ユーロドル予想「上値余地が限られる可能性。」FXチャート分析 2024/1/19

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ユーロドル予想「上値余地が限られる可能性。」FXチャート分析 2024/1/19

【ユーロ/ドル】やや弱気。上値余地が限られる可能性。

ユーロ/ドルは実体が小さい陰線引けとなり上下の攻めに失敗した形で終えています。下値リスクがより高い状態ですが、下値抵抗を守っており、突っ込み売りにも注意が必要です。買いは1日様子見か1.0800-10まで引きつけて。損切りは1.0770で浅めに撤退です。売りは1.0910-20で戻り売り。損切りは1.0960で撤退です。上値抵抗は1.0880-90,1.0910-20,1.0940-50に、下値抵抗は1.0840-50,1.0800±10ポイントにあります。1.1050超えで終えれば下値リスクが後退します。

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ユーロドル予想 上値余地が限られる可能性 FXチャート分析

八代 和也(やしろ かずや) シニアアナリスト 2001年ひまわり証券入社後、為替関連の市況ニュースの配信、レポートの執筆などFX業務に携わる。2011年、マネースクウェア・ジャパン(現マネースクエア)に入社。 豪ドル、NZドル、カナダドル、トルコリラ、南アフリカランド、メキシコペソを中心に分析し、レポート執筆のほか、M2TV出演、セミナー講師を務めている。 【執筆レポート】 「デイリーフラッシュ」、「ウィークリー・アウトルック」など 【出演動画】 YouTube(M2TV)「資源・新興国マーケットView」

一方週足も、2014年12月に付けた149.55を起点として上値を切り下げる流れから上抜けた位置で推移しており、上値余地を探る動きが継続中ですが、138〜140円ゾーンに中・長期的な上値抵抗があり、このレベルには一旦ぶつかる可能性も高いポイントです。一方下値も133.50〜134.00ゾーンにやや強い下値抵抗が控えており、133円割れで越週しない限りは深い押しにも繋がり難い状態です。但し、132円割れの越週となった場合は、調整下げ局面入りの可能性が高くなり、最大で125円前後まで下値余地が拡がり易くなります。31週、62週移動平均線は132.14と126.90に位置しており、短・中期トレンドをサポートしています。

24年には主要中銀の多くが利下げに転じるとみられる一方、日銀はマイナス金利の解除など金融政策の正常化へと動くことが想定されます。そのため、クロス円は次第に上値が重くなっていく展開になりそうです。

[シナリオ②-1] 一方で、「0.86550ポンド」で上値を抑制された場合は、「上値抵抗圧力の強まり」→「下値切り下げ」となりそうです。当該ケースでは、「(心理的な節目である)0.85000ポンド割れ」や「SARの売りサイン継続」なども伴いながら、BB・-2σラインをメドとする「0.84000ポンド」(上図Ⓑ水色線)付近までの下落を想定すべきでしょう。

[シナリオ②-1] 一方で、「1.09000NZドル」で上値を抑制された場合は、「上値抵抗圧力の強まり」→「下値切り下げ」となりそうです。当該ケースでは、「遅行スパンの“逆転”」や「SARの売りサイン継続」なども伴いながら、BB・-2σラインをメドとする「1.05000NZドル」(上図Ⓑ水色線)付近まで下落しそうです。

ユーロドルを見ればわかるように、本質的にドル高が強まっているかといえば、そこまでではありませんからね。先週、先々週とあわや100円の大台割れという水準(100.08~100.09円)まで円高が進んだこともあって、IMMポジション(投機筋のポジション)で、円の買い越しが史上最高とされた今年4月に次ぐレベルまで積み上がっていましたから、利益確定も含めたショートカバー(ポジションの決済)が活発化し、ドル円の上値を伸ばしているのでしょう。

ユーロ/ドルは実体が小さい陰線引けとなり上下の攻めに失敗した形で終えています。下値リスクがより高い状態ですが、下値抵抗を守っており、突っ込み売りにも注意が必要です。買いは1日様子見か1.0800-10まで引きつけて。損切りは1.0770で浅めに撤退です。売りは1.0910-20で戻り売り。損切りは1.0960で撤退です。上値抵抗は1.0880-90,1.0910-20,1.0940-50に、下値抵抗は1.0840-50,1.0800±10ポイントにあります。1.1050超えで終えれば下値リスクが後退します。

