豪ドル/円 今日の見通し「豪2月CPIは反発?RBAの利下げ開始時期に影響を及ぼす可能性も」2024/3/27

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豪ドル/円 今日の見通し「豪2月CPIは反発?RBAの利下げ開始時期に影響を及ぼす可能性も」2024/3/27
 

【最新号】

オーストラリアの通貨「豪ドル」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉

 

豪ドル(AUD)トレードに関わる現在までの相場トピック

本日9:30 豪2月CPI発表!
・2月28日に発表された豪1月月次消費者物価指数(CPI)は前年比+3.4%で前月から横ばいだった。1月31日に発表された豪10‐12月期CPIは前年比+4.1%となり、前四半期(+5.4%)から鈍化した。

・NY原油先物市場は反落。ウクライナがロシアの製油施設への攻撃を続けていることが原油相場の支えとなっているものの、今週末は欧米がイースター休暇と言うこともあり利益確定の売りが優勢となった。WTI原油先物の終値は前日比-0.33ドルの1バレル=81.62ドル(3月26日)。

<WTI原油・商品CFDチャートはこちらはこちら>

・3月21日発表の豪2月雇用統計は、雇用者数が市場予想(4.00万人増)を大幅に上回る11.65万人の増加だった。失業率は3.7%へ改善(前回:4.1%)、労働参加率は66.7%だった。

・3月19日に豪準備銀行(RBA)は金融政策決定会合を開催。政策金利は4.35%で据え置きとなった。

今日の豪ドル(AUD)トレード メインシナリオ

豪2月CPIは反発?RBAの利下げ開始時期に影響を及ぼす可能性も

本日は豪2月CPIが発表される。豪州の月次CPIは月ごとに集計する項目が違う。本日発表の2月分にはRBAが高止まりを懸念しているサービス部門の項目が含まれている。市場予想は前年比+3.5%で1月(+3.4%)から若干の反発となっている。市場予想以上の反発となった場合は、豪州のインフレ鈍化が一筋縄に行かないことを示すことになる。先日、21日に発表された豪2月雇用統計が予想以上に強い数字だった。強すぎる労働市場がインフレ鈍化の妨げになる可能性があることも考慮すれば、豪2月CPIの反発はRBAの利下げ開始時期の後ズレに繋がりそうだ。

想定される個別シナリオ

■豪2月CPIが予想を上回る
⇒豪州のサービス部門インフレの粘着性が強い
⇒RBAは簡単に利下げを実施できない
⇒豪長期金利利回りが上昇
⇒豪ドルは買われる

豪ドル/円 最新チャート分析

今後の注目経済指標・イベント

日本、中国、米国の株価動向
豪2月CPI

「ぴたんこテクニカル」内「お天気シグナル」の分析結果

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円、豪ドル/米ドルともに雨。7時に豪ドル/円のMACDで売りシグナルが、RSIで買いシグナルが点灯。

【情報提供:外為どっとコム】

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  • ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
  • ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。

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外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。

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29日の豪ドル円は 98.60付近で推移

さらに米連邦準備制度理事会(FRB)が20日までの連邦公開市場委員会(FOMC)に際して、年内に3回の利下げを行う方向性を維持すると、FX市場ではドル安が進行。豪ドルがドルに対して強くなった影響で、豪ドル円相場ではさらに豪ドル高が進んだ。LSEGのデータによると、豪ドル円相場は21日には一時、1豪ドル=100.12円をつけ、2014年12月9日(100.19円)以来の円安豪ドル高水準となった。

また、市場では2025年にかけて円高・米ドル安の進行を予想する見方が根強い中において、豪ドルは対円でも安定的な推移が見込まれています。このような豪ドル相場の安定は、豪州の株式や債券などへの投資を進める好機に繋がることが期待されます(図8)。

29日の豪ドル円は、98.60付近で推移。

豪ドルの今後の見通しを予測するためには、RBAによる政策金利動向に注目することも重要なポイントです。

今後の豪ドル相場のリスクに関しては、中国の動向への投資家の注目は引き続き高そうです。

そのため、今後豪ドル関連の取引をするのであれば、金利の動向を確認しておくことが重要なポイントです。

2024年の豪ドル相場を見通す上では、米国と豪州の金融政策の方向性が重要なカギを握ると考えられます。

豪ドルは中国の影響を受けやすいという特徴もあります。

2023年の豪ドル相場を振り返ると、米国の積極的な利上げが続く中、米ドル独歩高の様相が強まり、豪ドルは米ドルに対して軟調な地合いが続きました。もっとも、11月以降は米国の利下げ観測の浮上により主要通貨に対する米ドル安が進み、豪ドルも対米ドルで反発しました(図1)。

こうした中、市場では米国との金利差縮小を背景に対米ドルでの豪ドルの上昇が見込まれており、通貨分散先として豪ドルへの見直しが進む可能性があります(図7)。

この間は豪州の政策金利が6.75%にまで引き上げられた事を受けて、低金利の円を売って高金利の豪ドルを買うという「円キャリートレード」が活発化した事が相場を押し上げました。

一方、豪ドルの対円相場は、年間を通じて緩やかな豪ドル高・円安の基調となり、2023年末にかけては1豪ドル=95~98円前後の高水準での推移となりました。

もっとも、豪州の労働党政権の下、近年は中国との外交・貿易関係の正常化が進んでいることや、中国の景気支援策への期待から鉄鉱石価格が上昇していることは、豪州にとっての中国リスクの後退を示唆しています(図6)。豪ドル相場は引き続き高水準の資源価格との乖離が残されており、資源高を背景にした貿易黒字は実需面から豪ドル相場を下支えすることが期待されます(図11)。

また、豪州経済のファンダメンタルズの安定も、今後の豪ドル相場を支えると考えられます。

最後に、豪ドル/円 見通しに関するよくある質問にまとめて回答していきます。

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