価格逆転 豚肉が牛肉より高い店も

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価格逆転 豚肉が牛肉より高い店も
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価格逆転 豚肉が牛肉より高い店も

鶏肉や豚肉に比べて、牛肉の値段が高いのは農家さんの牛に対する 愛情の証 なのです。

牛肉消費面では、国産牛肉の価格が諸外国に比べ高いことが消費者やマスコミから批判の対象にされ、アメリカ、オーストラリアから牛肉の輸入自由化を求める要求が強まり、昭和57年には輸入牛肉の枠を大幅に拡大することでアメリカとの合意がしました。

1873年(明治6年)の『東京日日新聞』には「豚肉は健康に良くないので食べないよう」との投書が掲載され、1877年(明治10年)の『朝野新聞』には「洋食洋医を宮中より斥けよ」との記事が掲載され、1880年(明治13年)の『郵便報知新聞』は、牛肉食で耕牛が減少したため、食糧生産が大幅に減少したと報じています。

なぜ豚肉が高騰している?

そしてこの頃には、大衆的中国料理店が増え始めて、支那そばのチャーシューとして豚肉の消費が伸びました。

やがて内臓肉も専門業者を通して流通するようになり、都市部では屠畜場周辺以外にも低価格の肉料理として広がりますが、内臓食は決して一般的ではありませんでした。

 斎藤月岑日記には「近頃のはやりもの」として牛肉、豚肉などが挙げられ、食肉業者が増えたことにより、1871年(明治4年)には「屠場は人家懸隔の地に設くべし」との大蔵省達が出されました。

昭和50年代は経済の安定成長期であり、牛肉の需要が強かったですが、畜産物全体では需要の大きな伸びが期待できない時期に入り牛乳の生産調整も始まり、牛肉は唯一需要の伸びが期待される畜産物と言われ、子牛価格も高騰しました。

松屋では、先ほど午後3時に価格を改定しました。400円の牛めしの並盛りを30円値上げするのをはじめ、牛焼肉定食やカルビ焼肉定食などは50円の値上げとなりました。松屋では主にアメリカとカナダ産の牛肉を使用していて、円安の影響で仕入れ値が高騰したため値上げに踏み切ったということです。■訪れた人「きょうのお昼、遅めだったので、15時からって知らなくてもったいなかったなって。」「30円だったら変わらないです。しょうがないんじゃないですかね。お店も困るでしょうし。」先の見通せないミートショック。食卓などへのさらなる打撃が懸念されます。

酪農家は生まれた子牛を肥育素牛としてできるだけ高く売ることを考えて黒毛和種を交配したF1子牛を生産するようになり、肥育農家も高い肉専用種の素牛の導入から一部をF1に切り替える傾向も現れ、繁殖肥育一貫経営も広まり始めましたが、高い素牛の反動で肥育経営は苦しくなり、その反動で昭和56、57年には子牛価格が暴落し、この状態はかつてない長い期間続き回復も緩やかでした。

福岡市東区のスーパーを訪れると「ミートショック」の影響がすでに出ていました。■中村安里フィールドキャスター「スーパーの精肉コーナーです。牛肉を見るとすべて国産で、アメリカ産は一つもありません。」もともと「安さ」が売りのアメリカ産牛肉でしたが、ことしに入り、仕入れ値が2、3割上がったことから、スーパーでの取り扱いを一時的にやめているということです。■エムズ美和台店・久松浩一店長「牛肉自体の売り場としては、こちらからここまで。アメリカ産がなくなった分は、加工品で何とか売り場を作っています。」今や国産と変わらない価格になっているアメリカ産牛肉。仕入れを再開する時期は見通せていません。■久松店長「鶏・豚に比べて単価が高いので、その分、売れる商品がないということで少し売り上げは落ちます。」

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