来週の為替予想(豪ドル/円 NZドル/円 )「RBA議事要旨に要注意!先月は議事要旨を機に豪ドル相場が転換した」ハロンズ FX 2023/12/17

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来週の為替予想(豪ドル/円 NZドル/円 )「RBA議事要旨に要注意!先月は議事要旨を機に豪ドル相場が転換した」ハロンズ FX 2023/12/17

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執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉
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目次

RBA議事要旨に要注意!先月は議事要旨を機に豪ドル相場が転換した

今週の振り返り

今週の豪ドル/円は95.11円前後、NZドル/円は88.55円前後で週初を迎えました。11日には日銀の政策修正観測を打ち消す報道が出たことで円が全面安の展開となり、豪ドル/円は96.15円前後、NZドル/円は89.65円前後まで上昇しました。ただ、米ドル/円の上値が抑えられたことで豪ドル/円、NZドル/円の上値も限られました。その後は13日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で米連邦準備制度理事会(FRB)が市場の予想に反してハト派に転じていたことで、米ドル/円が約4カ月ぶりとなる140円台まで急落。豪ドル/円は一時94.55円前後まで、NZドル/円は87.73円前後まで下落しました。14日に発表されたニュージーランド(NZ)の7-9月期GDPが前期比-0.3%に落ち込んだことなども豪ドル、NZドルの売り材料となりました(執筆時)。

RBA議事要旨に要注意!

来週は19日に12月5日に開催された豪準備銀行(RBA)理事会の議事要旨が公表されます。この理事会でRBAは市場の予想通り政策金利を据え置きました。ただ、声明の内容が市場が期待したほどタカ派ではなかったため、RBAの追加利上げ期待が剥落しました。RBA議事要旨ではRBAの姿勢を再度確認することになりますが、この議事要旨に注意したいと考えています。
なぜなら、次の金融政策に繋がるヒントが示されている可能性があるからです。前回11月の理事会でRBAは0.25%の追加利上げを実施しました。その際の声明もフォワードガイダンスに関する文言が若干修正されていたことから、市場は「RBAの利上げはこれが最後」との見方を強めました。その後、11月21日に公表された11月分のRBA議事要旨では市場が思っていたほどRBAはハト派化していないことが判明しました。そこで市場はRBAが追加利上げを実施する可能性を意識することになりました。
豪州の月次消費者物価指数(CPI)は前年比+4.9%まで低下していますが、中銀の目標(2~3%)にはまだ距離があります。11月と同じようにRBA議事要旨が市場の見立てに比べタカ派よりだったということは十分にあることだと考えています。RBA議事要旨を機に豪ドル相場への見方が変わる可能性に注意しましょう。

中国の利下げはあるのか?

来週は20日に中国人民銀行(PBOC)が1年物、5年物のローンプライムレート(最優遇貸出金利、LPR)を発表します。中国の11月CPIは前年比でマイナスに落ち込んでしまいました。生産者物価指数は昨年10月からプラス圏に浮上出来ていません。新築住宅価格は6カ月連続で前月から低下しています。5年物LPRは住宅ローン金利算出に使います。そのため、住宅市場を下支えするためにLPRの引き下げるのではないか?との予想も少数ですがあります。
15日に公表された1年物中期貸出制度(MLF)金利は据え置かれました。MLFはLPR算出の元となるものです。また、MLF金利と同時に公表された資金供給額が8000億元(約16兆円)と月間ベースで最大規模になりました。この資金供給を通じて経済の下支えを狙うようです。LPR算出の元となるMLFが据え置かれた、PBOCが大規模な資金供給を通じて景気下支えを狙っている。これらを理由に筆者はLPRの引き下げはないと考えています。

豪ドル/円のテクニカル分析

豪ドル/円は①転換線が基準線の下、②ローソク足が雲の下、③遅行線がローソク足の下、と三役逆転「売りのシグナル」が点灯しました。目先の下値は200日移動平均線(MA)の位置する93円台後半となりそうです。200MAを下抜けると売り圧力が強くなる可能性がありますのでご注意ください。 その下の水準では週足の雲が92.64円前後(上限)と92.42円前後(下限)に位置しています。一方で上値は、一目均衡表の転換線や基準線、雲上限(日足)が意識されそうです。短期的には下落トレンドと見ていますが、200MAが依然として上向きなので長期トレンドは上昇方向を指しています。

