ドル・円は主に157円を挟んだ水準で推移か、米FOMC前で主要通貨の為替取引は動意薄となる可能性

ドル・円は主に157円を挟んだ水準で推移か、米FOMC前で主要通貨の為替取引は動意薄となる可能性

 

東京市場オープニングコメント

「ドル・円は主に157円を挟んだ水準で推移か、米FOMC前で主要通貨の為替取引は動意薄となる可能性」
 11日のドル・円は、東京市場では156円96銭から157円36銭まで反発。欧米市場では156円81銭まで下げた後、一時157円40銭まで上昇し、157円12銭で取引終了。本日12日のドル・円は主に157円を挟んだ水準で推移か。米連邦公開市場委員会(FOMC)会合の結果判明前で主要通貨の為替取引は動意薄となる可能性がある。
今回開催のFOMC会合では政策金利の据え置きが決まる見込み。先月公表された米地区連銀経済報告によると、12地区のうち10地区がわずかまたは緩慢な成長を記録していたことが確認された。一方、消費の勢いが鈍化している可能性も示唆されており、今後のサービスインフレの緩和にもつながる可能性もある。ただ、物価は、「緩やかなペースで上昇、継続を予想」と報告されており、政策金利の据え置きが妥当であることを証明する材料となる。市場参加者の間からは「経済・金融の見通しが3月時点と比べて多少改定されている可能性が高い」との声が聞かれており、2024年末と2025年末の物価見通しは若干の上方改定が予想される。

《午前8時現在》 ドル・円: 156.70円-157.70円 156円台後半でドル買い興味
         ユーロ・円: 168.00円-169.50円 168円近辺でユーロ買い興味
         豪ドル・円:103.00円-104.50円 103円近辺で豪ドル買い興味

通貨別分析

 

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[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル ドル・円は主に157円を挟んだ水準で推移か、米FOMC前で主要通貨の為替取引は動意薄となる可能性

昨日のドル/円は一時157円台を回復して続伸

米経済指標に好結果が相次いだことを受けて連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ観測が後退。米長期金利が上昇したことでNYダウ平均が下げ幅を拡大するなど米株は軒並み下落した。株安を受けてクロス円で円を買い戻す動きが強まるとドル/円もやや反落したが、ドル買いも根強く下げ渋った。

対ドルの円相場は米東部時間午後2時のFOMCの結果公表前に157円台後半で推移していた。その後は一進一退となったが、午後4時過ぎに急な円高が進み、153円00銭程度まで上昇する場面があった。

FRBのパウエル議長は、いつ利下げに動くかはインフレ鈍化を示す「データ次第」との主張を繰り返している。3日には4月の米雇用統計の発表を控える。労働市場や賃金上昇圧力の強さを示す結果になれば、ドル買い・円売りを誘う可能性もある。

昨日のドル/円は一時157円台を回復して続伸。日銀が国債買い入れオペの金額を据え置くと円売りが先行。節目の157.00円を前に一旦は伸び悩んだが、5月購買担当者景気指数(PMI)など米経済指標に好結果が相次ぐとドル買い主導で157.19円前後まで上昇した。もっとも、直後に156円台半ばへと急落し、再び157円台へ急反発するなど値動きは不安定化。今月1日に政府・日銀が円買い介入を発動したと見られる水準(157.50円前後)に接近したことで介入警戒感が高まったようだ。介入については、イタリアでG7財務相・中銀総裁会議が開催中で、イエレン米財務長官が「介入はまれであるべき」とあらためて述べたことも伝わった。このタイミングでの介入発動は困難と見られるだけに、あらためて上値余地を探る展開となってもおかしくないだろう。ただ、本日は米国の3連休を控えた週末となるためNY市場では動意が鈍る可能性もある。仮に上昇しても月初来高値(1日、157.98円前後)の更新は難しそうだ。

7日のドル/円は米5月雇用統計の良好な結果を受けて一時157円台に上伸。終値は約0.7%高い156.76円前後だった。欧州市場序盤には155.10円台へ弱含む場面もあったが、雇用統計で非農業部門雇用者数と平均時給が市場予想を上回ると157.07円前後まで大幅に上昇した。数日前に発表された米5月ADP全国雇用者数などが弱かったことなどから米労働市場に対する弱気な見方が広がっていたため、米5月雇用統計はドルに対するポジティブ・サプライズとなった。もっとも、非農業部門雇用者数の増加はパートタイマーの大幅増によるものでフルタイムの雇用者は減少。労働参加率が低下したにもかかわらず失業率は2022年1月以来の水準に悪化しており、必ずしも強い結果とは言い切れない面もあった。ただし、平均時給は前年比の伸び率が再び加速しており、インフレ鎮静化を目指す米連邦準備制度理事会(FRB)が早期の利下げを前向きに検討する公算は小さいだろう。市場の関心が今週12日の米5月消費者物価指数(CPI)と米連邦公開市場委員会(FOMC)に向かう中、本日のドル/円は前週高値の157円台半ばから前月高値の157円台後半が上値抵抗になると見られる一方で、仮に反落しても20日移動平均線や日足一目均衡表の転換線が並ぶ156円台前半は下値支持になりそうだ。

中国5月貿易収支は826.2億ドルの黒字だった。輸入の伸びが鈍かった一方で輸出が予想以上に伸びたため、黒字額は市場予想(721.5億ドル)を上回った。

米5月雇用統計は、非農業部門雇用者数が27.2万人増と市場予想(18.0万人増)を上回った一方、失業率は4.0%と前月から横ばいの市場予想(3.9%)に反して2022年1月以来の水準に悪化。平均時給は前月比+0.4%、前年比+4.1%といずれも市場予想(+0.3%、+3.9%)を上回る伸びとなった。労働力人口に占める働く意欲を持つ人の割合である労働参加率は前月から0.2%ポイント低下の62.5%、フルタイムの職を希望しながらパート就業しかできない人なども含めた広義の失業率である不完全雇用率(U-6失業率)は前月と変わらず7.4%だった。非農業部門雇用者数と平均時給の伸びが予想を上回ったことで米利下げ観測が後退。米長期金利の上昇につれてドルが全面高となった。

米債券市場では政策金利の動きに敏感な2年物国債利回りが一時4.9%台前半と前日から0.1%ほど低下(価格は上昇)した。米金利低下が円高・ドル安を誘う下地になった。

ある邦銀の市場部門幹部は「日本政府・日銀による円買い介入とみられる」と話した。円は4月28日夜(日本時間29日午前)に一時1ドル=160円台を付けた後、数時間後に154円台まで急速な円高が進み、市場では政府・日銀による円買い介入だったとの声が出ている。その後に再び円安圧力が強まっており「再度の介入機会をうかがっていた」(同)との見方が出ている。

【ニューヨーク=斉藤雄太】1日のニューヨーク外国為替市場で同日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後に急な円高・ドル安が進み、円相場は一時1ドル=153円台まで上昇した。1時間程度で4円超の円高になった。市場では日本政府・日銀が再び円買い介入に踏み切ったという見方が出ている。

円買いの一巡後、2日の東京市場では円相場が再び1ドル=156円台まで下げる場面もあった。外為市場では、日米の金利差は当面縮まらないとの見方が多く、円売り圧力は根強い。他方で150円台後半から160円のレンジでは当局による介入警戒感もあり、円相場は不安定な値動きをみせている。

▼7日(金)の為替相場 (1):中国は予想を上回る貿易黒字 (2):独鉱工業生産は予想を下回る (3):米雇用統計受けてドル全面高 (4):ECB総裁「スムーズに進むとは限らない」

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

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