「人手不足倒産」過去最多ペース

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「人手不足倒産」過去最多ペース
[紹介元] Yahoo!ニュース・トピックス – 経済 「人手不足倒産」過去最多ペース

2023年の人手不足倒産は過去最多の260件となりました

株式会社帝国データバンク発行の「人手不足倒産の動向調査(2023 年)」(2024年1月12日)を基に作成したものです。

人手不足を理由に事業継続を断念するケースが、本格的に増加しています。2023年の人手不足倒産は累計で260件となり、年間ベースで過去最多を更新しました。なかでも、2024年 4月に時間外労働の上限規制が適用される「2024年問題」によって人手不足のさらなる深刻化が懸念されている建設/物流業の件数は、全体の半数を占める高水準となりました。とりわけ建設業は 91 件にのぼり、過去最多かつ前年から約 2.7 倍の大幅増となりました。足元では企業の人手不足感が高まり続けている現状を踏まえると、今後も人手不足倒産は高水準で推移する可能性があります。

2023年の人手不足倒産は260件となり、統計として遡れる2013年以降で最多を更新しました。これまで最多だったのは2019年の192件で、国内景気の上向き等によって人手不足が顕著に表れていた時期でした。2020年以降は新型コロナが拡大し経済活動が制限されたなかで、一時的に人手不足感も緩和されていました。 2023年は新型コロナの感染症法上の分類が5類に移行され、本格的に「アフターコロナ」が到来し徐々に経済活動が本格化したことで、人手不足は再び重大な経営リスクとして顕在化するようになりました。4月には月次としては過去最多の30件に達し、8月以降は5カ月連続で20件以上を記録、これまでにないペースで発生し続けました。 全体の半数を占める建設/物流業は、2024年4月に時間外労働の上限規制が適用される、いわゆる「2024年問題」が懸念される業種であり、さらなる深刻化も否定できません。また、“団塊の世代” が後期高齢者に到達する「2025年問題」も大きな節目として控えるなど労働力人口の高齢化も進むなか、人材の確保がこれまで以上に事業継続を左右する時代が迫っています。

帝国データバンクが10日に発表した「人手不足倒産」についての調査によると、従業員の離職や採用難などにより人手を確保できず、業績が悪化したことが要因となって倒産した「人手不足倒産」は、2023年上半期(1-6月)累計で110件だった。2013年の集計開始以降、年半期ペースで初めて100件を超え、過去最多を更新した。業種別では「建設業」が急増し、「運輸・通信業」も大幅増だった。また、従業員や経営幹部などの退職・離職が直接・間接的に起因した「従業員退職型」の人手不足倒産は2023年上半期に33件判明。「従業員退職型」の倒産も通年で過去最多(2019年:71件)に達するペースで推移している。

足元では建設・物流業の人手不足割合は7割前後で推移し、全体(52.4%)を大きく上回る。人手不足感が高止まりし、緩和する兆しは見られない状況下で時間外労働の上限規制がスタートしたことを踏まえると、人手不足倒産は今後も過去最多を更新する可能性がある。

2023年の人手不足倒産は過去最多の260件となりました。「2024年問題」が顕在化しており、建設/物流業が半数を占めています。

東京商工リサーチによると1~9月の人手不足倒産は負債総額で417億円。この勢いで増えれば件数は400件前後、負債総額も550億円前後まで伸びそうだ。人手不足問題の表面化を受け集計を始めた25年以降、ピークは件数が340件(27年)、負債総額が541億円(25年)で、更新が視野に入った。

同調査では「4年ぶりの行動制限の無い夏季シーズンを迎え、急速な需要増加による人材獲得競争が予想されるなか、足元では賃上げ機運の高まりによる人件費の高騰が企業に重くのしかかる。建設業や運輸業などコロナ禍前より人材不足に悩む業種において、賃上げに踏み切れない、人材確保が困難な状況にある中小企業を中心に、『人手不足倒産』は高水準で推移していく可能性がある」と指摘している。

人手不足倒産を業種別でみると、「建設業」が45件で最も多く、全体の約4割を占めた。前年同期(15件)の3倍で、急増が顕著だった。現場の職人のほか、施工管理など有資格者の不足や退職により事業の継続が困難となったケースが目立った。また、「運輸・通信業」(20件)も、前年同期から2.2倍に増加した。従来から続く慢性的なドライバー不足に加え、「2024年問題」やドライバーの高齢化も課題となっており、「人手不足リスク」がさらに高まる可能性がある。

従業員の退職や採用難、人件費高騰などに起因する「人手不足倒産」は、2023年度に313件発生し過去最多を更新した。特に直近3月は49件にのぼり、月次ベースで最も多い件数となった。

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