【テクニカル】日足テクニカル・豪ドル円=7/31高値を抵抗に戻り売りスタンス

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【テクニカル】日足テクニカル・豪ドル円=7/31高値を抵抗に戻り売りスタンス

大陰線引け。転換線は基準線を下回り、遅行スパンは実線を下回り、雲の下で引けていることで、三役逆転の強い売りシグナルが点灯中。2手連続陰線で依然として転換線を下回って引けており続落の可能性が示唆されている。

 本日は7月31日の高値を抵抗に戻り売りスタンスで臨み、同水準を上抜けた場合は一旦手仕舞い。

レジスタンス1  100.15(7/31高値)

前日終値     98.12

サポート1    96.90(3/11安値)

(山下)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

[紹介元] 外為どっとコム マネ育チャンネル 【テクニカル】日足テクニカル・豪ドル円=7/31高値を抵抗に戻り売りスタンス

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チャートを分析することは、市場の動きを知ることになり、多数派の動きを知る術となる米ドル/円は、明日(7月31日)の日銀会合と、その後、日付を越えてからのFOMCに注目が集まっている模様です。日銀が金融引き締めに動けば円が買われ、FOMCが金利引き下げに動けば米ドルが売られると、ファンダメンタルズでは考えるようですが、私にはわかりません。メルマガ内で開催しているオンライン交流会でもお話していますが、私は未来を予想して賭けるより、相場の多数派を見つけて、それに便乗することで利益を狙うスタイルです。そのためにチャートを使っています。チャートの分岐点は、市場の売り手と買い手の分岐点そのものです。よって、これを適切にチャート分析することで、多数派に乗りやすくなると考えているわけです。ただ、それがワクワクして面白いかと言われれば、たぶんそうではないと思います。でも、私はFXで面白さより利益を追求しており、これでいいと思っています。先々週のコラムでお伝えした、161円台で買い手が利益確定売りをしたであろうという動きは、チャート分析から導いていて、メルマガでは161円台半ばからの売り戦略を配信しています。世界中の取引の結果は、すべてチャートに反映されます。私たちのFX取引もこの中に含まれていますし、巨額の取引をする金融機関やファンドの取引も反映されています。だから、チャートを分析することは、市場の動きを知ることになり、多数派の動きを知る術となります。米ドル/円が151.93円で下げ止まったのは、介入で当局が押し下げた151.84円があるから。下抜けると140.24円に向けた動きに米ドル/円相場は、7月25日(木)安値151.93円で下げ止まっています。これは誰が見てもわかります。重要なのは、なぜここで止まったかをチャートから考えることです。そうすることで、売り手や買い手がどう動きたいのか、どう動いたら相場が傾いてトレンドが出るのかを、頭の中であらかじめシュミレーションしておくことができます。7月25日(木)安値151.93円のすぐ下には、5月3日(金)安値151.84円があります。この151.84円は、4月29日(月)からの介入で当局が押し下げた安値です。ということは、ここを下抜けると、介入開始後の安値を更新することになり、ここは大きな分岐点です。米ドル/円の日足週足で、ダウ理論はすでに下向きに転換していますが、月足では依然としてレンジ内です。月足レンジ下限は昨年(2023年)12月28日(木)安値140.24円です。このため、151.84円を割り込むと、140.24円に向けた動きになる可能性が出てきます。ここからまだ10円下の可能性を考えることができ、こうした動きが出た時に早くから乗れば、利益が期待できます。一方、この151.84円を割れなければ、ここが米ドル/円にとって強い壁であることが確かめられます。151.84円の壁の下抜けを試す動きになるのか、諦めてレンジ内を戻す動きになるのかで、次の戦略を考えることができます。テクニカルトレーダーにとって大事なのは、日銀やFOMCの金融政策ではなく、その結果、151.84円を割るかどうかこのようなチャート状況で、明日の日銀会合とFOMCを迎えるので、市場は151.84円を割るかどうかに注目しているわけです。私たちテクニカルトレーダーにとって大事なのは、日銀やFOMCの金融政策ではなく、その結果、相場がどちらに動くかということだけです。政策がどうであろうと、私たちに関係はありません。それを示すように、7月25日(木)以降の日足チャートは、相場が迷っていることが示しています。売り手と買い手の動向をチャートから推測すると、積極的な売りが多いわけでもないけれど、積極的な買いも増えていないだろうということです。だから、膠着します。7月25日(木)は151.84円に接近したので、ここでいったん売り手の利益確定買いで戻しています。もちろん、新規の買い手もいたかもしれませんが、買い手はその後、上がらないから利益確定するか撤退します。よって上値が伸びません。翌日の7月26日(金)の日足は上下にヒゲを出していて、こうした動きが読み取れます。つまり、買い手も売り手も既存ポジションを縮小しているか、逆に新規ポジションを増やしているかですが、日米の大きなイベントを前にしたら、運試し的に新規の買いか売りかに賭けるより、ポジションを縮小して利益を確保したり、イベント後の動きに備える方が堅実に思えます。市場の値動きという事実だけを追うトレード方法は、個人投資家にとってシンプルで、雑念や玉石混交の無数の情報を遮断できるので、判断で迷いにくい方法だと思います。

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