置き配利用したい 3割が否定派
ナスタは今後も宅配ボックスの普及に取り組み、安全安心に利用できる「置き配」を提供することが、社会課題の解決を実現するサービスになると考えます。「置き配」が消費者のためのサービスとなるよう、今後も商品開発・サービス向上に努めてまいります。
置き配サービス開始から約4年、新しい時代における「置き配」の利用率とサービス拡大による課題とはどのようなものなのかを調査しました。
「置き配」サービスを不安なく利用するために必要だと思うものは、「宅配ボックス」と回答した人が52.7%と最も多く、次いで「置き配完了時に通知してくれるサービス」が39.3%という結果でした。宅配ボックスが不安の払拭のために有効だと考える方が多いようです。
置き配利用経験者に置き配を利用したことがあるECサイトについて聞いたところ、最多は「Amazon」(86.9%)。「楽天市場」(35.4%)、「Yahoo!ショッピング」(19.6%)と続いた。
置き配利用経験者に置き配のメリットについて聞いたところ、「再配達を防げる」(75.6%)がトップ。2位は「時間に縛られずに済む」(62.8%)、3位は「印鑑・サインが不要になる」(52.7%)。
「置き配」サービスで荷物を受け取る際、最も多く利用している場所は「玄関先」が55.8%と最も多く、次いで「宅配ボックス」が23.9%という結果でした。前回調査では、玄関先利用者が61.0%だったのに対して5.2ポイント減少、郵便受け利用者が9.1%と5.7ポイント増加しました。
また、置き配利用時に経験したことについては、「指定した場所に置いてもらえなかった」が18.0%でした。また、「特になし」は52.1%と、前回調査(53.5%)から1.4ポイント減少し、何かしらのトラブルを経験したことがある人が増加している傾向となりました。
さらに置き配が普及してほしいか聞いたところ、「とてもそう思う」「ややそう思う」を合わせて普及に肯定的な意見は85.4%。一方、「まったくそう思わない」「あまりそう思わない」を合わせて否定的だったのは14.6%だった。
置き配のデメリットについては、「盗難・破損の恐れがある」(68.2%)がトップで、2位「荷物の水濡れ・汚れ」(35.1%)、3位「不在にしていることを知られる」(31.0%)だった。
郵便受け・宅配ボックスシェアNo.1の株式会社ナスタが、2019年から継続調査をしている「置き配に関する実態調査」について、2022年11月に第5回調査を行いましたのでご報告します。
「置き配」サービスを利用したことがあると答えた人は61.3%、前回調査では53.9%だったのに対して、7.4ポイント増加しました。増加率を比較しても、前回調査の6.7ポイント増に比べ、0.7ポイント拡大しました。
上位を占めたのは、盗難防止措置・預入時に通知・置き場所を自分で選択したい・追跡機能・損害保険でした。 置き配を利用したくない方の意見にもあったとおり、盗難や、プライバシーを心配する声が多い結果となりました。
置き配利用経験者に置き配の満足度を聞いたところ、「満足」「やや満足」を合わせて71.8%が満足していると回答した。「不満」「やや不満」は合わせて6.6%で1割に満たなかった。
今回は、全国10~60代の通販サイト利用者258人を対象に「置き配と簡易宅配ボックス」についてのアンケートを取りました。
置き配利用経験者のうち、一戸建て居住者に指定したことのある場所を聞いたところ、「玄関前」(87.5%)が最も多かった。次いで「自転車かご」(10.9%)、「物置」(10.4%)だった。
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