「金(ゴールド)が激アツ!!ドルが崩れればコモディティが上昇?」|週刊 米ドルと相性抜群ランキング 2024/7/6

「金(ゴールド)が激アツ!!ドルが崩れればコモディティが上昇?」|週刊 米ドルと相性抜群ランキング 2024/7/6
 

外為どっとコムが提供するCFDサービス「CFDネクスト」の各銘柄(WTI原油、金スポット、銀スポット、天然ガス)と米ドルの「相性」(相関性)をランキング形式でまとめました。銘柄ごとの変動要因についても簡素にまとめています。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉

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「米ドルとの相性抜群ランキング」(過去1週間の対米ドルでの相関係数)

順位 CFD銘柄 相関係数
1 金スポット -0.93
2 銀スポット -0.91
3 WTI原油 -0.70
4 天然ガス 0.78

集計期間中(6/21~6/27)米ドルと負の相関が一番強かったCFD銘柄は金スポットで相関係数は-0.93だった。また銀スポットやWTI原油も強い負の相関関係を示した。米国の景気悪化懸念が高まり米ドルが(対円以外で)相対的に売られる中、米ドルで取引されるコモディティ価格に割安感が出たようだ。

※米ドル建てで取引される資源は一般的に米ドルの動向と負の相関(逆相関)が強いと言われている
数値が-1.0に近いほど米ドルの動きが直近の価格動向に影響を与えていたと考えられる
※資源価格は需給など様々な材料の影響で変動するため、必ずしも米ドルと負の相関関係が続くわけではない

WIT原油の変動要因と過去3カ月の値動き

ポイント:WTI原油価格は、地政学リスクを意識した取引

原油相場の変動要因は以下の通り

NEW!・米エネルギー省の週報で米国内の原油やガソリン在庫が予想以上に減少していた
     ・イスラエルとレバノンのシーア派組織ヒズボラとの交戦が強まっていることや、ウクライナとロシアを巡る懸念が再び高まっている。
     ・石油輸出国機構(OPEC)プラスは6月2日の閣僚級会合で今年末までの予定だった協調減産を2025年末まで継続することで合意した
     ・中国景気の回復期待が同国での原油需要拡大予測に繋がっている
     ・北半球の夏季はドライブシーズンとされ、ガソリン需要は増加しやすい 

天然ガスの変動要因と過去3カ月の値動き

ポイント:天然ガスは、気温の低下予測が下落要因

天然ガス相場の変動要因は以下の通り

NEW!・米エネルギー情報局(EIA)の週報では、米国内の天然ガス貯蔵量は32Bcfの増加と市場予想(30.00cf増)を上回った。(6/28時点)
※Bcf=10億立方フィート
NEW!・例年より気温が高くなると予想されていたが、来週は気温が下がると予想されている。
    ・米エネルギー情報局(EIA)の短期見通し(6月)では、2024年の天然ガス生産量が1%減少を予想しており、価格上昇圧力となっている
    ・米国内のLNG施設の停止で、米国内で供給過剰が起きている
    ・米バイデン政権は2024年1月にLNGが環境に与える影響を評価するためにLNGを新たに輸出する際の許可を一時的に凍結    

金(ゴールド)スポットの変動要因と過去3カ月の値動き

ポイント:金(ゴールド)スポット価格は、ジリ高だが2300ドル台前半を中心としたレンジを抜けきれず

金(ゴールド)スポット相場の変動要因は以下の通り

    ・イスラエルと、ヒズボラとの間での全面戦争が近づいているとの懸念が強まっている
    ・5月20日に史上最高値となる2454.20ドルを記録
    ・米国の金利高止まり長期化懸念によるドル買いが貴金属相場の重石
    ・中国やインドでの需要は引き続き強い
     