【豪ドル/円 日足・一目均衡表と200MA】

出所:外為どっとコム「外貨ネクストネオ」

予想レンジ:AUD/JPY:92.50-97.00、NZD/JPY:86.00-90.00

12/18 週のイベント:

12/19 (火) 06:45 NZ 11月貿易収支
12/19 (火) 09:00 NZ 12月ANZ企業信頼感
12/19 (火) 09:30 豪 豪準備銀行(RBA)、金融政策会合議事要旨公表
12/20 (水) 10:15 中国 1年物、5年物ローンプライムレート公表

一言コメント:

ここ最近サウナにはまっています。会社帰りにサウナに寄って気分転換をするのですが、先日は少し入り過ぎてしまい翌日体調を崩してしまいました。何事もほどほどにが大切ですね。

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外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。

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来週の為替予想 豪ドル 円

2026年4月の豪ドル円見通し。当月始値 101.46、最低 99.93、当月最高 102.97。平均 101.45。月末 101.45。変更 0.0%。

2027年8月の豪ドル円見通し。当月始値 111.15、最低 111.15、当月最高 116.20。平均 113.25。月末 114.48。変更 3.0%。

また、オーストラリア経済と強い結び付きのある国、中国の経済動向にも豪ドルは影響を受けやすいという特徴があります。世界の工場たる中国が経済的発展を遂げる。その過程で大量の鉱物資源が消費される。鉱物資源が貿易のトップ品目であること、輸出のその多くが中国相手であることなどから、オーストラリアは影響を受けてしまうのです。

ドル 円 予想 2023、2024、2025-2027。

鉄鋼・銅など金属資源の国際市場動向の影響を大きく受けるため、国際商品市場動向を要チェック。中国向けの資源輸出が経済のカギを握っており、中国の需要減退などのニュースに反応しやすい面も。かつて金利を狙った投機的な取引が多かったこともあり、世界的なリスク警戒感を誘うようなニュースに対する感応度が大きく、リーマンショックの際に、経済的にはほとんどン関係なかったにもかかわらず、ドル円以上に値を落としたこともあるため、大きなニュースには要注意。

オーストラリア統計局が7日発表した10月の財の貿易黒字は71億豪ドル(46億5000万米ドル)と、9月の62億豪ドルから拡大した。鉄鉱石の輸出が増加したほか、前月に急増していた輸入が減少した。

2027年7月の豪ドル円予想。当月始値 109.09、最低 109.09、当月最高 114.05。平均 111.15。月末 112.36。変更 3.0%。

中国は2020年9月より豪州産石炭の輸入を非公式に禁止する措置を継続してきましたが、豪州の政権交代をきっかけにして、貿易取引の正常化に向けた中国との関係改善が進みつつあります(図11)。中国リスクの低下は豪ドル相場に対する投資家心理の改善に繋がる可能性があり、今後の外交交渉の行方に注目が集まりそうです。

また併せて、毎月公表される豪雇用統計も押さえておきたいです。直近は豪州国内の労働市場のひっ迫や、最低賃金の引き上げなどによる賃金上昇を背景に、特にサービス価格の高止まりがインフレに影響を及ぼしています。対して、コロナショックで一時悪化した失業率は改善を続け、およそ50 年ぶりの低水準で推移しています。雇用者数や失業率のデータはRBAが非常に重視しているデータで、これらの変化に着目することで、今後のRBAの金融政策や豪ドル相場を見通すヒントが見えてくるかもしれません。

次は、日本円が絡んだ通貨ペアで10月の特定の日に目立った傾向があるかを調べてみました。

2024年後半にかけてのの豪ドルは、中長期的には下落する可能性があります。

2026年7月の豪ドル円予想。当月始値 98.34、最低 95.21、当月最高 98.34。平均 97.14。月末 96.66。変更 -1.7%。

豪州と中国の貿易摩擦問題に緩和の兆しがみられることも、豪ドル相場や資源価格にとって前向きな材料です。

向こう一年の対円相場レンジを1豪ドル=90.0~100円と予想します。

2027年10月の豪ドル円見通し。当月始値 117.91、最低 112.65、当月最高 117.91。平均 115.71。月末 114.37。変更 -3.0%。

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