FX「インフレ75%にも財務大臣は先行きに自信満々」トルコリラ見通し

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FX「インフレ75%にも財務大臣は先行きに自信満々」トルコリラ見通し

 

総括

FX「インフレ75%にも財務大臣は先行きに自信満々」トルコリラ見通し

(通貨11位、株価首位)

予想レンジ トルコリラ/円4.3-5.3

*5月は月間8位、年間は11位
*シムシェキ財務相は経済政策に強い自信をもっているが実績はまだ出ていない
*5月CPIは75.45%
*1QのGDPは強く5.7%増
*5月の製造業PMIは悪化
*外貨準備増加中
*トルコ大統領が6月のG77サミット参加へ
*介入後の円高から回復
*トルコには為替レートの目標はなく、インフレ抑制が主要目標
*リラ売り介入を実施とは!リラは長期的に安いが、急激なリラ高を懸念
*過去の急激なリラ安を是正するのではなく、現在の安定を望んでいる
*海外投資家は、最も速いペースでトルコ国債を購入
*貿易・経常赤字は改善せず
*S&P、フィッチは格上げ
*政府は2026年にインフレが一桁となると主張
*預金の4割が外貨預金であることもリラ安要因

(5月のリラは月間8位、年間では11位)
 5月は巨額介入を行った円と同じく12通貨中8位であった。年間では最弱の円より一つ上の11位。イスタンブール100株価指数は世界最強で年初来41.28%高。10年国債利回りは27.565%。

(政府の予想通りインフレは5月でピークとなるか、5月75.45%)
 5月の消費者物価(CPI)は前年比75.45%上昇し、伸び率は4月の69.8%から加速し、予想の74.8%を上回った。教育、住宅、飲食店価格が大幅に上昇した。
 シムシェキ財務相は「最悪期は脱した」と表明。「われわれはディスインフレ期に入る」とした。インフレは2024年末までに42.6%まで鈍化すると予想されている。
 前月比では3.37%上昇と、4月の3.18%から加速した。
 5月の生産者物価は前月比1.96%上昇、前年比では57.68%の上昇だった。

(1QのGDPは強く5.7%増)
 1QのGDPは前年同期比5.7%増と、予想通りとなった。内需が好調だった。
 中銀がインフレ高進を受けて積極的な金融引き締めを実施しているため、年内は景気の減速が見込まれている。今年のGDP予想は3.15%増。
 シムシェキ財務相はルールに基づく予測可能な政策のおかげで今年はよりバランスのとれた持続可能な成長に向かっていると表明。
 「2Qの指標は経済の均衡化が続いていることを示している。今年はバランスの取れた成長が見込まれ、純外需が寄与するだろう」との声明を発表した。
 年間最低賃金の引き上げに加え、家計がインフレの進行を見越して前倒しで商品を購入したことが高成長につながったと指摘されている。

(5月の製造業PMIは悪化)
 5月の製造業PMIは48.4で4月の49.3から悪化した。2カ月連続で50を下回った。需要鈍化を受け生産と雇用が縮小した。
 需要に悪影響を及ぼしている物価高の圧力緩和で、年後半には製造業が回復すると見られている。

(シムシェク財務大臣はいつも強気だ、実績は未達だが)
 シムシェク財務大臣はトルコ財務省は必要なことなら何でもする用意があり、中銀が要求すれば市場からリラの豊富な流動性を引き出すために借り入れることも可能だと語った。

「中央銀行は必要となれば、流動性を引き出すために借り入れを行う。必要であれば必 要以上に借り入れることもある。財政政策の機能は基本的に、物価安定を確保するために必要なことは何でも行うことだ」と語った。

 財務省は5月にはインフレが75%まで上昇し、その後は年後半に低下すると予想していた。財務省と中銀は、年末までにインフレは38%になると予想している。

(インフレをショック前の水準に戻すには通常3~4年かかる)
 シムシェク財務大臣は、56カ国における100件のインフレショックに関する研究を引用し、インフレをショック前の水準に戻すには通常3~4年かかると指摘した。
 「私たちは2023年6月から2024年6月中旬までの初年度を移行期間と定義し、当初からこれを共有していた。この移行期間は今月で終了する」と説明した。
 財務大臣は中期プログラムについて、これは本質的にすべての政策、手段、議題、目標を網羅するインフレ解消ロードマップであるとした。
 世界経済の発展について楽観的な見方を示し、特に今年後半にはトルコの貿易相手国の間で力強い回復が見られると期待していると述べた。

(外貨準備増加)
 シムシェク財務大臣は、中銀はスワップを除いた国際準備金純残高のプラス達成に近づいていると述べた。「我々は非常に近づいている。我々の備蓄に関する懸念は、まもなくトルコの議題からほぼ消えるだろう」と指摘した。
「しかし、私たちはまだ旅の始まりにいる。そのことを忘れないことが重要だ」とつけ加えた。

テクニカル分析(トルコリラ/円)

ボリバン上位から中位へ反落

 日足、ボリバン上位で推移していたが、6月4日は中位まで下落。
5月6日-16日の上昇ラインがサポート。5月27日-6月4日の下降ラインが上値抵抗。5日線下向く、20日線上向き。
 週足、一時ボリバン2σ上限へ上昇も今週は反落。5月13日週-27日週の上昇ラインがサポート。23年11月13日週-24年5月27日週の下降ラインが上値抵抗。5週線上向き、20週線下向き。
 月足、2σ下位で推移。4月-5月の上昇ラインがサポート。12月-5月の下降ラインが上値抵抗。
年足、9年連続陰線。その間52円から4円台へ沈む。円との熾烈な最下位争いから抜け出し、リラは12通貨中11位へ。