銀スポットの変動要因と過去3カ月の値動き

ポイント:銀スポット価格は、直近レンジを抜けきれず

銀スポット相場の変動要因は以下の通り

     ・中国の製造業の回復と太陽光パネルの需要増加から銀価格の上昇を後押し
     ・金同様に装飾需要がある
     ・幅広い産業需要があり、需要の5割以上が工業用需要。そのため経済が上向くと銀の需要が増える
     ・太陽光パネルなど幅広く使われているため、ここ数年は供給不足気味
     ・価格が低い分変動率が大きくなってしまう

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外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。

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逆に米金利が低下するとドルも下落し 金の相場が高騰します

2020年4月現在、世界は新型コロナウイルスの脅威にさられています。この“コロナ・ショック”を受け、“安全資産”と謳われる金に着目する投資家が急増。 同年3月の国際価格は1,691ドル/1TOZまで高騰し、その勢いは止まることを知りません。まさに「有事の金」が注目されている状況といえます。

ここで気になるのが、「もしもこれから、新たな金鉱脈が発見され採掘量が増えたら、金相場はどうなっていくのか」という点です。 金を欲しがる人が増えたとしても、それ以上の供給量が確保されれば、当然金相場の急落にもつながり得るといえるでしょう。

ドル建ての金相場が急落している場合も、その下がり幅が円建ての場合と一致しているとは限りません。最終的な価値判断は円建てで行う必要があります。

つまり、理論上採掘可能な量があったとしても、現実的な供給量が増えるとも、金の価格が下がるともいえないということです。

通常、米金利が上昇すればドルが高騰し、金価格は下落。逆に米金利が低下するとドルも下落し、金の相場が高騰します。 金の相場はドルと米金利、それぞれと逆相関関係にあるわけです。また、世界情勢も金の相場に影響を与えます。

「日本での買取価格」という点で金の価値を考える場合、金そのものの価値のほかにも意識しなければならない要素があります。それが、為替の変動です。

お客様が行った貴金属地金の売買について、お客様は成立した取引に係る売買契約の解除を請求することができません。

長期的には、急落の可能性が低いといわれる金。しかし短期的な目線でみれば、少し状況が変わってきます。

人類史上、金の価値は変動を続けています。ときには、急落といわれる価値変動も起きました。 しかし、それもあくまで重要と供給のバランスによるものであり、金そのものの価値がなくなったことはありません。

その結果、今まで35ドルで金と交換可能だと思っていたドルの価値は急速に下落しました。その後、ドルの金に対する交換レートを42ドルに引き上げ、ドルと各国通貨との交換レートも変更されました。円は360円から308円に切り上げ(ドルの切り下げ)られます。しかし、ドルの切り下げが起きたとしても絶対的な価値基準だった金とドルの固定レートでの交換が停止された訳ですから、ドルの信任が低下している以上、この固定為替レートも有名無実なものとなります。

戦争やテロ、そしてあらゆる経済リスクが低く、順調に経済成長を遂げているような場合には、「金」よりも「株」などの持つことで利益を生むものに投資をした方がはるかにもうかるでしょう。

この価値は、金の化学的な性質に由来しています。 金は極めて酸化や腐食に強い金属です。さらに、一度溶解したとしても再び金として再生できます。

金は、極めて稀少な貴金属であり、その点が高く評価されています。古くから金とともに歩んできた人間は、すでに多くの金を、地球から採掘してしまったといわれています。

実際に金の供給量は残されている資源の問題よりもコスト的な問題で頭打ちとなっています。 たとえ新たな技術が生み出され、金の採掘量が増えたとしても、金相場が急落する可能性は低いのではないかと予想されています。

お預かりする金・銀地金は、ロンドン貴金属市場協会(LBMA)の受渡供用品銘柄として規定された純度99.50%以上の金、及び純度99.90%以上の銀地金です。プラチナ地金は、純度99.95%以上のロンドンプラチナ&パラジウム市場(LPPM)の受渡供用品銘柄として規定されたプラチナ地金です。

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