<08月13日>、イランがイスラエル攻撃の可能性~

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<08月13日>、イランがイスラエル攻撃の可能性~
<08月13日>

P&Fでは~
変化なしです。

昨日は148円台に入りましたが・・・
イランがイスラエルを攻撃する可能性ということで米10年債利回低下。
ドル円は147円前半に戻されてます。
リスク回避の円買い復活なのか?という感じですがどうなのでしょう・・・
専門家の動画などでは「円キャリーの大幅減少」が話題ですが、懐疑的な方もいます。
まだ、残ってるという考えもあります。
本日は、米国PPIがあります。
その前に英国の雇用統計があります。
失業率が悪化予想で、賃金上昇率も悪化予想だそう。
この賃金上昇率がけっこう重要だという話ですが日本のFX会社からは発表されないそうです。
ということで短期で昨日の上がったところからポンド円をショートにしてます。
リスク回避の動きになった時に下がりそうならもう少し維持するかもしれません。
何もなければ早め利食いしたいところです。

(個人的な見解ですので、投資は自己責任でお願いします。)

[紹介元] ポイント&フィギュアでFX <08月13日>、イランがイスラエル攻撃の可能性~

08月13日 イランがイスラエル攻撃の可能性

専門家によればイスラエルに与えられた選択肢はごくわずかで、いずれも代償を伴う。とりわけイスラエルはガザ地区でハマスとの凄惨な戦闘に巻き込まれ、すでに6カ月が経過している。イランの支援を受けた近隣の複数の武装勢力とも衝突が続いている。

またイランに対してイスラエルが対応しなければ、「情勢が沈静化し」、現状維持の状態に戻るだろうと米国は確信しているとも語った。

なお、4月19日の攻撃の詳細はまだ不明だが、イスラエルは、イラン領土に到達する攻撃手段として、ドローンに加えて、戦闘機(F15など)、潜水艦発射型の巡航ミサイル(ドルフィン級潜水艦に搭載)13、弾道ミサイル(エリコ)を持つ。有人機での攻撃が可能な分、イスラエルはイランよりも多くの攻撃手段を持つ。そして、イスラエルは、①ロケット弾などを迎撃するアイアンドーム、②ロケット弾などに加えて短距離弾道ミサイルまでを迎撃するダビデスリング、③弾道ミサイルを迎撃するアロー、などから成る重層的な防空システムを持つ。弾道ミサイル防衛システムであるアローについては、イスラエルは従来から「アロー2」を運用していたが、それに加えて、2023年11月から「アロー3」をも運用しており、同国の弾道ミサイルへの対処能力はさらに向上している14。これに対して、イランはロシアから購入したS300地対空ミサイルシステムなどを保有しているので、一定の防空能力を有するが、弾道ミサイルの迎撃能力をほぼ持たない15。また、2020年1月には、イラン革命防衛隊の航空宇宙軍(空軍に相当)の防空部隊が、旅客機を巡航ミサイルと誤認して撃墜して乗員乗客176人全員が死亡した事件が起きており16、つまり、イランの防空能力はイスラエルに比べて脆弱である。

CNNが取材した米国政府高官および情報当局関係筋いわく、イスラエルの軍事報復は規模が限定されると予想される。別の情報筋によると、米国はイスラエルがイラン国内で局所的かつ限定的な攻撃を検討しているとの情報もつかんでいる。

イスラエルの視点では、(在シリア・イラン大使館への攻撃への関与を認めたとしても、)イスラエルはシリア領内のイラン在外公館敷地を攻撃したに過ぎず、イラン本土を攻撃していなかったのに、イランがイスラエル領土を攻撃した12ので、エスカレーションを行ったのはイランとなる。だから、このエスカレーションに対して、反撃が必要とされる。そして、4月19日、イスラエル軍はイランの中部イスファハンを攻撃したとみられる。これが事実であれば、長年にわたりサイバー攻撃や暗殺などの各種破壊活動を水面下で繰り広げつつも、軍による直接攻撃を回避してきたイランとイスラエルは、ついに軍が互いに相手国領土を攻撃する事態に至った。但し、イスファハンへの攻撃の被害はわずかとみられ、これは、さらなるエスカレーションを回避したいとのイスラエルの意思を反映している。

スターマー英首相はイランのペゼシュキアン大統領と話し、イランがイスラエル攻撃を控えるよう求めるとともに、戦争は誰の利益にもならないと語った。英首相府報道官が明らかにした。

イスラエルもアラブ諸国との関係修復という大きな課題を背負っている。アラブ諸国の一部はイランとペルシャ湾を挟んで位置し、米軍が駐留しているため、イランと同盟関係にある武装集団から攻撃を受けてきた。そうした国々はイランとイスラエルとの間で微妙なバランスを取ろうとし、自国の安定と石油輸出という観点から両国の全面戦争の影響を懸念している。

だがヨルダンはドローン迎撃にこそ絡んだものの、ネタニヤフ政権を糾弾する姿勢を隠してはいない。CNNのベッキー・アンダーソン氏とのインタビューに応じたヨルダンのアイマン・サファディ外相は、イランの立場への賛同を示唆。ダマスカスにある外交施設を空爆されたことへの報復だとするイランの見解を支持しているようだった。

イランのエブラヒム・ライシ大統領は15日、「イランの国益に対するどんなに些細(ささい)な攻撃も」「激しく、大規模な、痛みを伴う」報復を招くだろうと牽制(けんせい)し、イスラエルを攻撃したことについては「正当な防衛行為だった」との見方を示した。

その一方で、「国際的な信用」を利用するのはイラン政府への攻撃、またはガザの都市ラファ侵攻のいずれか一方にするべきだという意見もある。イスラエルは100万人以上のパレスチナ人が避難生活を送るラファをハマスの最後の拠点と見なしている。予定されていたラファへの地上作戦は、世界各国からの一斉反発を受けて延期されていた。

米国の同盟国はイランによる攻撃が地域全体を巻き込む戦争に拡大することを恐れており、その阻止に全力を尽くしている。現在各国はイスラエルとハマスのガザ停戦協議の進展に向けて取り組んでいる。

イランの攻撃は米英仏をはじめとする同盟国、およびヨルダンの援助で阻止された。

イスラエル政府関係者は15日、現在検討中の軍事対応案のひとつとして、イランの施設への攻撃をCNNに挙げた。イラン政府にメッセージを発信しつつ死傷者を出さずに済むだろうという考えだが、至難の業であることはイスラエルも認識していると政府関係者は付け加えた。

4月1日に、シリアの首都ダマスカスでイラン大使館領事部がイスラエル軍によるとみられる空爆を受けて2、イラン革命防衛隊の対外作戦部隊「クッズ部隊」のザヘディ准将ら複数の将官が殺害されており3、イランの攻撃は、これに対する報復である。なお、革命防衛隊を含むイラン軍において、事実上の最高位は少将であるため、准将は上から2番目のかなり高い階級である。

2023年10月に始まったハマスとイスラエルの交戦は、間もなく、「ハマス、及び、ハマスに連帯する親イラン諸勢力」とイスラエルの交戦に拡大し、さらに今回、「ハマス、及び、ハマスに連帯する親イラン諸勢力、及び、イラン」とイスラエルの交戦に拡大した。イスラエルが中東諸国の正規軍と交戦するのは、1973年の第4次中東戦争、もしくは、イラク軍がイスラエルをミサイル攻撃した1991年の湾岸戦争、もしくは、2010年にイスラエルとレバノンの国境地帯で両国軍が衝突して以来、10年以上ぶりのことである。

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