日経平均 プロの予想「上値トライの動き。下値リスクを残した状態。」チャート分析 2024/8/9

日経平均 プロの予想「上値トライの動き。下値リスクを残した状態。」チャート分析 2024/8/9

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【日経平均】上値余地を探る動き。

直近の日足は前日の陽線の値幅内に実体の小さい陽線が入り込んだ形となりました。終値ベースで35,000円台を割り込んでおり、下値リスクを残した形ですが、一方で下値を切り上げる流れに入っており、34,000円台の足元が固まりつつあります。トレンド自体はまだ弱いものの、底打ち、反転の流れに入った可能性が高く、短期的には押し目買いが進め易くなっています。また、昨日の海外市場では株価続伸の流れを受けて大幅高となっており、今日の東京市場では壁となっていた35,000円台をしっかり上抜けて上値トライの動きが強まると見られます。但し、この場合でも上値を切り下げる流れは変わらず、38,400~38,500円を上抜けて終えるまでは下値リスクにも注意が必要です。また、34,000円を再び割り込んで終えた場合は、下値リスクが点灯します。上値抵抗は35,400~35,500円、35,800~35,900円、36,200~36,300円に、下値抵抗は34,800~34,900円、34,200~34,300円、33,700~33,800円、33,400~33,500円、32,900~33,000円にあります。

© 2024 オフィスフレア/川合美智子
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日経平均 プロの予想 上値トライの動き

一方、不安定な相場環境のなか、予想を上回る決算や上方修正を発表した企業への物色が見られます。8月1日は日経平均株価が大きく下げるなか、上方修正を発表したアドバンテスト(6857)が大幅に続伸。2日も全面安のなかでコナミグループ(9766)や日本ハム(2282)、日本製鉄(5401)などには決算評価からの買いが入りました。決算発表シーズンがピークを迎えるなか、決算を手掛かりとした個別物色の流れになりそうです。

日経平均株価は、8月2日の急落によって200日移動平均線や52週移動平均線を割り込みました。日足のボリンジャーバンドでも「−3σ」に近づいてきたことから、テクニカル面では“売られ過ぎ”が意識されやすい水準と言えます。

*10:14JST 東京為替:日経平均の下げ幅縮小でドル売りは一段落 8日午前の東京市場でドル・円は146円20銭台で推移。 146円79銭まで買われた後、145円44銭まで反落。...

次に、円高が進む可能性や、米国株が調整リスクなどを考慮して、日経平均の上値は重くなりつつあります。東証プライムの今期業績(会社予想)が現時点の集計で減益となっていることも、警戒材料となっています。日本株は、短期的には、スピード調整のリスクを警戒した方がよいと思います。

2024年5月7日: 円高でも日経平均は崩れない?景気・企業業績は良好(窪田真之) 2024年4月23日: 積み立て投資を始めた途端に荒れ相場!どうすべきか?(窪田真之) 2024年4月4日: 決算への注目高まる。1-3月期は良好と予想。

  来週(8月5〜9日)の日経平均株価は、今週に引き続き不安定な相場展開となりそうです。

かなり先かもしれませんが、日米金利差が縮小に向かう時には、円高が進む可能性があります。これまで「円安株高」が長く続いてきただけに、円高が進む局面では、日経平均が売られる可能性を警戒した方がよいと思います。

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