[シナリオ①] これからの時間において「0.86550ポンド」を終値ベースで上抜けブレークした場合は、「基準線超え」→「上値切り上げ」となりそうです。当該ケースでは、「BB・+2σラインおよび(赤色雲の上辺である)先行2スパン(≒0.88500ポンド)超え」や「SARの買いサインへの転換」なども伴いながら、心理的な節目である「0.90000ポンド」(上図Ⓐ赤色線)付近までの上昇も視野に入れるべきでしょう。ただし、本稿執筆(23年12月)時点では、赤色雲が厚い形状(=強い上値抵抗帯)となっていることから、上値余地は限定的となりそうです。

昨日このレポートでも触れましたが、ドル円は東京時間では上値が限られ、久しぶりの104円台後半の水準であったことから、むしろ実需のドル売りが相場を押し下げていました。一旦104円64銭近辺まで売られたドル円は、欧州時間に入るとジリジリと買いが優勢となり、NYでは105円台まで上昇しました。105円台を付けるのは、昨年11月16日以来となります。また昨日はドルが全面高の展開となり、ユーロドルは1.20台半ば、豪ドル米ドルも0.76台前半まで売られています。

ユーロ/ドルは、2008年7月に付けた1.6040を高値とする長期的なユーロ安/ドル高基調には変化が認められず、この月足の上値抵抗は1.2750〜1.2850ゾーンにあります。長期トレンドは1.3000台超えで越月しない限り、下値リスクを残した状態にあります。一方で、2017年1月に付けた1.0341で長期的な底値を付けた可能性が高く、昨年1月より反転、上昇の流れに入っており、この月足の下値抵抗は1.12台にあります。1.1100割れで越月しない限り、中期トレンドはユーロ強気の流れを維持します。

ユーロ/円は2008年8月に付けた169.48を高値とする超長期的なユーロ安/円高トレンドに変化が認められず、この月足の上値抵抗は140.00近辺にあります。一方で、2016年6月に付けたBrexit時の最安値109.57を起点として下値を切り上げる間に、2014年12月に付けた149.55を起点として上値を切り下げて来た流れからしっかりと上抜けており、短・中期トレンドはユーロ強気の流れにあります。この月足の下値抵抗は120.00近辺に位置しており、中期トレンドをサポートしています。以上から140円超えの越月で一段のユーロ上昇へ、逆に120円割れで越月した場合は115円方向への一段のユーロ下落に繋がり易くなります。31ヵ月移動平均線は126円台半に位置しており、中期トレンドを支えた状態にあります。

一方週足で中期的な方向性を見ると、2015年6月の125.86を起点として上値を切り下げる流れには変化が認められず、この週足の上値抵抗は115円近辺にあります。また、2017年1月に付けた118.60を起点とするレジスタンスライン(赤)の上値抵抗が114.00近辺に位置しており、これらをしっかり上抜けて越週しない限り、ドルの上昇余地が限られる展開が予想されます。一方下値も、2016年8月の99.54を起点とする中期的なサポートラインの下値抵抗が110.00近辺にありますが、108円割れで越週した場合は102円方向への新たなドルの下落リスクが点灯します。

[シナリオ①] これからの時間において「1.09000NZドル」を終値ベースで上抜けブレークした場合は、「基準線超え」→「上値トライ」のトリガーとなりそうです。当該ケースでは、「(心理的な節目である)1.10000NZドル超え」や「SARの買いサインへの転換」なども伴いながら、BB・+2σラインをメドとする「1.13000NZドル」(上図Ⓐ赤色線)付近までの上昇を想定すべきでしょう。

また、下はこれまで非常に強いレジスタンス(上値抵抗)として機能してきた、一目均衡表の雲の上限が103.10~103.20円近辺が支えになるでしょう。ただし、あっさり割り込んで再び雲に入ってしまうようだと、ドル円の上昇展望はかなり描きにくくなるでしょう。

一方、週足でもう少し近場のトレンドを見ると、2015年12月に付けた1.0524と2017年1月の1.0341で中期的なダブルボトムを確認、1.06台の足元を固めてしっかりとした上昇トレンドを形成しており、現在もこの流れを維持しています。この週足の短期的な下値抵抗は1.1800-10に、中期的な下値抵抗は1.12台半ばにあり、短・中期トレンドはユーロ強気の流れにあります。一方、週足ベースで見た短期的な上値抵抗は1.2450〜1.2550に、中期的な上値抵抗は1.2750〜1.2800にあります。31週、62週移動平均線1.1824と1.1298にあり、短・中期トレンドをサポートしています。

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