【テクニカル】日経平均株価テクニカル分析-4月のマドも埋め戻す

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【テクニカル】日経平均株価テクニカル分析-4月のマドも埋め戻す

日経平均株価は大幅に3日続伸。連日で強い陽線を形成し、5/20につけた取引時間中の高値(39437円)を上回る展開となった。

 RSI(9日)は前日57.0%→69.3%(6/26)に上昇。前日は2週ぶりに75日移動平均線(38917円 6/26)を上回り、6/11につけた終値ベースの高値(39134円)も更新した。きょうは4/15の下落で形成したマドを完全に埋め戻しており、4/19安値(36733円)を起点とした短期波動は二段上げ目の様相を強めてきた。

 前日段階で25日移動平均線(38754円 同)や10日移動平均線(38756円 同)が上向きに転じ、きょうは75日移動平均線も上向きに転じた。当面、75日移動平均線の上昇基調を保つために、株価上昇に勢いづくかがポイントとなる。

 上値メドは、心理的節目の40000円、4/1高値(40697円)、3/22高値(41087円)などが考えられる。下値メドは、75日移動平均線、10日移動平均線、心理的節目の38000円、5/30安値(37617円)などがある。

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル 【テクニカル】日経平均株価テクニカル分析-4月のマドも埋め戻す

個別の事情には一切関係のない まさに「テクニカルな値動き」です

個別銘柄の株価が上昇するか否かは個々の事情によりますが、個々の事情を超えた力が働いて価格を動かす場合もあります。そのひとつが、テクニカルな要因による動きです。「利益を得ることを目的として技術的・戦略的に価格を動かす力」が働き、個別銘柄の事情を超えた特別な値動きが現れるのです。

1988年9月に日経225先物が、1989年6月に日経225オプション取引が始まったことで、日経平均株価は「現物株のヘッジ機能」を持ちました。それと同時に、「テクニカルな値動き」をする準備が整ったと言えます。

そのような中、もち合いの下限を割り込むと同時に新たな窓が発生しています。テクニカル分析では、もち合いを下に放れて直ぐに戻せない場合は、下降トレンドの発生が示唆されていると考えるのが一般的な判断です。

ヘッジファンドなどはこうした戦略を駆使して利益をあげており、その動向によって値動きが形作られることがあります。個別の事情には一切関係のない、まさに「テクニカルな値動き」です。マーケットに参加する以上、こうした力が働くこともあるということは理解しておくべきでしょう。

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