メルハバ

トルコ大統領がG77サミット参加へ

 イタリア政府は、6月開催するG7サミットに、トルコのエルドアン大統領を招待すると発表した。イタリア政府は、アラブ首長国連邦(UAE)のムハンマド大統領も出席すると明らかにしている。
 ローマ教皇フランシスコも参加し、人工知能(AI)がもたらす課題について議論する。サミットは6月13-15日に南部プーリア州のリゾート「ボルゴ・エニャツィア」で開かれる。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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FX インフレ75にも財務大臣は先行きに自信満 トルコリラ見通し

FX「インフレ75%にも財務大臣は先行きに自信満々」トルコリラ見通し (通貨11位、株価首位)予想レンジ トルコリラ/円4.3-5.3*5月は月間8位、年間は11位*シムシェキ財務相は経済政策に強い自信をもっているが実績はまだ出ていない*5月CPIは75.45%*1QのGDPは強く5.7%増*5月の製造業PMIは悪化*外貨準備増加中*トルコ大統領が6月のG77サミット参加へ*介入後の円高から回復*トルコには為替レートの目標はなく、インフレ抑制が主要目標*リラ売り介入を実施とは!リラは長期的に安いが、急激なリラ高を懸念*過去の急激なリラ安を是正するのではなく、現在の安定を望んでいる*海外投資家は、最も速いペースでトルコ国債を購入*貿易・経常赤字は改善せず*S&P、フィッチは格上げ*政府は2026年にインフレが一桁となると主張*預金の4割が外貨預金であることもリラ安要因(5月のリラは月間8位、年間では11位) 5月は巨額介入を行った円と同じく12通貨中8位であった。年間では最弱の円より一つ上の11位。イスタンブール100株価指数は世界最強で年初来41.28%高。10年国債利回りは27.565%。(政府の予想通りインフレは5月でピークとなるか、5月75.45%) 5月の消費者物価(CPI)は前年比75.45%上昇し、伸び率は4月の69.8%から加速し、予想の74.8%を上回った。教育、住宅、飲食店価格が大幅に上昇した。 シムシェキ財務相は「最悪期は脱した」と表明。「われわれはディスインフレ期に入る」とした。インフレは2024年末までに42.6%まで鈍化すると予想されている。 前月比では3.37%上昇と、4月の3.18%から加速した。 5月の生産者物価は前月比1.96%上昇、前年比では57.68%の上昇だった。(1QのGDPは強く5.7%増) 1QのGDPは前年同期比5.7%増と、予想通りとなった。内需が好調だった。 中銀がインフレ高進を受けて積極的な金融引き締めを実施しているため、年内は景気の減速が見込まれている。今年のGDP予想は3.15%増。 シムシェキ財務相はルールに基づく予測可能な政策のおかげで今年はよりバランスのとれた持続可能な成長に向かっていると表明。 「2Qの指標は経済の均衡化が続いていることを示している。今年はバランスの取れた成長が見込まれ、純外需が寄与するだろう」との声明を発表した。 年間最低賃金の引き上げに加え、家計がインフレの進行を見越して前倒しで商品を購入したことが高成長につながったと指摘されている。(5月の製造業PMIは悪化) 5月の製造業PMIは48.4で4月の49.3から悪化した。2カ月連続で50を下回った。需要鈍化を受け生産と雇用が縮小した。 需要に悪影響を及ぼしている物価高の圧力緩和で、年後半には製造業が回復すると見られている。(シムシェク財務大臣はいつも強気だ、実績は未達だが) シムシェク財務大臣はトルコ財務省は必要なことなら何でもする用意があり、中銀が要求すれば市場からリラの豊富な流動性を引き出すために借り入れることも可能だと語った。「中央銀行は必要となれば、流動性を引き出すために借り入れを行う。必要であれば必 要以上に借り入れることもある。財政政策の機能は基本的に、物価安定を確保するために必要なことは何でも行うことだ」と語った。 財務省は5月にはインフレが75%まで上昇し、その後は年後半に低下すると予想していた。財務省と中銀は、年末までにインフレは38%になると予想している。(インフレをショック前の水準に戻すには通常3~4年かかる) シムシェク財務大臣は、56カ国における100件のインフレショックに関する研究を引用し、インフレをショック前の水準に戻すには通常3~4年かかると指摘した。 「私たちは2023年6月から2024年6月中旬までの初年度を移行期間と定義し、当初からこれを共有していた。この移行期間は今月で終了する」と説明した。 財務大臣は中期プログラムについて、これは本質的にすべての政策、手段、議題、目標を網羅するインフレ解消ロードマップであるとした。 世界経済の発展について楽観的な見方を示し、特に今年後半にはトルコの貿易相手国の間で力強い回復が見られると期待していると述べた。(外貨準備増加) シムシェク財務大臣は、中銀はスワップを除いた国際準備金純残高のプラス達成に近づいていると述べた。「我々は非常に近づいている。我々の備蓄に関する懸念は、まもなくトルコの議題からほぼ消えるだろう」と指摘した。「しかし、私たちはまだ旅の始まりにいる。そのことを忘れないことが重要だ」とつけ加えた。

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