豪ドル/円 見通し「次の一手は利下げ利上げか…5月雇用統計に注目」注目の高金利通貨 6月9日号

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豪ドル/円 見通し「次の一手は利下げ利上げか…5月雇用統計に注目」注目の高金利通貨 6月9日号
 

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メキシコペソや豪ドルなど投資家にとって魅力的な通貨の最新状況について、これまでの動向や注目ポイントについて解説します。

作成日時 :2024年6月7日16時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也
X(Twitter)@KandaTakuya

豪ドル/円チャート(日足)

豪ドル円日足チャート

※レポート内の為替レート・チャートは外為どっとコム「外貨ネクストネオ」を参照

先週の豪ドル/円は不安定な値動きの展開

 週初3日には104.70円台に強含む場面もありましたが、メキシコの大統領選を受けたペソ/円の急落に巻き込まれて下落。4日にはインドの総選挙でモディ政権が予想外の苦戦を強いられたことから同国株が一時8%を超えて暴落すると、一気に102.60円台まで下落しました。ただ、5日には豪1-3月期国内総生産(GDP)が予想を下回ったにもかかわらず、インド株の持ち直しなどを背景に103円台を回復して104円目前まで反発。新興国の政治リスクに振り回されて乱高下した格好です。6日から7日の東京市場にかけては103円台後半でのもみ合いが続いています。

今週の豪ドル/円の注目ポイントは5月雇用統計

 新興国の政治リスクに翻弄された動きはひとまず一巡。そうした中で今週は13日に豪5月雇用統計が発表されます。豪中銀(RBA)は前回5月理事会で、インフレリスクの上昇などを背景に利上げを検討したものの、最終的には据え置きのほうが適切だと判断したことを議事録で明らかにしました。議事録では「労働市場が堅調なことから、個人消費がやや急速に上向く可能性がある」との見解も示しています。ただし、市場は先んじて利下げに動いたカナダ中銀(BOC)や欧州中銀(ECB)と同様に、RBAの次の一手も利下げになると見ており、豪金利先物は年内に少なくとも1回の利下げが行われるとの見方を織り込んだ水準で推移しています。豪5月雇用統計が、そうした市場の利下げ観測を追認するのか、あるいは利上げの可能性を放棄しないRBAの姿勢を正当化するのか大いに注目されるでしょう。

当面の豪ドル/円見通し

予想レンジ
102.000円~105.000円
基調
方向感模索

当面の注目ポイント
☆6/13 豪5月雇用統計
・主要国株価、国際商品価格

豪ドル/円(AUD/JPY) FX為替レート・チャート

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株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。

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2027年8月の豪ドル円見通し

2027年5月の豪ドル円予想。当月始値 121.19、最低 119.28、当月最高 122.92。平均 121.12。月末 121.10。変更 -0.1%。

2026年6月の豪ドル円見通し。当月始値 112.08、最低 109.67、当月最高 113.01。平均 111.53。月末 111.34。変更 -0.7%。

2027年7月の豪ドル円予想。当月始値 117.47、最低 113.73、当月最高 117.47。平均 116.03。月末 115.46。変更 -1.7%。

2025年6月の豪ドル円見通し。当月始値 110.29、最低 108.01、当月最高 111.29。平均 109.81。月末 109.65。変更 -0.6%。

2023年の豪ドル相場を振り返ると、米国の積極的な利上げが続く中、米ドル独歩高の様相が強まり、豪ドルは米ドルに対して軟調な地合いが続きました。もっとも、11月以降は米国の利下げ観測の浮上により主要通貨に対する米ドル安が進み、豪ドルも対米ドルで反発しました(図1)。

2028年3月の豪ドル円予想。当月始値 130.75、最低 125.18、当月最高 130.75。平均 128.44。月末 127.09。変更 -2.8%。

2024年の豪ドル相場を見通す上では、米国と豪州の金融政策の方向性が重要なカギを握ると考えられます。

そうなると2023年もこの金利差が広がるか、それとも狭まるかで、豪ドル円相場が左右される可能性がありそうです。そこでポイントは、豪州準備銀行が今後も利上げ姿勢を続けるとして、前述の通りペース・ダウンや利上げを一時的に停止する可能性があることは注意です。一方で日銀に関しては、長らく低金利を維持してきたこと、また更に緩和を強化する方策もなく、どちらかというと2023年は、海外中銀に遅れた分、金融正常化に動き出す可能性が高そうです。そうなると豪日金利差は縮小に向かい、豪ドル円相場の上値を抑える可能性には、留意しておいた方が良いでしょう。

2027年8月の豪ドル円見通し。当月始値 115.46、最低 114.30、当月最高 117.78。平均 115.90。月末 116.04。変更 0.5%。

また、市場では2025年にかけて円高・米ドル安の進行を予想する見方が根強い中において、豪ドルは対円でも安定的な推移が見込まれています。このような豪ドル相場の安定は、豪州の株式や債券などへの投資を進める好機に繋がることが期待されます(図8)。

2028年2月の豪ドル円見通し。当月始値 126.94、最低 126.94、当月最高 132.71。平均 129.34。月末 130.75。変更 3.0%。

一方、豪ドルの対円相場は、年間を通じて緩やかな豪ドル高・円安の基調となり、2023年末にかけては1豪ドル=95~98円前後の高水準での推移となりました。

2027年9月の豪ドル円予想。当月始値 116.04、最低 114.68、当月最高 118.18。平均 116.33。月末 116.43。変更 0.3%。

2025年12月の豪ドル円見通し。当月始値 111.77、最低 111.77、当月最高 116.46。平均 113.69。月末 114.74。変更 2.7%。

2026年4月の豪ドル円見通し。当月始値 112.55、最低 107.97、当月最高 112.55。平均 110.67。月末 109.61。変更 -2.6%。

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