿密な分析対象国となっているスイスのように、国内総生産(GDP)2%以上の、ドル買い・当該国通貨売りの為替介入である。

ドル円(USD/JPY)は先週、5日線連続で陽線引けとなった。

先週9日以降、米債市場では長期ゾーンの利回りが下げ止まりのムードにある(下のチャートを参照)。今週の物価指標(CPIとPPI)がインフレ圧力の根強さを示す場合は、米長期ゾーン利回りの上昇圧力を高める要因になり得る。米金利の上昇は、外為市場で米ドル高の圧力を高める要因となろう。

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