【見通し】株式明日の戦略-NISAの日に4桁上昇、史上最高値が射程圏内に入る

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【見通し】株式明日の戦略-NISAの日に4桁上昇、史上最高値が射程圏内に入る

13日の日経平均は大幅に3日続伸。終値は1066円高の37963円。寄り付きから300円を超える上昇となり、37200円台に乗せた。上方修正や増配を発表した東京エレクトロン、傘下のアームが米市場で急伸したソフトバンクグループ、この2銘柄に強い買いが入り、大型グロース株が上昇を先導した。上げ幅を700円超に広げて37600円台に乗せたところでいったん値動きが落ち着いた。しかし、11時辺りから再び買いの勢いが強まり、900円を超える上昇で前場を終えた。

 後場はさらに上を試す流れとなり、13時台半ばには上げ幅を4桁に拡大。しばらく1000円高程度でもみ合ったが、終盤にかけては4桁高の状態が定着してきた。引けにかけては一時38000円台に乗せ、上げ幅を1100円超に拡大。終値ではわずかに38000円を下回ったものの、4桁の上昇で取引を終えた。TOPIXは終値で2600pを上回った。

 東証プライムの売買代金は概算で5兆9600億円。業種別では保険、電気機器、サービスなどが強い上昇。下落はパルプ・紙と不動産の2業種のみで、小売が小幅な上昇にとどまった。前期の着地上振れや今期の増収増益計画、株主還元強化が好感されたアシックスがストップ高。後場の取引時間中は値が付かず、ストップ高で張り付いた。半面、下方修正を発表した日本製紙が急落した。

 東証プライムの騰落銘柄数は値上がり1274/値下がり353。好決算を発表した東京エレクトロンが13.3%高となり、日経平均を約396円押し上げた。アームの上昇が買い材料となったソフトバンクGは6.3%高となり、こちらは日経平均を約100円押し上げた。半導体装置関連が盛り上がっており、決算が好感されたコクサイエレが11.7%高。ソシオネクストやSCREENなどが大きく上昇した。日経報道から政策保有株の売却期待が高まり、東京海上やMS&ADなど損保株が急騰。通期見通しの大幅引き上げや増配を発表した三桜工業がストップ高となった。

 一方、通期の利益見通しを引き下げた日揮HDが一時ストップ安となるなど急落。マツダや神戸鋼が決算を受けて大幅安となった。ゼンショーHDや物語コーポレーションなど、外食関連の一角が決算を材料に大きく値を崩した。リリースがネガティブサプライズとなったバイオベンチャーが売り込まれており、クリングルファーマとキャンバスがストップ安比例配分となった。

 日経平均は大幅高。踏み上げ的に上に跳ねやすい相場環境ではあったが、4桁の上昇とは驚きだ。高値は38010円まであった。日経平均の史上最高値は1989年12月29日につけた38915.87円で、これがいよいよ射程圏内に入ってきた。小休止を挟んだ方が持続的な上昇に対する期待が高まるが、一気に高値を更新しそうな雰囲気もある。折しも本日はNISA(2月13日でニーサ)の日。この勢いのまま史上最高値を更新するようならメディアで株高が大きく取り上げられることは間違いなく、過熱感を内包しながら次の節目の4万円を試しに行く展開も想定される。

 本日、米国では1月の消費者物価指数(CPI)が発表される。結果を受けて米国の長期金利が低下するようであれば、株式市場には安心材料となる。一方、米金利が大きく上昇するようなら、日米ともにグロース株は利益確定売りに押されやすくなる。とは言え、CPIに関しては基調としては鈍化傾向にあり、この指標一つで相場のトレンドが大きく悪化することは考えづらい。米金利が上昇してソフトバンクGや半導体株が売られたとしても、金利上昇に耐性のあるバリュー株には見直し買いが入るだろう。良好な地合いは継続する公算が大きく、物色面で変化が出てくるかどうかに注意を払っておきたい。

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル 【見通し】株式明日の戦略-NISAの日に4桁上昇、史上最高値が射程圏内に入る

見通し 株式明日の戦略NISAの日に4桁上昇 史上最高値が射程圏内に入る

さて、2024年を予測するうえで、23年度の企業業績を振り返る必要があるが、コロナ禍からの本格的な正常化と、ドル円レートの異常値の動き、この2点が重要なファクターとなったが、外需は円高との戦いを強いられるだろう。23年の延長戦上に24年が推移するほど甘くはないという観点でアプローチすべきだろう。2024年を見通す上で重要なファクターは、外需は円高をいかに克服するか、内需はインバウンドが更なる底上げをするかという外需と内需の異なった側面から企業業績を検討する点にある。

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さて、23年12月の重要スケジュール面からは、冒頭に述べた年内最後の米FOMCが、金融政策の総仕上げとして市場の注目度は高かった。特に、11月会合まで2回の利上げ連続スキップの最終仕上げの行方が24年のマーケット環境を左右する。最終的には、10月下旬に米10年債利回りが一時5%を上回ったことで、利上げ不要論もでてきていたことから、12月も利上げ3会合連続スキップにより、事実上の利上げ終了サインとみなされ、市場の反騰ムードは一気に加速した。米主要3指標は揃って年初来高値を更新した。24年からの金融政策は、獲得した利下げのカードをいつから使うかという運営となり、FRBはここ2年のインフレファイト期間より数段舵取りが楽になるだろう。当然、株式市場は今後さらなる楽観シナリオが浮上する可能性が高い。12月FOMCの利上げスキップは、利上げ政策の終焉を示しており、世界株式市場にとってはフォローの環境となろう。今後は、米10年債利回りがどこまで低下するを注視すべきだ。債券市場はインフレファイトの終了の鐘が鳴るのを待っていた訳で、利下げ観測は24年の後半が観測されていることから、現時点での織り込みは気が早すぎるとしても、インフレ退治成功とリセッション回避という重責を成し得たことの信認という安心感で、株式市場への金融政策成功の配当は大きいだろう。本年24年の大統領選挙も、インフレ退治に成功したことは現政権の大きなアピールポイントになるだろう。

さて、前年の23年は3月末で外出自粛も解除、5月にはコロナは感染症Ⅱ類からⅤ類に引き下げられ、一応の終息を迎えた。国内のヒト・モノ・カネの移動も経済正常化に向かった。外国人観光客は、コロナ発症前年の2019年同月比較では10月に遂に251.6万人と100.8%と完全にコロナ前を上回った。さらに新NISAもスタートし、株式市場への資金流入は、簡単に試算しても、年間投資枠の360万円で新たなに300万人の投資家が増加しても10兆円を超える資金が流入することになる。80年代バブルは、地価の上昇による余剰資金が株式市場に流入したことで過剰流動性を生み出し、株価が急伸したが、今回も新NISA経由での資金流入による株価の押し上げ効果は大いに期待できるだろう。

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