二重価格 障壁はおもてなし精神?

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二重価格 障壁はおもてなし精神?
[紹介元] Yahoo!ニュース・トピックス – 経済 二重価格 障壁はおもてなし精神?

飲食店での二重価格はさらに難しい

二重価格を巡る最近の議論は?

世界遺産「姫路城」(兵庫県姫路市)の入城料について、外国人旅行者は日本人の4倍の値段にすることを検討している、とした市長の発言が議論を呼んでいる。「二重価格」には賛否の声があるが、海外では当たり前という指摘もある。ほかの観光地はどうなのだろうか?浅草、鎌倉などの観光名所でも聞いてみた。

最近ではシルバー割引を見かけることも増えた。これらを差別的な二重価格と感じる人はほとんどいないだろう。なぜかといえば社会政策的、合理的な理由があると考えられているからだ。 一方、「レディースプラン」「レディースデー」などと称し、女性にだけ安い料金を表することに対しては批判的な声が上がることもある。価格を男女で区別するのは差別で許されないという意見だ。 しかし、「マーケティングの1つで事業者の自由だ」、「統計的に女性の方が収入が低いので問題ない」という肯定意見もある。「レディースデー」だけあるのは問題という認識があるのか、「メンズデー」も設けたレストランなどを見かけたことがある。

また、コロナ禍のときには「県民割」など、地元民に対して割引する制度が多く見られた。 ただし、外国人か日本人かという線引きで宿泊料金を変えることに関しては、問題ないと言い切れないように感じる。 飲食店での二重価格はさらに難しい。限られた空間で同時に飲食するからだ。同じ料理でも日本語メニューと英語などの外国語メニューで異なる価格にする方法がありえるが、これは「ぼったくり」に映る。また、スマホで画像翻訳も簡単にできる時代だ。

そこで、最近、外国人向けの「二重価格」を設定することが議論になっている。円安で殺到する外国人に高い価格を提示し、日本人と区別することの是非だ。 そもそもどこの国でも、消費者の属性によって料金が異なるケースは多い。鉄道などの交通料金や娯楽施設等の入場料などで、子ども料金は大人の半額など、当たり前のこととして受け入れられている。 障害者割引もよく見かける。また地域の自治体が運営する施設(博物館や入浴施設など)では、地域住民は安く、他の地域からの訪問客には高い料金を設定していることも多い。

・渡辺広明氏(消費経済アナリスト) 経済の停滞により世界的な物価高に遅れを取り、平成デフレが続く日本は、今後は国内の賃金上昇とともに外食やサービス業中心に訪日外国人客が物価高を後押ししていく可能性が高い。今回のアンケートで約6割が「訪日外国人の観光における二重価格に賛成」との結果は、商品やサービスの価格が上がらなければ賃金が増えないとの認識が、日本において広がった結果とも言える。訪日外国人は安い日本を求めて来日しているが、そうは言っても安すぎる価格になっているという現状があり、価格の引き上げに抵抗はなさそうだ。ただし二重価格にした場合は、例えば外食なら増量やもう一品サービスなど、少しだけメリットを出す工夫が必要になってくるのかもしれない。観光業はインバウンドに限らず、繁忙期のダイナミックプライシングによる価格アップなど、世界的に先行する価格の考え方を取り入れることも考えられる。全従業員の賃金アップを実現し、平成デフレから脱却するタイミングに来ているのは間違いない。

海外ではどうであろうか。筆者自身の経験では台湾のホテルで外国人と自国人との二重価格に接したことがある。ただし、そこでの表記は「自国民優遇料金」だった。自国民である証明書の提示で優遇料金となる。外国人価格を高くするのではなく、自国民価格を安くするという形だった。 そもそも宿泊施設の料金は予約時期、宿泊人数、個人客か団体客か、何泊するのか、予約サイトの相違などで異なるので単純比較が困難だ。また、ホテル側も部屋代の違いがクレームになることを恐れているのか、チェックイン時に料金確認を口頭で行わず、電卓で示し、隣のチェックイン客にはわからないようにしているのではと感じることがたびたびある。

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