【見通し】今日の株式見通し-軟調か 先物が大幅安を示唆 米国株は上昇も終盤失速

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【見通し】今日の株式見通し-軟調か 先物が大幅安を示唆 米国株は上昇も終盤失速

東京市場は軟調か。米国株は上昇。ダウ平均は294ドル高の38997ドルで取引を終えた。景気後退に対する過度な警戒が和らぎ、直近の下げに対する押し目買いが入った。ただ、一時700ドル超上昇したものの終盤にかけては値を消しており、引け味は良くなかった。米10年債利回りは上昇。ただ、ドル円はそれほどドル高(円安)には振れておらず、足元では144円50銭近辺で推移している。

 米国株の上昇に連れ高したいところではあるが、CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて635円安の33605円、ドル建てが520円安の33720円(6日の日経平均終値は34675円)で取引を終えており、大幅安スタートを示唆している。夜間先物も33400円で終えており、ADRでは下落している銘柄が多い。米国株も強い反発とは言えなかっただけに、日本株は前日大幅高の反動で売りに押されると予想する。場中はドル円動向に神経質となるだろう。145円を下回る水準では外需は買いづらく、円高に振れるようならリスク回避ムードが強まる展開も想定される。米国株が終盤に失速しているだけに、引けまで不安定な動きが続きそうだ。日経平均の予想レンジは33000円-34200円。

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

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なお、ナイト・セッションの日経平均先物は大証終値比1530円安の3万6420円まで急落した。

ユーロ円は5日続落。終値は161.18円と前営業日NY終値(162.36円)と比べて1円18銭程度のユーロ安水準。アジア時間に一時160.89円と3月12日以来の安値まで下落した反動で買い戻しが先行。22時過ぎに一時162.89円と日通し高値を付けた。ただ、買い戻しが一巡すると次第に上値が重くなった。米国株相場や日経平均先物の大幅下落に伴うリスク回避の円買い・ユーロ売りが入り、取引終了間際には161.10円付近まで押し戻された。

円高・ドル安を受け、海外短期筋から先物売りが断続的に出て、日経平均を下押しした。市場では「海外勢による日本株の評価に変化がみられる。ここまで円高が進むと、企業業績への懸念などもあり、日本市場から資金を移す動きは止まらないのではないか」(国内信託銀行の投資調査部長)との声が聞かれた。相場急落で追い証(追加証拠金)が発生した個人の売りや、相場の流れに追随するCTA(商品投資顧問)などの売りも巻き込み、相場の下げが加速した。

本日の東京外国為替市場のドル円は、今夜発表される米7月雇用統計への警戒感や3.9%台に低下している米10年債利回り、そして主要な株価指数の下落などから上値が重い展開が予想される。欧米の株式市場の下落を受けて、ナイト・セッションの日経平均先物は一時大証終値比1530円安の3万6420円まで下落しており、本日の東京株式市場も大幅下落が想定されるため、円買い圧力が高まることになる。

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