ドル/円、160円を巡る攻防…円買い介入への警戒感高まる(NY市場の見通し)2024/6/24

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ドル/円、160円を巡る攻防…円買い介入への警戒感高まる(NY市場の見通し)2024/6/24
 

ドル/円、160円を巡る攻防…円買い介入への警戒感高まる

東京市場のドル/円は、160円台目前で伸び悩む展開。前週末の地合いを引き継ぎ、序盤に159.92円前後と4月29日以来の高値を更新しました。ただ、その後は円買い介入への警戒感が高まる中で159.60円台へ押し戻されるなど、上昇は一服しています。

今夜のドル/円は、160.00円を巡る攻防が注目されます。本日は特に重要な米経済指標などの発表が予定されていないだけに、円安・ドル高基調にも変化はないと考えられます。仮に34年ぶりの高値を更新して160.20円台に上伸すれば、さらに上昇に弾みが付くことも考えられますが、この場合は介入警戒感も一段と上昇すると見られることから値動きが不安定化しそうです。

ドル/円をテクニカル分析で見ると、移動平均線が強気のパーフェクトオーダーを形成する中、7日連続で陽線となっています。RSIは70ラインに張り付いており足元の上昇圧力の強さが窺えます。目先は160.00円の節目がレジスタンスとして意識されるとともに突破すれば上昇の勢いが増す可能性があるため注目です。

 

ドル円 日足チャート

この後の経済イベント

6/24(月)
19:10 ナーゲル独連銀総裁講演
21:30 グールズビー米シカゴ連銀総裁講演
21:30 ビルロワドガロー仏中銀総裁講演
24:30 シュナーベルECB専務理事講演
27:00 デイリー米サンフランシスコ連銀総裁講演
※☆は特に注目の材料

経済指標・イベントの結果について

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経済指標カレンダー

 

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外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe)
2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。

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円相場は1ドル=160円の心理的節目を意識した動きが続いている

円相場は対ドルで一時159円92銭と4月29日以来の安値を付けた。その後も159円台後半で推移していたが、ロンドン時間午前11時過ぎに急反発し、0.6%高の158円82銭まで戻す局面があった。

円相場は1ドル=160円の心理的節目を意識した動きが続いている。神田真人財務官が24時間いつでも介入の準備があるとけん制したが、市場の反応は限定的だった。今週は月末および四半期末週で、需給要因により円安が一段と進むリスクを警戒する声が出ている。

ドル円相場は、日本銀行が4月の金融政策決定会合で「緩和維持」を決めたことを受けて、4月26日のニューヨーク市場で一時、1ドル158円まで円安が進んだ。だが29日には一時160円台まで円が下落した後、一転、154円台と6円近く円高が進むなど荒れた展開になった。

もっとも、口先介入の効果は限られ、円相場は安値圏での推移が続く。三井住友銀の鈴木氏は160円を意識したドル買い意欲が強いことや月末・四半期末を控えた需給が交錯する中で「発言内容自体はこれまでと変わらないため、反応は限定的になった面もあるだろう」と指摘した。

神田財務官は2月、1カ月強の間に約10円も円安に動くのは「かなり急速」だと指摘した。ブルームバーグの分析によると、過去28日間のドル・円の変動幅は24日時点で6円32銭のドル高・円安。少なくとも163円までは「神田ライン」の10円に達しない計算で、介入の可能性は低いということになる。

1ドル160円を超えて円安が進むリスクは依然として残る。

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