
ユーロ円・週足は上影陽線引け。目先のすう勢を示す短期・4週移動平均線の上昇をともなう堅調な推移が続いた。164.30円まで年初来高値を更新している。
2008年8月以来、15年ぶり以上となる高値圏まで上昇したこともあり、やや伸び悩んで、目先的な上値の重さを示唆する上ひげをともなう足型を形成した。調整が入る展開も視野に入れて臨みたいが、161.81円前後で下支えとなりそうな4週移動平均線付近で下げ渋ることができれば底堅い流れが継続していることの確認となる。押し目が深めになっても9月1日週高値159.76円までにとどまれば、上昇波形は維持できるといえよう。
レジスタンス3 166.99(2008/8/1週安値)
レジスタンス2 165.33(2008/7/18週安値)
レジスタンス1 164.30(11/17週高値=年初来安値)
前週終値 163.27
サポート1 161.81(4週移動平均線)
サポート2 159.76(9/1週高値)
サポート3 157.70(11/3週安値)
(関口)
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
テクニカル指標は 大きく二つに分けられます
前回は、チャートを読む際の基本となるローソク足と、トレンドライン、上値抵抗線、下値支持線などを学びました。 今回は、もう少し踏み込んで学んでいきましょう。 テクニカル指標は、大きく二つに分けられます。
ユーロ/円にテクニカル的な買い信号が点っている。日足ベースで見た200日移動平均線を前週末に上抜けてきたほか、他のテクニカル指標も買いを示し始めているといい「目先的には4月高値(の137.42円)や、52週移動平均線のある140円台へ上振れる展開を視野に入れる必要が出てきた」(都銀のテクニカルアナリスト)という。テクニカル的に買いが入りやすくなったことで、この日午前の取引では上値が重くなっているものの「下値には押し目買い狙いの需要が増えてきた」(別の都銀)という。
FXで新たな通貨に挑戦するとき、ファンダメンタルズ分析であれば、まず、その国の基礎情報から学んでいく必要がありますが、テクニカル分析では、その必要はなく、汎用的な分析手法として、あらゆる通貨の組み合わせに対応します。
「三羽ガラス」出現や三角もちあい の下抜けで、ユーロ・円の先安観が強まっている。三菱UFJ信託銀行 は、週ベースの一目均衡表の雲を下抜けた場合、テクニカル分析の観点 から1ユーロ=130円割れまでの下落余地が出てくると分析している。
移動平均線とは、一定の期間における終値を平均して、線で結んだものです。テクニカル分析の中でも最も有名であり、相場のトレンド(方向性)を知るために、よく使われています。
このように、テクニカル分析は一度覚えておけば、あらゆるマーケットのケースによって対応可能な分析手法です。
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