台風5号お盆休み直撃 交通に影響

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台風5号お盆休み直撃 交通に影響
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台風5号お盆休み直撃 交通に影響

日本の南の海上では現在、真夏の主役である太平洋高気圧にぽっかりと穴が開いた状態となっています。台風の発達を抑制する高気圧の“ふた”がはずれているなかで、台風5号が発生。高気圧を避けるようにして北上するなかで、次第に東の高気圧が強まって、進路を西へ変えていく可能性があります。東北太平洋側に台風が上陸すれば、2021年台風8号以来3年ぶり、台風5号が予報円の東寄りを進んで北海道に上陸すれば、2016年以来のこととなります。

8月8日時点では、三陸沖の海面水温は27度を超えており、北海道の南の海域では平年より4度以上も高くなっています。連休は台風5号の接近に伴い、普段雨の少ない地域に発達した雨雲がかかって激しい雨が降り、土砂災害や河川氾濫の危険度の高まるおそれがあります。

台風への備えは十分にできていますか?

台風5号は12日朝、岩手県大船渡市付近に上陸し、現在、東北地方の北部を横断中です。台風5号の影響で交通機関にも運休や遅れなどの影響が出ています。

東北地方中心に北日本の太平洋側では11日(日・祝)から12日(月・振休)ごろにかけて、暴風や高波、大雨に警戒が必要です。関東の沿岸でも高波に十分注意が必要で、海水浴は安全第一で楽しむようにしてください。西日本や東海地方では台風5号による直接の影響はなく、3連休はだいたい晴れて猛烈な暑さが続くでしょう。

ちょうど1年前のお盆期間にも、日本列島には台風が直撃していました。海水温の高まった日本海で雨雲が発達し、2023年台風7号の影響で鳥取県には大雨特別警報が発表され、近畿地方の日本海側でも大雨となりました。猛暑が日本周辺の海をどんどんと暖めており、本格的な台風シーズンはこれからです。台風5号の影響を受けない地域でも、今後の台風接近に備えて、非常用品や避難場所・経路を確認するようにお願いします。

8年前の2016年は、統計開始以来初めて北海道に3つの台風が上陸しました。また史上初めて東北太平洋側(岩手県)から上陸した台風10号では、東北と北海道で大雨による土砂災害や河川の氾濫が発生しました。経験的に台風の影響を受けることの少ない地域に相次いで台風の襲来したことで、北海道ではじゃがいもの収穫量が大きく減少し、ポテトチップスの製造にも大きな影響が出ました。

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