ドル・円は弱含みか、米9月利下げ示唆なら下落基調に

ドル・円は弱含みか、米9月利下げ示唆なら下落基調に

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欧米市場オープニングコメント

「ドル・円は弱含みか、米9月利下げ示唆なら下落基調に」
 31日の欧米外為市場では、ドル・円は弱含む展開を予想する。日銀の国債買入れ減額と追加利上げを受け、円買い先行の見通し。一方、米連邦公開市場委員会(FOMC)で9月利下げが示唆されれば、ドル売りが強まる可能性があろう。
 30日の取引で日米中銀の政策発表を控え動きづらいなか、この日のJOLTS求人件数や消費者物価指数は予想よりも強く、成長期待のドル買いが先行。その後様子見ムードが広がるとドル買いは一服し、ユーロ・ドルは1.08ドル台に再浮上、ドル・円は152円台に失速した。本日アジア市場は日銀金融政策決定会合が注目され、ほぼ想定通りの規模の国債買入れ減額と追加利上げを受け円買いが強まり主要通貨を下押しした。この後の海外市場は米FOMCにおける政策決定が焦点となる。政策金利の据え置きはすでに織り込まれたが、9月から年内2回の利下げが示唆されると市場では予想されている。足元の米インフレ指標は顕著な鈍化は示されておらず、市場観測ほどハト派的でない可能性も。ただ、年内の利下げは確実視され、金利安・ドル安の方向に振れやすい展開に。また、日銀の金融正常化方針が改めて材料視されれば円買い圧力は続くだろう。

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[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル ドル・円は弱含みか、米9月利下げ示唆なら下落基調に

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ここまでの取引レンジは、ドル・円は150円05銭から150円98銭、ユーロ・円は162円20銭から163円37銭、ユーロ・ドルは1.0806ドルから1.0827ドル。

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