ドル円午前の為替予想、日銀「ハト派利上げ」なら円安再開も 2024/3/19

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ドル円午前の為替予想、日銀「ハト派利上げ」なら円安再開も 2024/3/19

午前の為替予想は… 日銀「ハト派利上げ」なら円安再開も

作成日時 :2024年3月19日8時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

ドル円予想レンジ

148.200-150.500円

前日の振り返りとドル円予想

昨日のドル/円は149円台前半を中心にほぼ横ばいの展開。日銀の金融政策を見きわめたいとのムードが広がる中、148.91~149.33円前後の狭いレンジでもみ合った。複数の報道によれば、日銀は本日マイナス金利の解除とイールドカーブ・コントロール(YCC)の撤廃、および上場投資信託(ETF)の買い入れ終了などを決めると見られる。
ただし、一定規模の国債を買い入れる量的緩和は今後も続ける見通しだ。したがって、日銀の政策変更は「異次元の金融緩和」から「普通の金融緩和」への移行に過ぎず、円安の流れを止める力はないとの見方が多いのも事実。仮に日銀が17年ぶりの利上げを決めても、今後の追加利上げに慎重な姿勢を示せば円売り再開のきっかけになる可能性もあるだろう。声明文の最終段落で示されるフォワードガイダンス(先行きの指針)や植田総裁の会見に注目したい。また、日銀の「ハト派利上げ」を先取りする形で昨日大幅高となった日本株の動きにも注目だ。

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株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。

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ドル円午前の為替予想 日銀 ハト派利上げ

今回のFOMCでも米国の国内政治に配慮した利下げ容認のハト派姿勢が強調される可能性もあります。

25日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで小幅ながら年初来安値を更新した。日本銀行の大規模金融緩和の維持や植田和男総裁の会見を受けて売り圧力がかかった前週末の流れを引き継いだ。この日も植田総裁の講演が注目されたが、先週末の会見と大きな違いはなかった。

22日(金)朝には日本の2月CPIも発表。前年2023年の物価抑制策の反動で、生鮮食品を除く2月のコアCPIは前年同月比2.8%の上昇が見込まれていますが、すでに日銀会合を通過しているため、株価にあまり影響はなさそうです。

こうした中でRBAが19日に今後の金融政策の変更が利下げ方向になるとの立場を明確にすれば、FX市場では豪ドル安要因として働きそうだ。豪ドル円相場(AUD/JPY)は2月初めには1豪ドル=96円台で推移していたが、RBAの2月理事会を機に豪ドル高が進み、23日には99.04円をつける場面もあった。その後は1月CPIの結果などを踏まえて豪ドル高圧力が弱まり、足元では97ドル台で取引されている。

一方、米連邦準備制度理事会(FRB)が高金利継続姿勢を示す中、米株式相場の続落やVIX指数の高止まりなどリスク回避の流れが米金利やドルの上昇を抑えている。野村証券の後藤祐二朗チーフ為替ストラテジストは「基本的には円じり安が続くが、米株価動向や日銀のコミュニケーションを見ながら、相場はこう着しやすい」とみていた。

一方、日銀のマイナス金利解除観測で一時1ドル=146円台まで円高が進んだこともあり、先週は原料の原油・天然ガスやパルプなどを海外から輸入している石油・石炭製品、電気・ガス、パルプ・紙セクターが業種別上昇率ランキング上位に入りました。

一方、RBAが引き続き、物価上昇の強さへの警戒を崩さなかった場合には豪ドル高が進むことも考えられる。また、19日は日本銀行が金融政策決定会合でマイナス金利政策の解除を決めつつ、今後の利上げについては慎重姿勢を示すことが有力視されており、想定通りの結果になれば、材料出尽くし感からの円安が豪ドル円相場を豪ドル高方向に動かす可能性もありそうだ。

22日は日銀の大規模緩和継続の決定を受けて147円台後半から148円台前半まで円安・ドル高が進行。植田総裁の会見も警戒されたほどタカ派的でなく、さらに円が売られ、25日の市場では2営業日ぶりに年初来安値を小幅更新した。

日銀会合では、短期から長期までの国債利回りが描く曲線を適正な水準に保つYCC(イールドカーブ・コントロール:長短金利操作)政策を撤廃し、長期国債の買い入れ金額を示して、長期金利が急上昇するのをけん制する新たな量的緩和策が導入される観測も流れています。

植田総裁は25日午後の講演で、企業の賃金・価格設定行動の一部に変化は見られ始めているとしながらも「賃金の上昇を伴う形での2%の物価安定の目標の持続的・安定的な実現を見通せる状況には至っていない」と述べた。森本氏は「円オーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)市場のマイナス金利解除期待は日銀会合後もそれほど後退していないが、それが剥落してくるとさらなる円安圧力になり得る」とみる。

今週の株式市場は、すでに触れたように19日(火)の日銀金融政策決定会合、20日(水)の米国のFOMCの決定内容に振り回されそうです。

日銀会合でマイナス金利解除へ!?米FOMCで金利見通し発表、今週も相場急変動!?

ソニーフィナンシャルグループの森本淳太郎シニアアナリストは、先週末の日銀がハト派的だったことから円安圧力が継続する一方、米株安懸念から一方的なドル買いの展開でもなくなっているとし、「150円に向けてじわじわと円安が進む感じだ」と言う。日銀総裁の講演については「会見と同じような見解なら、新しい材料が出なくても円売り要因として意識されやすい」と述べた。

Noriyuki Hirata [東京 19日 ロイター] -日本銀行は19日、金融政策決定会合の結果を発表する。市場では、事前の観測報道を受けてマイナス金利解除などの政策修正の織り込みは進んでおり、関心はその後の利上げの経路に移っている。 市場では、事前の観測報道を受けて、マイナス金利の解除のほか、長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の撤廃、上場投資信託(ETF)の新規購入停止などの政策修正を織り込みながら、前週末まで円高、株安の基調となっていた。 その後、春闘1次集計の強い結果を受けてドル/円が上昇。18日には株高・債券高が急速に進んだ。 日銀が政策金利を引き上げるのは17年ぶりで、07年2月以来となる。市場がタカ派のニュアンスを嗅ぎ取る場合、金利上昇、円高、株安となるリスクはくすぶっている。 焦点となるのは先行きの利上げ経路で、会合結果だけでなく、午後に予定される植田和男総裁の記者会見に向けて予断を許さない展開が見込まれる。

どちらに転ぶかは19日の会合終了後に記者会見する日銀の植田和男総裁が、マイナス金利解除後の追加の金融引き締めについてどのような見解を示すか次第です。

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