神田前財務官 円安対応への本音

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神田前財務官 円安対応への本音
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神田前財務官 円安対応への本音

財務省の神田財務官は9日朝、記者団に対し、外国為替市場で歴史的な円安ドル高の局面が続く中、政府・日銀による市場介入について「いつでもやる用意があり、極端に言えばきょうやるかもしれないし、あしたやるかもしれない。必要があればいつでも適切な行動をとる」と述べ、市場の動きをけん制しました。一方で、先月から今月にかけて政府・日銀が市場介入を実施したかどうかについては「介入の有無についてわれわれはコメントするつもりはない」と述べ、政府として対応を明らかにしない考えを改めて示しました。また神田財務官は、ドル売り円買いの市場介入に使われる資金的な原資について「世の中で言われている『こういうところが限界ではないか』ということは全く間違っている」と述べました。

財務省で2021年から3年間、為替政策や国際交渉を担った神田真人財務官(59)が31日付で退任した。円安が進んだ局面で投機筋の動きをけん制する発言を繰り返し、市場から動向が注目されてきた。政府は近く、神田氏を内閣官房参与に任命する見通しで、国際経済などの分野で助言を期待する。

神田氏は、政府・日本銀行が22年9月、急激な円安を是正するため24年ぶりに行った円買い・ドル売りの為替介入の実務を指揮した。介入直前には記者団に「スタンバイな状態だ」と明かし、いつでも介入が可能であると強く示唆した。

神田氏は今春から、国際収支を分析して日本経済が抱える課題を議論する有識者懇談会も主宰してきた。国際競争力を強化するための提言を報告書にまとめ、7月2日に公表した。

神田氏、財務官時代にどう注目された?

――円安を是正するために、4~5月に円買い・ドル売りの介入を行った。市場に対するメッセージや効果は。

“歴史的円安”対応の陣頭指揮を執ってきた、財務省の神田財務官が7月末で退任しました。退任に先立ち日本テレビは、神田氏に単独でインタビュー。「常在戦場」「出張には端末5台」「介入は効いている」。明かされた円安対応への“本音”と介入の“裏側”とは…。単独インタビューの「全文」を公開。

三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩氏は「神田氏の発言は『財務省が目を光らせている』というメッセージになった」と評価した。神田氏の後任に就いた前国際局長の三村淳氏(57)については「基本姿勢は変わらないだろう」とした。

歴史的な円安局面が続く中、財務省の神田財務官は政府・日銀による市場介入について「必要があればいつでもやる用意がある」と述べ、市場の動きをけん制しました。

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